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企業動向 2025.05.02

スマートグラス「Ray-Ban Meta」の売上は3倍に Metaが2025年第1四半期決算を発表

Metaは2025年第1四半期の決算を発表しました。全社売上高は前年同期比で16%増加し、423億1,400万ドル(約6兆515億円)となりました。また、営業利益も27%増の175億5,500万ドル(約2兆5,102億円)でした。一方で、XR/メタバース事業を担うReality Labs部門の売上高は4億1,200万ドル(約589億円)となり、前年同期比で6.4%減少しています。同社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏はスマートグラス「Ray-Ban Meta」の売上が前年同期比で3倍に増加したと明らかにし、AIを活用したデバイスが今後の重要な売上の柱となることを強調しました。


XR/メタバース事業を担当するReality Labs部門の売上高は4億1,200万ドル(約589億円)で、前年同期から6.4%減少しました。主にMeta Questの売上減少が原因ですが、一方でスマートグラス「Ray-Ban Meta」の売上は増加しています。

同部門の営業損失は42億1,000万ドル(約6,020億円)に達し、前年同期比で9.5%拡大しました。Metaはメタバース関連技術やグラス型デバイスへの投資を継続しており、研究開発やハードウェア製造に積極的な資金投入を行っています。


ザッカーバーグ氏は、AIがMetaの全事業領域を変化させつつあるとしており、広告精度の改善やユーザー体験の向上、企業間メッセージングの強化、AIアシスタントの提供、そしてAI活用デバイスの展開を主要な注力分野に挙げています。特に、AI活用デバイス戦略に関連しては「メガネ型デバイスはAIおよびメタバースの双方に最適なフォームファクターである」と強調しました。

同社のスマートグラス「Ray-Ban Meta」に関しては、販売数が前年から3倍に増えただけでなく、ユーザーが日常的に利用する頻度も高まっているとのこと。また、同社CFOであるスーザン・リー氏によれば、Ray-Ban Metaの月間アクティブユーザー数は前年比で4倍を超える伸びを示しているほか、音声コマンド機能を使用するユーザーの増加も著しい、とのことです。

ザッカーバーグ氏は「現在世界中で10億人以上が日常的にメガネを使用しており、今後5年から10年の間にAI活用スマートグラスへの移行が加速する可能性がある」「今年後半にはEssilorLuxotticaと共同で新たな製品を発表する予定であり、スマートグラス市場の拡大や新たな技術の追加に取り組む」と今後の展開を明かしつつ、市場の普及拡大に期待を示しています。

Metaは2025年通年の設備投資額予測を前回決算時での600億~650億ドル(約8,580億~9,295億円)から、640億~720億ドル(約9,152億~1兆296億円)へと引き上げました。この増額は、AI活用支援のためのデータセンターへの投資強化と、インフラ・ハードウェア関連コストの増加を見込んだ結果としています。

なお本記事では、2025年5月1日時点での為替レートを用いて換算しています。

(参考)Meta


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