フランス人の配信者Zoulouxさんが、人気カードゲーム「遊戯王 デュエルモンスターズ」のカメラ越し3Dモデル表示システムを独自に制作しました。カードをかざすと、本当にモンスターが浮き出ているかのように配信に表示される仕組みです
「遊戯王」といえば、アニメ版の「カードを設置するとモンスターの立体(映像)が表示される」という演出が有名です。いくつかの非公式プロジェクトはありますが、現時点では、公式からモンスターを召喚するようなコンテンツは、展開されていません。
そこに今回、Zoulouxさんが映像を投稿し、大きく話題を呼びました。公開された映像からは、Zoulouxさんが(楽しそうに)「ブルーアイズホワイトドラゴン」などを召喚する様子が確認できます。ただ表示されるだけでなく、しっかりと“青龍”が動いている点もポイントです。
French streamer @Superzouloux has done something actually insane. Fulfilling his childhood dream of making a real 3D Yu-Gi-Oh battle possible
It took him 7 months to complete and it's incredible pic.twitter.com/ePvtDCtm7q
— Jake Lucky (@JakeSucky) October 31, 2022
システム構築にあたってZoulouxさんは、自身のデッキに入っているカードをすべてプログラミング。アニメーションが終わった後、自動的にカメラが切り替わるシステムも導入しました。構築には約7ヶ月を要したとのこと。
Zoulouxさんは今後、可能ならこのシステムを活用して月に1回、“アニメーション付き遊戯王”の配信を行うことを計画しているそうです。これからどのようなモンスターが登場するのか、楽しみに次回を待ちたいところです。
(参考)Twitter