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必見!今週のおすすめVTuber 2020.03.29

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(3月21日~3月27日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

遠北千南、卒業に向けてのグランドフィナーレへ

にじさんじ遠北千南は、まもなく卒業を迎えます。かなり前から卒業を告知しており、ポジティブな理由だったこともあり、多くのファンが悲しみよりも応援に向かい始めてます。もちろん寂しさはありますが、ここしばらくの遠北千南フィーバーは、グランドフィナーレそのもの。心が応援に向かうこと間違いなしです。

ヒプノシスマイクのカバー曲は、七色の声でモノマネができる彼女らしい、見事な歌い分けと歌の巧さが引き立つ作品。そのクオリティの高さが注目され、再生数がもりもり増えています。

難しいラップパートも楽しく歌いこなしています。ある意味遠北千南らしい、楽しい曲。パワフルな彼女の底力を感じさせてくれます。

ひなちなちま final liveで公開された、卒業おめでとうメッセージ集。仲の良い飛鳥ひな町田ちまが数多くのVTuberから寄せられた30秒メッセージをまとめたもの。かなりの人数なのですが、30秒ぴったりゆえの面白さと、遠北千南向けだからこその明るさあふれるメッセージになっています。

「ひなちなちま」による歌ってみた動画もとても素敵。3人のコンビは落ち着きのあるおしゃれでおしゃまな女子高生といった雰囲気が魅力でした。その空気感が最後まで表現されています。
先日の「セッ〇スしないと出られない部屋の管理人になってしまった!【声劇】【#にじックス】」といい、怖いものなし、といった有様で突き進んでいる遠北千南。やっぱりこの才能が卒業するのはもったいない、と思いつつも、この才能が別のどこかで開花することを期待してしまいます。

47都道府県をベイブレードにして戦わせてみた【バーチャル実験】

私立いちご女学院で行われたのは、物理演算を使ったベイブレード(ベーゴマ)合戦。といってもただのベイブレードではありません。47都道府県をコマにして戦わせる、という内容。

この発想はかなり面白い。というのも物理演算でぶつかりあわせる際大事なのは、形状。果たしてどの都道府県の形が弾きやすいのか、という実験になっています。単純にゲーム的にも面白いし、物理演算実験動画としてもユニークなので、是非見てみてください。

VR空間に自分のリアルの部屋を再現してみた【ルームツアーもあるよ!】

ゆめ心中が行ったのは、VR空間での部屋作り。といっても理想の部屋ではなく、なぜかメタ的に実際の部屋をVR空間に再現する、というもの。机や棚をはじめ使用しているものを並べていきます。
なのでやたらめったらリアルです。特にペットボトル。あるあるな配置すぎて、生きている感じがする。自室ルームツアーの様子が生々しく、VR感ないのが面白い。


こだわりに対しての追求が非常に強いVTuberのゆめ心中。独特なセンスのビジュアルを見せながら、ぼっちネタなどを含めて、リスナーに寄り添うスタイルの動画が多いので、じっくり味わってみてください。

【比較】新しいiPad Proの技術がすごすぎた

おめがシスターズといえば、新ガジェットを紹介してくれるVTuber、というのが定着した気がします。助かる。今回はiPad Pro2020の紹介。

具体的には、搭載されたLiDARの紹介。今までのiPhone11Proでの撮影と比較することで、いかにすごいかを一発でわかるようにしてくれます。
おめシスのガジェット紹介は、「ガジェットマニアのおめがレイ」と「普段あまり興味がないおめがリオ」という2人のかけあいで、エンタメ性がぐっとあがっています。そしておめがリオはただの聞き役ではなく、マニアすぎるおめがレイへのツッコミにもなっている。ガジェットに興味なくても、動画単体でちゃんと楽しめる作りです。

【ASMR】初めて挑戦したらヤバイ声でた【#ホロざんまい】

ホロライブは普段「ホロのぐらふぃてぃ」という、ライバーアイドルたちのトンチキな日々をアニメーション形式でアップしています。
そこに加えて今回から「ホロざんまい」というシリーズがスタート。これは普段の配信の面白いところをPICK UPして、3Dモデル版でその様子を見せてくれる、というグレードアップ切り抜き動画。ニコニコ動画などで有志で制作している人はいますが(MMDモデル使用で)、これは公式。大空すばるの「DNRD」で有名な「ASMR」初披露配信の様子を見ることが出来ます。
配信がメインの企業グループは、本当にどこから手を付ければいいかわからなくなるもの。キャラクターを知る入り口として「ホロのぐらふぃてぃ」と、配信にふれるキッカケとして「ホロざんまい」は、この問題を打破してより多くの人を魅力に引き込むパワーがあります。「再現動画には #ホロざんまい を是非ご使用ください!」とあるので、公式以外の人の作った再現動画もOKということです。あくまでも切り抜きではなく再現動画。どんどん作ろう。

お風呂屋さん コミュニケーションで困るお客様

夜の雑学 金美館通りの藤村さんは、バーチャル元泡姫、夜のお店で働き、ホストに貢いでいた(その額1億!)という藤村さんが思い出を語る、様々な夜のお店についての知識を語るVTuber。お風呂屋さんの雑学の他、マナーなどについても話題にしています。
この回は人と人とがやりとりしあうお店だからこそのコミュニケーションについての内容。実際に見てみると、これはお風呂屋さんであるかどうかに関わらず、人間の根本的なコミュニケーション術の話につながっていくのがわかります。ただ欲が絡むので、つい焦って失敗しがち、という点が笑えるような悲しいような。


