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必見!今週のおすすめVTuber 2020.03.01

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(2月22日~2月28日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

VTuberも人並みに病むけどちゃんと対策すれば大丈夫!【しくじりバチャライ部】

性教育を発信している由宇霧サブチャンネルでは、自らの体験を元に、インターネットを使う上でのメンタルのケア、バーチャルアバターを持つ意義と対策など、具体的な話題の動画が多くアップされています。
この回は、自分がVTuberを始めて自律神経失調症になった話を吐露。その理由や対策を一つずつあげています。

某プラットフォームが無くなったことで収入源が消滅したこと、エゴサの強迫観念に苦しんでいたこと、日の当たらない生活の不自然さなど、VTuberあるあるの連続。これは同人作家などにも、かなり当てはまりそうです。
由宇霧はこれらを「しくじり」とまとめて、どうすればいいのかを必ず具体的に考えていきます。失敗しなければわからないことを言語化して発信することで、他の人が失敗しないように手助けしているのが特徴。
これらの動画シリーズはVTuberならずともネットに触れる人全員に通じる話題になっています。
VTuberで「なりたい自分」になっても傷つく事はある?【しくじりバチャライ部】
SNSの孤独に飲み込まれない方法【バチャライ部】

【手取り?控除?】今さら聞けない給与明細の見かた講座【社会人必見】

バーチャルキャリアアドバイザーのなるはやちゃんが公開したのは、知ってそうでつい流しがち、今更聞きづらい、給料明細の見かたの解説動画。結果の数字だけぱぱっと見てすごしちゃうことが多い部分ですが、これを一つずつ丁寧に解説しています。

これから春に新社会人になる人は見ておくべき内容。常に考えておくものではないけれども、たまに思い出しておきたい部分なので、ブックマークしてあとから見て参考にできるような内容。こういう実践的な話してくれるのが、なるはやちゃんねるの魅力です。

【2カ月で登録者20万人】桐生ココの人気の秘訣を分析【インフルエンサーから学ぶシリーズ#4】

バーチャルエコノミスト千莉は、行動経済学を軸にVTuber界隈をウォッチして、流行を読み解いていくことで話題になっているVTuber。今回は急成長し続けている桐生ココの分析。彼女はなぜ猛スピードでバズり、トレンドを作り続けているのか?

「あさココ」を中心に、生涯顧客価値への向き合い方、ハブ人材となれるだけの才能、ブルーオーシャン戦略の成功などを解説。複雑な用語が多いですが、それらもちゃんと説明してわかりやすく解説しているので、非常に聞きやすい。桐生ココの人気の秘訣を探れると同時に、行動経済学の勉強にもなります。

スパチャ心理についての考察は、投げる側である視聴者と、受け取る側である配信者の思考の双方の思考が見えて、とても興味深い。基本的に物事をプラスに考えていく話が多いのもチャンネルの特徴です。

薬剤師が教える!新型コロナウイルス対策 手洗い徹底!その理由

薬剤師系VTuberの西園寺マヨイがアップしたのは、今誰もが気になってやまないであろう新型コロナウイルスについての知識と対策の動画。子供でもわかるように、何をする必要があるのかを、不安を煽らないように解説しています。
特に消毒用アルコールが無くて心配になりがちな昨今、手洗いうがいで感染しにくくなることを図で解説。手の正しい洗い方動画を入れたりと、非常に作りが丁寧です。お子さんと是非。

星空恐怖症って知ってる?意外と知られてない恐怖症の数々特集してみた

電脳少女シロによる「恐怖症」の解説動画。こういう「超専門的とまではいかないけど、誰もがちょっと興味がわきそうな話」を語らせると、シロは本当にうまい。

高所や集合体などのみならず、星空、ゲーム、一本道、湖、低所など、普段聞かないような恐怖症について、凡例と自分の感覚・体験を重ねあわせて紹介。好奇心をそそるタイプの動画ですが、その具体的説明を入れることで、感覚の違いにどう寄り添っていけばいいかを考えるきっかけになっている、優しい動画です。

一見、悪徳そうに見えて、ただフロスを勧めているだけの歯科助手【歯噛練磨】

「悪徳に見えて~だけ」はYouTuberやVTuberがパロディにしているコント。今回現役歯科助手の歯噛練磨がパロディにした「~だけ」は、フロスのオススメ動画。テンポがよくてすぐ聞き終われます。

誰もが売っているのを見たことはある、でも使ったことはない、みたいなフロス。一見面倒くさそうだなあと感じるアイテムですが、こういう紹介の仕方をされると買ってみたくなっちゃう。

歯を専門的に、具体的内容で扱っているVTuberはかなり珍しいので、興味のある方は是非。

【懲役太郎から学ぶ】人気Vtuberのつくりかた! Vtuberの始め方、登録者・再生数の増やし方、マネタイズまで全部聞いてみました!

