Epic Gamesは新たなデジタルアセットマーケットプレイス「Fab」の提供を開始しました。「Fab」ではUnrealEngineやUnity、Fortniteで使用できるクリエイターツール「UEFN」を含む複数のプラットフォームに対応したアセットを提供。さらに2024年末までフォトリアルな3Dスキャンによるライブラリ「Megascans」を無料提供する等、クリエイターに向けサービスを続々と展開する模様です。
「Fab」はゲームアセット、環境、VFX、オーディオ、アニメーション、キャラクター、プラグインなどを取り扱う統合マーケットプレイスです。従来、Epic Gamesが展開してきた「Unreal Engineマーケットプレイス」と買収した「Sketchfabストア」を統合したもの。
特筆すべき機能として、次世代のリアルタイム3Dビューアーを実装しています。Epic Gamesによると「購入前にアセットの詳細を確認できるため、ユーザーは十分な情報に基づいて購入を決定できる」とのこと。また、各製品の詳細ページでは生成AI利用の有無が明記され、検索時にAI生成コンテンツを含めるか除外するかを選択可能です。
ライセンスについては「クリエイティブ・コモンズライセンス」と「個人・プロフェッショナル向けの有料標準ライセンス」を用意しており、Unreal Engine以外のゲームエンジンやツールで利用できます。さらに2024年末まで、フォトリアルな3Dスキャンによる高品質なライブラリ「Megascans(メガスキャンズ)」の17,000以上のアセットを無料で提供。これらには最新の10パックも含まれています。
今後は、RobloxやMinecraftへのアセット対応、MetaHumansへのアクセス提供、評価・レビューシステムの刷新などを予定しています。さらに、UEFNからFabへのコンテンツ公開を容易にする機能や、販売分析機能の強化も計画されています。
2025年には、エンジンやプラットフォームに関係なく利用できる無料のMegascansスターターパックの提供を予定。3Dアセット、植物、樹木、表面テクスチャ、デカールなど、1,500以上の厳選されたアセットが含まれる予定です。
なお、Unreal Engineの開発者はUnreal Engine 5エディタ内から直接Fabにアクセス可能で、Fortniteクリエイターは専用のUEFN向けアセットを利用できます。ただし「UEFNのFab統合はメンテナンス中で、Unreal Engine 5のエディタへのFab統合も近日開始される」とのことです。
