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VR体験施設 2019.02.11

施設型VRのZero Latency、新作は対戦型VRゲーム


ロケーションベースVR(施設型VR)を手がけるオーストラリアの企業Zero Latencyが、同社のVR体験施設でプレイできる、新VRゲーム「SOL RAIDERS」を発表しました。「SOL RAIDERS」は、最大8人で体験可能な対戦型フリーローム(※)FPSゲームです。

(※フリーローム:プレイヤーがフィールド内を自由に歩き回る事が可能なVRゲーム)

「SOL RAIDERS」は、全世界のZero LatencyのVR体験施設に導入されます。2019年2月11日現在、日本国内では、東京ジョイポリスと大阪のSEGA VR AREA ABENOの2箇所に、Zero Latencyが導入されています。

VReスポーツも視野に

「SOL RAIDERS」をプレイする際、プレイヤーは2つのチームに分かれ、4対4のチーム編成で対戦を行います。対戦の詳細なルールなどは公開されていません。Zero Latencyによると、ローンチ時に実装されるマップは3種類で、対応言語は英語、スペイン語、日本語が予定されているとのことです。

Zero Latencyによると、「SOL RAIDERS」はeスポーツへの採用も視野に入れて開発されているとのこと。

「SOL RAIDERS」のローンチとeスポーツを視野に入れた理由について、Zero LatencyのCEO、Tim Ruse氏は以下のようにコメントしています。

「50万人以上の方々が我が社のVR体験施設で遊び、eスポーツが盛り上がりを見せている現在、(Zero Latencyは)顧客の皆さまから対戦型VRゲームをプレイしたいという要望を数多く受け取っていました。そのご要望にお応えした形となります」「もし弊社の施設でVRゲームをお楽しみ頂けたなら、培ったスキルをご友人やご家族にぶつける、絶好の機会ですよ」

Zero Latencyの歩み

Zero Latencyは、ルームスケールを超える“ウェアハウススケール”(倉庫規模)のマルチプレイVR体験を提供しているVR関連企業です。2014年に創業。Zero Latencyは創業以降、世界的な業務拡大を行っており、2017年には、多くのVR体験施設が営業しているラスベガスへもいち早く進出しました。

2019年1月には、合同で次世代のロケーションベースVRデバイスの開発を目的として、Zero Latencyは、マイクロソフト、インテル、ヒューレット・パッカード(HP)と提携を結びました。

(参考)VRScoutRoad to VR

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