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VTuber 2022.11.28

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(11月19日~11月25日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)や、バーチャルアバターで活動しているタレントの動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

今回紹介した動画のYouTube再生リストはこちら

【初心者】VRChatをPCだけで始める方法!【VRChatでライブを見に行くぞシリーズ】

VRChatでは数多くのライブやイベントなどが毎日数多く行われています。とはいえどうやっていけばいいのか、少々分かりづらいのも事実。そこで観てほしいのがVSingerのViANKiEと、その運営のパパによる動画。VRChatをPCだけで始める方法と、実際にライブを見に行く方法の動画をアップしています。
ライブに行くときのアバターの選び方、イベントへの入り方の違い、音量の調整、「Resync」の使い方など、これを見ればほぼ一通り「デスクトップPCでVRChatのライブを見る方法」がわかる、かゆいところに手が届く動画になっています。

Moguliveではフレンド、リクイン、joinなどのVRChatで欠かせない、けれども間違えやすい部分やステータスについて詳しく解説している記事もあります。またVRChatで使いたい機能の紹介もまとめているので、先程のパパの動画とあわせて読んでおくとさらに仕組みがわかるので、おすすめします。

ViANKiEはオリジナルニューソング「Morning Firework」のMVもリリースしています。R&B;スタイルの作品で、朝の時間にかけてエネルギーをもらえるような、優しく力強い作品になっています。サビの部分での「Morning Firework」のコール・アンド・レスポンスはライブ「AWAKE24」のステージで大いに盛り上がっていました。

【初心者さん必見!】円錐ドリッパー4種の違い、解説します。

コーヒー特化型VTuberの天宵家がアップしたのは、コーヒー好きなら誰もが気になるであろう、ドリッパーの違いについての解説動画です。見るからに違う4種類のドリッパー。とはいえそんなに味が変わるものか…?

同じ味なはずなのに、はっきりと違いが出るようです。ぜひ動画を観て、好みのものをチョイスしてみてください。ふたりはコーヒーの専門家として、味の違いをとてもわかりやすい言葉で解説しています。
天宵家はコーヒー豆をセレクトして販売しているので、興味のある方はオンラインショップもご覧ください。

仕事辞めてYoutube専業になって半年、正直な気持ち話します。

専業VTuberはやっていけるのか、個人がいいのか所属したほうがいいのか…などについて気になる人に観てもらいたいのが、VTuber専業のミミックの動画。務め仕事をやめてVTuber一本になって半年。どのような生活ルーティンになっているのか、食って行けているのか、などを赤裸々に語っています。

ミミックは、動画が好きで作ることが何よりも楽しい、動画への恋だと活動のモチベーションを語っています。表現者として自身のやりたいことを貫いた結果、楽ではないけれども、楽しくて仕方ないのがひしひしと伝わってきます。
VTuberにとって大事なものがよくわかる、そして頑張っているVTuberたちを応援したくなる動画です。

こうやって世界は回っています【鷲埜木まこと】

かわいらしいふんわりした映像とトーク、しかし切り口が鋭く、ときにシュールで、ぬるりとしたオチで着地。独自のテイストがクセになる鷲埜木まことの新作は、メロンソーダをきっかけに世の中の真理を知る動画です。確かに言われてみれば…という話題を不可思議なコントで見せてくれます。

過去作品も、鋭い切り口とぬるっとした不思議な展開で惑わされるものばかり。一旦ハマると抜けられない中毒性があるのが鷲埜木まことの動画です。

【Vlog】ぽこピー展を完全網羅&体験レポート!これを見れば必ずあなたも行きたくなる!【VTuber/紫桃あのん】

紫桃あのんが、今話題のぽこピー展をかなり詳細にまとめたレポート動画をアップしました。チケット即完売、平日で行列ができる人気っぷり。ツアー巡業で、すでに各所で大盛りあがりのようです。個人VTuberイベントでここまでのものができる、という結果を示す貴重な映像資料になっています。
会場にはきぐるみやパペット、動画で使用したものも展示されており、VRの「ぽこピーランド」構想も掲示されているようです。デジタルメッセージボードも置いてあり、書き込むとランダムでディスプレイに表示されるとのこと。こちらも他の人の話によると、行列ができていたとか。
これから行きたい人へのガイドになっていると同時に、行けない人でもたっぷり楽しめる充実したレポートになっています。

【誕生日記念】魔王討伐レイドバトル【#魔王トゥルシー生誕祭】

魔王トゥルシーの誕生日。開くとそこはRPG風戦闘画面。現れたのは、ドット絵をLive2Dで動かした魔王トゥルシーの姿でした。
わざわざ誕生日のためにドット絵を描きおこし、Live2Dで動けるようにし、RPG的システムを作るという凝った内容の、視聴者参加型生配信です。

