HTC、新アクセサリーVive Trackerを開発者に個数限定で提供 申込は2月7日まで

1月25日、HTC社が開発しているさまざまなオブジェクトの位置トラッキングが可能となるVive Trackerを開発者向けに無償で提供すると発表しました。申し込みのためのフォームが用意され、配布数は1,000個を予定しています。

Vive Trackerとは

HTC社が開発しているVive Trackerは、同社のHTC Viveコントローラーと同じように、Lighthouseのベースステーションを使いルームスケールで位置をトラッキングできる周辺機器です。Vive Trackerを実物のオブジェクトに取り付けることで、オブジェクトのルームスケール位置トラッキングが実現でき、VR環境にオブジェクトの位置を正確に反映できます。CESでHTCが展示したデモでは、銃型コントローラーの先端や、野球のバット、消防用ホースにTrackerを装着したり、身体に装着して全身をトラッキングしアバターに反映するデモもありました。

HTCは、今年の第2四半期に予定している一般発売の前に、開発者向けに初期ロットの1000個を開発者向けに無償提供します。申し込みはこのページにあるフォームに記載しサインアップします。申請は2週間受け付けており、2月7日が締め切りとなります。

サインアップするためには、申込者の所属する会社の情報と、関与しているプロジェクト内容、Trackerをどのように使うのかについて記述する必要があります。また、Trakcer数を記入する項目があるため、複数台申請することもできますが、最終的な配布数および提供後いつでも回収できるとしています。

全世界に提供予定で日本からも申込可能となっています。HTC日本法人によると「開発キットの数には限りがあるので、登録内容に応じて配布の有無、配布時期、数などを決定させていただく」とのこと。また、「日本へは段階的に開発キットが届く予定なので、すぐに届かなくてもがっかりしないでほしい」(HTC NIPPON株式会社 Vive担当ディレクター 西川美優氏)とコメントしています。

HTCにとって、開発者にユニットを無償提供することは今回が初めてではありません。以前には、SteamVRを開発するValveと協力して、Viveの開発者版であるVive Preそのものを無償提供したことがあります。HTCにとって無償提供はコストがかかりますが、プラットフォームのコンテンツ開発を促進するためには効果的な方法と考えられます。

Vive Trackerは2017年第2四半期に一般発売する予定ですが、最終的な発売日時や値段はまだ公開されていません。

(参考)

HTC Is Sending 1,000 Vive Trackers To VR Devs For Free – (英語)

http://uploadvr.com/htc-sending-1000-vive-trackers-vr-devs-free/

Vive Opens Tracker Applications for Developers and Creative Studios – (英語)

https://blog.vive.com/us/2017/01/25/vive-opens-tracker-applications-for-developers-and-creative-studios/

Vive Tracker

https://www.vive.com/jp/vive-tracker/

この記事を書いた人

  • あつぽん

    日本でMRシステムの開発に携わった後アメリカへ渡り、VR/MRシステムを企業へ導入するための検討・開発に従事。現在は日本在住。

    人間の能力そのものを拡張させるテクノロジー「ヒューマンオーグメンテーション」のコンセプトに惹かれ、その界隈の動向に強い関心を持っています。その中で実用化フェーズにあるVR/MRの盛り上がりをより広い範囲へわかりやすく伝えていきたいと思っています。

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