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ゲーム・アプリ 2017.04.29

8億人が使うメッセージアプリWeChat対応のVRアプリが登場予定

先日、フェイスブックはOculus Rift向けにソーシャルVRアプリ『Facebook Spaces』を公開しました。このアプリはフェイスブックと完全に連携し、自分の映っている写真からアバターを作り、VR内でコミュニケーションをとることができます。

一方、HTC Vive向けにメッセージアプリWeChat(微信)と連携し、VR内でコミュニケーションが取れるソーシャルVRの配信が予定されていることが明らかになりました。

WeChatでできるソーシャルVR

WeChat(微信)は中国大手IT企業テンセントが開発した無料メッセンジャーアプリです。中国を中心に全世界で8億以上のデイリーユーザーがいます。

今回、HTCが支援している中国のスタートアップObEN社が、HTC Vive向けにWeChat用にVR内でコミュニケーションが取れるソーシャルVRアプリを配信予定であることが明らかになりました。

WeChatのソーシャルVR内では、ユーザーはセルフィーを使って自分のアバターを作成し、友達とVRヘッドセットをつけたままVRの中で会話やチャットをすることができます。また、VR内で友達とセルフィーを撮ってそのままWeChatにアップロードすることも可能になるとのこと。

HTC社によると、同ソーシャルVRはViveportにて2017年中に配信予定とのことです。

https://www.youtube.com/watch?v=NCTp3jGnpeE

(参考)
The Vive Is Getting Its Own Social VR Experience Through WeChat Integration
https://uploadvr.com/vive-wechat-social-vr-integration/ (英語)


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