11月19日、マイクロソフトは、9月に発表されたWindows(系PC)とMeta Questシリーズの接続システムに関する新情報を公開しました。
WindowsとQuestを接続する機能は、Meta Connect 2024の基調講演で発表された機能です。特定のアプリを導入することなく使用できるのが特徴で、Questを装着してノートPCを見ると、PCの画面が自動的にオフになり、代わりに巨大な仮想スクリーンが表示されます。接続方法もシンプルで、PC上に表示される仮想のボタンをタップするだけで接続が完了します。
今回公開された動画では、Questを接続する端末として、通常のPCのほかクラウドPC「Windows 365」が使用できることが公表されました。また映像にはQuest 3のほか、10月にリリースされたMeta Quest 3Sで同機能を利用するシーンも含まれています。
PCとVRヘッドセットを接続するシステムは、アップルがApple Vision ProとMacで実装しており、WindowsとQuestはその“対抗”として同機能を実装する計画と思われます。Apple Vision Proの接続システムはMacbookとMacに対応しており、ログイン中のApple IDが同一で同じWi-Fiに繫がっていれば、ディスプレイを見るだけで“仮想拡張画面”が表示される仕組みです。
(参考)YouTube