Twitterの告知もかなり凝っています。
本配信で視聴者は協力して魔王トゥルシーを倒すべく試行錯誤。加えてところどころでカットインが入り、お助けキャラとしてVEEやVERSEⁿの所属VTuberなどが登場しています。こちらもドット絵アニメーションで登場するという凝りよう。VTuberグループの箱を利用した企画配信として、ファンもみんなが楽しめるとてもユニークな構成です。

魔王トゥルシーはユニークな企画配信を多く行っているVTuber。雑談や歌枠でもひねりが多く、印象に残る要素を盛り込んで楽しませてくれるエンターテイナーです。

タイコたき火ダンスナイト コラボ! ライブ配信[#YSS_VRC #TTD_VRC #ぽっともダンス部]

YSSと、過去に紹介してきたVRChat内イベント「タイコたき火ダンスナイト」、そしてダンスグループ「ぽっともダンス部」のコラボレーションによるお祭りが開催されました。
「タイコたき火ダンスナイト」は即興演奏による太鼓のリズムにあわせ、たき火の周りを魂のままに踊るダンスイベント。VRChat内でおそらく最も太古の魂を持ったイベントです。「ぽっともダンス部」はVRChat内で踊っているダンサー向けの情報共有コミュニティで、VRでの技術を駆使してハイクオリティなダンスを披露するグループです。
このイベントではブレイクダンスからベリーダンス、VRを駆使した操り人形ダンスなどまで、魂のままに数々のダンスが披露されています。YSSは多様なジャンルの音楽を独自に組み合わせ奏でる音楽ユニット。一見アフリカや中近東のリズムとは別物のようですが、これが見事にマッチ。YSSのボーカルにあわせて「ぽっともダンス部」のメンバーのみならず会場のみんなが、踊って揺れるお祭りになりました。

VRChatには多様なイベントがあり、近年どんどんグループごとの横のつながりが増えてきています。今回のような意外な組み合わせで生まれる化学反応的祭典もあれば、「AWAKE24」「VRCJapanEventFestival」のようにミュージシャンやイベンターが集結して24時間行う大型イベントも開催されています。
メタバースで活動している人、VTuberとしてYouTubeメインで活動している人、そしてリアル世界でのミュージシャンがアバターをかぶって活動している人。それぞれが今、勢いよく混ざり合いつつあります。

【3D/MV】2nd Single 「独占予報」Music Video【因幡はねる / あにまーれ】#独占予報

因幡はねるのオリジナル2ndシングル「独占予報」のMVが公開されました。曲はキュートさあふれるポップチューン。合いの手を入れる部分が多く、覚えるのが楽しい作品です。ノリの良い早いリズムの曲の楽しい曲であると同時に、どこかほんのりゆらぎのある歌詞が特徴。恋愛のような運命の出逢いを歌っているとも取れますが…?

よく聞くと、因幡はねるというVTuberのあらゆるものをひっくるめて表現した作品になっています。「戦略でカバーして勝負かけにいくよ」というパートからは、普段から企画や計画準備を自身の活動の武器にしている彼女の努力家な一面が見えます。また「不器用なりに素直でいたい」「無加工の気持ちをどう思ってるか聞かせて」の部分からは、配信で包み隠さずに自分の思いを直球でぶつける彼女のトークスタイルが感じられます。そういう形でファンに接するのは「この先喜怒哀楽 半分こしていこう」という、ファンをものすごく大切にし、一緒に二人三脚で歩む因幡はねるの思いあってこそのもの。
歌詞のひとつひとつ、歌声にマッチした高いパートのメロディのキュートさ、著しい成長を見せつつもしっかりいつも通りを感じさせてくれるボーカル。因幡はねるを知っている人にはもちろん、知らない人に最初にすすめる作品としてもバランスのいい、高いクオリティのMVになっています。

因幡はねるが愛してやまないポムポムプリンと一緒に、この作品のダンスを披露した動画がサンリオ公式から出ています。キレの良いダンスは見応え抜群です。

【オリジナルMV】炎上案件Arbertstier / ぷろぽりす幸子 【Vtuberオリジナルソング】

ぷろぽりす幸子のオリジナル新曲は、日本のビジネスマンたち全てに聴いてほしい作品です。ちゃんと休むこともできず、定時退社なんて夢のよう。働く人たちの苦しみは簡単には解決できないけれども、そこに差し込む一筋の光が「推し」なのかもしれない…今の社会でVTuberを必要とする大人がいる理由の一端を感じられる、とても生々しい作品です。