動画集客チャンネルが、懲役太郎がバズっていることを受けて、運営の俺太郎氏にインタビューをしています。インタビュアー側は「VTuberをあまり知らない」という立ち位置で話を聴いているので、俺太郎氏がVTuber界隈の様子をわかりやすい言葉でゼロから話しているのがポイント。VTuber界隈ではなぜスパチャが飛ぶのか、なぜ2Dと3Dがあるのか、などものすごく基本的な話をわかりやすく掘り下げています。
懲役太郎のチャンネルはネタがネタなだけに、どういうスタンスを保つか、何を見せるかしっかりビジョンを持っていないと継続が難しい。ここを俺太郎氏がきっちり舵取りしている話が聞けます。こつこつと時事ネタについて、犯罪としてどうなのかを毎日のように語り続けた懲役太郎。専門家なので、事件が起きると懲役太郎の意見が聞きたいファンが集まる、という構図を作り上げた。懲役太郎にしかない武器です。
本人が公言するように、懲役太郎は魂が53歳のVTuber。彼の魅力をVTuberにしよう、と踏み切った俺太郎氏の話は、とても楽しそうです。

【配信】雑談「個人Vがこの先生き残るには」

ねこます氏の言葉はいつも、思いっきりバズりまくった上で引退しただけあって、VR・VTuber界隈に対しての視線はシビアでリアル。今回は「登録者数を増やしたい」という目標がある個人VTuber向けの内容。ちなみにこれは絶滅するとかの話ではなく、個人でVTuberをやる上で重要なのは「本人が楽しければそれでいい」というのを最前提にした上での、さらに伸びたいという人の話。

たとえば「なぜライブ配信が多いのか」という問が出た時に、「お金がないから」というシンプルな理由だというのも語っています。ここはまさに、動画での活動をやってきたねこます氏ならでは。
VTuberとして伸び続けたいなら自らの狂気を出していくべし、という話が真剣に語られてからの、けもみみの女の子になる話への急降下が、実にねこます氏らしい。色々厳しい現実の話も出ていますが、やっぱり本人が楽しいのが一番。

でびっち、その後

https://www.youtube.com/watch?v=c7SysPgyYGc
https://www.youtube.com/watch?v=wFkxDH6Dxjk

でびでび・でびるの旧チャンネルに突如復活した、ニコニコ配信主でびっち。元々はでびでび・でびる本人が「創作のキャラクター」だと発言していましたが、先日一周忌の際に実在していることが判明。どうも配信者と悪魔の契約が関係しているようですが…。
話はその一回で終わるのかと思われましたが、でびっちは活動を継続中。生配信とTwitterで活動がゲリラ的に行われています。内容はあたかも10年前のニコ生配信を見ているかのようなテンションで、当時の空気を知っている人はそれが面白かったり、謎が深まって怖かったり。
どちらの配信もかわいいでびっちを楽しめる内容ではあるのですが、ラストまで聴いてみてください。果たしてでびっちは、どこまで存在し続けるんだろう? これはインターネットホラーなのか、多くの人の考察が飛び交っています。

【フブスバ】スバルの知らない世界:オタク用語の世界【初コラボ】

https://www.youtube.com/watch?v=itMPfxN-_20

大空スバルのチャンネルで行われた、「スバルの知らない世界」。今回は講師として白上フブキを呼び、知らない人には何もわからない、知る人には常識な「オタク用語」をテーマに講義をしています。

博識キツネな白上フブキの出すオタク用語クイズ、多分満点か0点かみたいな感じだと思います。知っている人には馴染みがある。わからない人にはちんぷんかんぷん。大空スバルはネットミームに詳しくないため、大苦戦。
大空スバルが非常に優秀な聞き役なのもあり、楽しく見られる一時間です。

深海のリトルクライ cover by 雨森小夜

雨森小夜がアップしたソロMV。高くて透明感あふれる声が曲の物悲しさと強さにピッタリマッチした作品。コメント欄では作曲者のsasakure.UK氏も非常に喜んでいます。

歌を歌っているのが雨森小夜で、動画を作っているのが8月に引退した久遠千歳です。これは2人のファンにはものすごく大きすぎる出来事。元々は久遠千歳が歌を歌いはじめ、それに動画を付けたのが雨森小夜、という関係でした。

今回それが逆転した。「深海のリトルクライ」は、夢を見て絶望し、それでも愛してると叫んで立ち上がる物語。雨森小夜は、夏服の衣装公開をずっとしませんでした。しかしこの曲と一緒に、いつものようにおちゃらけながら真冬の夏服お披露目をしました。

「この後あげる曲が、雨森久遠の終着点です」「動画あげるのから精神的に逃げてたのかもしれないかな…私一人で持っていていいものじゃないし、頑張ってあげます」「これで本当に最後です」
雨森小夜の新衣装、髪には久遠千歳と同じヘアピンがついています。

【Official MV】「ネットのかみさま」Full ver.【GEMS COMPANY】

GEMS COMPANY内のユニット「Http:」。メンバーは長谷みこと水科葵星菜日向夏赤羽ユキノ。新曲「ネットのかみさま」のMVが、歌詞に集中できないくらい懐かしい。2ちゃんであふれかえっていたAAがこれでもかと乱舞します。およそアイドルのMVとは思えない。そこがよい。

ミカカスカジテルネットとかどのくらいの人がわかるんだろう。インターネット初期の混沌が詰まったようなMVです。出てくるAAはアレンジされて、4人のキャラクターになっています。
非常に乗りの良い曲調と、インターネット大好き感あふれる歌詞。作曲が田中秀和(MONACA)、作詞が桃井はること聞いて納得。ネットで出会えたことの幸せを楽しく描いた曲になっています。AAバージョンがひたすら懐かしいので是非見てほしいのですが、ダンスバージョンもあがるそうなので期待大です。

ドンキーコングのBGMを自作VR楽器で演奏【Aquatic Ambiance】

キャロ・パラサイトが披露したのは自作のVRの楽器。動画だけぱっと見ると、あまりにも幻想的すぎて何が起きているかわからないほど。

これは透明な玉に粒子が触れると音がなり、粒子の速度によって音程の高さが変わる、という楽器。後半を見ると、どう演奏しているかが少しわかってきます。このようなVR楽器の演奏、VR空間で見たい!

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