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ゲーム・アプリ 2019.04.10

探し物の場所をスマホで確認、自宅で使えるARアプリが登場

シンガポールのスタートアップHeliosは、ARを活用したスマートフォン用新アプリ「WIZT」を発表しました。「WIZT」は、利用者の自宅や職場にある物品をARで記録、マップ化・リスト化を行うアプリです。このアプリを使用することで、探している物の場所などを瞬時に確認することが可能となります。

「WIZT」はiOS(iPhone)とAndroidに対応することが予定されており、2019年4月中の配信が予定されています。

家庭とビジネスの両方での利用を想定

「WIZT」は利用者ごとに空間の見取り図(自宅や職場など)を作成し、スマートフォンのカメラで写真を撮ることで物品の情報や位置を記録します。記録されたデータは2段階認証プロセスが施されたクラウドに保存され、利用者の希望によりデータの公開・非公開が設定できます。

「WIZT」は主に家庭と法人での使用を目的として開発されています。家庭ではクローゼットや物置など、収納スペースの効率的な活用や使っていない物品の検索アプリとしての使用を想定。法人向けにはARタグを活用し、倉庫での在庫管理などに用いることが考えられます。

また、NFCハードウェアを有するAndroid端末で使用される「WIZT」では、NFCタグの読み取り機能が利用可能となります。NFCタグとは、短距離通信の国際規格NFCを活用した非接触ICチップで、商品の在庫管理や物流管理などに使用されています。

(参考)VentureBeat


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