米Infinite Realityは30億ドル(約4,440億円)の資金調達を実施しました。同社は昨今、続々とAR/VR分野での戦略的な企業買収を進め、Apple Vision Pro、Meta Quest 3などの主要デバイスに対応したコンテンツ制作・管理ツールを提供中。得られた調達資金を活用し、没入型テクノロジープラットフォームの開発強化やグローバル展開の加速を目指します。
今回の資金調達ラウンドは、グローバルテクノロジーと不動産投資に注力する未公開の投資家によるものです。純粋な株式投資の形態を取っており、負債や制限的な条項は含まれていません。
Infinite Realityは2019年に設立された企業で、空間コンピューティング、人工知能(AI)、XRなどの技術を活用し、次世代のデジタルメディアやeコマース領域のイノベーション推進をビジョンに掲げています。また、同社の企業価値は122.5億ドル(約1兆8,130億円)に達しています。
2024年には複数の重要な取り組みを展開しており、Google Cloudとの5年間の戦略的提携、中東での事業拡大、Dubai-based Landvault(現iR Enterprise)の4億5,000万ドルでの買収、Drone Racing Leagueの2億5,000万ドルでの買収などを実施。さらに2024年10月には英国のAR/VR技術企業Zapparを4,500万ドルで買収し、WebXRプラットフォーム「Zapworks」などの製品群を統合しています。
同社は今回の調達資金を、ノーコード没入型SaaSプロダクト「iR Studio」の機能開発、フロリダ州フォートローダーデールでのグローバル本社建設プロジェクト、戦略的な企業買収の継続、グローバルな事業展開の加速等に当てるとのことです。