実際に経験されていたからこその、かなりリアルかつあまり知らない内容だらけ。お風呂屋さんの講習の厳しさについての話などは、あらゆる仕事に通じる部分もあり、納得することだらけ。どの動画も普段はあまり聴くことがないタイプの、かなり興味深いものになっています。

【瞬殺】料理好きならレシピだけで何の料理かあてられる説

女子力が高い博識の才女VTuberの電脳少女シロ。トークはコミカルですが、何かを考える系の企画だと知識量はガチです。
この回では「レシピだけで料理をあてる」というクイズ企画。一段階目で当てることはほぼ不可能レベルの難易度なのですが、ゴリゴリ応えていくシロの様子は見ていて痛快。たまにぶっ飛んだ動画を出す彼女ではありますが、こういうところで高性能っぷりを発揮する。
そんな彼女ですが、これからしばらくの間、コロナ対策のこともあって撮影を自粛し、お休みに入るとのことです。電脳少女シロ、スタッフ、ともに体調面に気をつけて休んでいただきたいところです。
それにしてもVTuberが全然話題にならなかった2017年から、一日たりとも休まず動画をアップし続けたという彼女のすさまじさ。企画を毎日考え、新しいバリエーションのネタを次々開拓し、ゲーム配信もどこから見つけてきたのかわからないような独自なものをプレイ。オリジナリティの塊として走り続けてきた彼女の活動のすごみを、休みの期間に振り返るのもありかもしれません。

ガチゲーマー湊あくあの、あつ森ガチ釣り耐久21時間


現在ものすごい人数のVTuberがプレイしている「あつまれどうぶつの森」。その中で一際異彩を放つプレイをしていたのが、ホロライブのハードコアゲーマー湊あくあ。彼女が発売してすぐに行ったのは「魚図鑑を全種類コンプリートする」という極めて地味な釣り耐久配信でした。その時間ぶっ続けでなんと21時間。今回のアーカイブはふたつにわかれていますが(最初は12時間で終わる予定だったため)、足した時間がトータルタイムです。
最後の一匹であるマグロを釣り上げた時の感動は、耐久配信ならでは。意地と根性と、エンターテイナーとしてのトーク力の21時間配信でした。拍手。

イツライ / 緑仙 (オリジナル曲)

緑仙の新作オリジナルソングは、今までの緑仙像をひっくり返すかのような内容。デビュー時は「友達を作るためにVTuberをはじめました」と発言していた緑仙ですが、最近はにじさんじのみならず多くのVTuberと仲がよく、コミュニケーション力バリバリになったかのようでした。友人もファンもたくさんいます。

しかしこの曲は、初期の「友達が作れない」の雰囲気を漫画化。ぼっちぼろまるのエモーショナルで寂しさもあふれる曲と絵がシンクロし、どこまでがリアルで、どこからがバーチャルなのかわからないような作品になっています。
バーチャルゆえに「本当はどうなのかを決めて見るのはもったいない」という思想の緑仙。未だに男性か女性か明かしていませんし、今回も不明。決める必要はもちろんない。
この動画が必ずしも全てを決めるわけではありませんが、緑仙の魅力を知る上で見ておくと深みが増すはずです。

【Vtuber】GO! GO! MANIAC(K-ON!! けいおん!!)/叩いてみた【ドラム】 Drum cover

犬桜ひとつチャンネルのふたまるは、ドラム演奏を見せてくれるVTuber。今回は「けいおん!!」の「GO!GO!MANIAC」のカバー、なんですが、見ればわかりますがこの曲のドラムめちゃくちゃ難しい。見事に弾きこなしています。

バーチャルの身体で演奏するのは本当に大変。リズム系楽器はトラッキングのズレがどうしても出てしまう。ふたまるはこれをしっかり演奏しきっています。どういう技術なのかは興味がある所。見事な演奏です。

オリジナル曲�花嵐�music video

市松人形Vtuber市松寿ゞ謡はサイケデリックジャポニカな、和の美しさとグロテスクさと鮮烈さを表現するのがうまいVTuber。今回の新作オリジナルソングは、前半のなだらかな美的感覚からサビをこえ、2番の後に入ってからの映像が強烈です。

歌謡曲、演歌、ポップス、オルタナを混ぜたような曲調と歌い方がインパクト大。特に歌のねじれていくような表現と高音の美しさが映像とマッチして、一度聴くと忘れられないパンチがあります。


他にも彼女は和を基調としつつオリジナリティ満点なオリジナルソングや、ゲーム「GO HOME」などを制作するクリエイター。彼女のコミカルとグロテスクの入り交じる独特な世界観は唯一無二のものです。

【VTuberオリジナル曲】夢判断 マニフェスト・ドリーマーズ

姿が見えない系VTuberインヴィジブルたかしは、先日の「音楽を止めるな」イベントでそのクオリティの高さで話題になったVTuber。姿はありません、インヴィジブルだから。それもまたバーチャル。今回の曲はアシッドハウスというかゴリゴリのハードテクノと幻想的映像をミックスしたもの。意味ありげな空気感がたまらない

インヴィジブルたかしはその他にも多数曲をアップしています。先程の曲は歌が殆どありませんが、歌ものも多数。歌唱力は確かなものです。

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