ぷろぽりす幸子自身が「アラフォー管理職の働きバチVTuber」と名乗っているだけあって、自身で書いた歌詞への思い、あるいは念のようなものが尋常ではなく伝わってくるボーカルです。
演歌パートのこぶしのきかせ方は一級品。ギターロックパートの炎上感ハンパなし。そして後半のジャズパートでの「推し」の癒しパートは他がハードすぎる分、胸にぐっと来ます。いろんな要素と遊びとあるあるを詰め込んだ、たくさんの苦味と一滴の甘さが楽しい作品です。

【Original Song】Perisai Jitu – Moona Hoshinova【Official Animated MV】

インドネシアの歌姫Moona Hoshinovaの新曲MVが公開されました。曲にはインドネシア語と日本語字幕がついています。アニメーションでぐいぐい動くMVでは、リアルの生活の中で憂いに沈むMoonaと、バーチャルなアイドルとして画面に映る笑顔のMoona、ふたつが並行して描かれています。
「どうせ私も涙を流せること 誰も気にしないし 君は私にただ笑顔を求めるしかない」「私の笑顔はとっておきの盾だから」。タイトルの「Perisai Jitu」が指す「とっておきの盾」は、みんなの前に出る時にかぶる笑顔の仮面を指すようです。バーチャルなMoonaがキラキラ輝くほどに、ひとりで気持ちを抱えるMoonaの闇が深まっていく。アニメーションの演出に後半ドキッとさせられます。

R&B;スタイルの楽曲はMoona Hoshinovaのソウルのあるボーカルにぴったり。彼女の歌声は、アンニュイな気持ちと明るく着飾る姿の両面を、繊細なバランスで表現しています。サビの「Wajah riangku perisai jitu(私の笑顔はとっておきの盾だから)」の物悲しさと空虚さを語る歌声は彼女の歌唱力の迫力を感じさせます。心地よく体がゆれるような曲なだけに、歌詞にある救われていない心を理解すると、様々な形で考えさせられる深みのある作品です。

【オリジナル楽曲】1stSingle -Vol- / 遠坂ユラ【Vtuber】

遠坂ユラがアップしたオリジナルソングMVは、遠坂ユラの代表曲になるであろう1stシングルにふさわしい完成度の作品。この一曲で彼女の実力は十分にわかるはずです。シンフォニックメタルサウンドの激しいサウンドを見事に乗りこなし、空を突き抜けるほど高らかに歌を響かせているので、聴いていてテンションあがること間違いなし。「叫んでいたいから この声が枯れるまで」のパートの、決して枯れなさそうにすら感じるパワー、ぜひ浴びていただきたい。

歌枠やライブを頻繁に行っている彼女。常に心から気持ちよさそうに歌っており、そのエネルギーが視聴者にダイレクトに伝わってくるような歌唱力を持っているVSingerです。

【MV】アプレイア/聖女れりあ【オリジナル曲】

攻めの姿勢で突き進む教会のシスター聖女れりあのオリジナル新曲は、ゴシックで耽美なヘヴィメタルサウンドがつづる、黙示録的作品。楽曲は烏屋茶房です。3Dボディでよく動く聖女れりあの姿と、廃墟化し滅びゆくかのような教会の映像が、楽曲を残刻に彩ります。

彼女のパンチのきいた歌声の無敵感が、終末な世界に対してばっちり救済を振りかざしています。祈りを捧げるようなボーカルパートの真剣さと、途中で入る斜に構えたようなパートのおちゃらけ感の切り替えも見事。悲しみの言葉が多いものの全体的に攻撃性が高く、聖女れりあをよく表したキャラクターソング的なクオリティの高い作品に仕上がっています。

【歌ってみた】ちがう!!! 文野環×フミ

11月23日は「ふみのとふみの日」または「いいふみのの日」。らしい。そこで文野環フミによるかけあいの楽しいカバーソングがアップされました。凸凹感があるような、それでいてほんわか天然なノリは似ているようなマイペースなふたり、それぞれが違うから素晴らしい、という歌詞にぴったりなコンビです。
ふたりは「おぱんつラジオ」というコラボ配信をすでに20回近く行っており、息が合ったり合わなかったりする独特なバランスの仲の良さを見せてくれています。

同じく11月23日に「Yahoo!知恵袋でベストアンサー多くもらえた方が勝ち」ガチンコ対決を行っています。重い悩みから軽すぎる悩みまで、Yahoo!知恵袋の問題をチョイスし実際に答えるという試みです。ホロライブメンバーのデビュー日を教えてください、というものに対して全部調べてこたえる真面目なフミ。じゃがりこの好きなところを教えて欲しい、という質問に対して論点のずれた答えをする文野環。ふたりの性格がよく出ている、そのコントラストがちょうどいいクスリと笑える配信になっています。

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