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必見!今週のおすすめVTuber 2019.09.22

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(9月14日~9月20日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

日雇礼子さんが高級ドヤのサービスをする中級ドヤに泊まるよ

(9月17日)

日雇礼子の久しぶりの動画でびっくり。礼子さんのモデルが超絶グレードアップしている!? 今までは「HITOGATA」のモデルを使用していましたが、これはファンからの提供モデルとのことで、視聴者からのイメージイラストにもかなり近い。これからの動画の楽しみが増えました。

今回は「中級ドヤ」の中でも「高級ドヤ」なクオリティを保っている宿をレビュー。中級と高級の差を日雇礼子がしっかり説明しています。バックパッカーの利用は大きな目安の一つっぽいですね。
日雇い労働者の世界にリアルに足を踏み込んで解説しているVTuberは、彼女だけ。世界を知る情報として、見ておいて損はありません。

【アニメ】魔界中学生ヘルデカダンス 第1話「世の中○○で溢れかえっているな・・・」

(9月15日)

「インディペンデントビジュアライゼーションアニメビデオメーカー」略して「Vアニメーカー」のぴぴぴのぶきみチャンネルによる、アニメーション企画4本のうちの一つが、ついにスタート!

タイトルは「魔界中学生ヘルデカダンス」。おそらく魔界に住んでいるのであろう中学生4人組の日々のしょーもない話と、唐突に始まるド派手なアクション、というぶきみ氏お得意のテクニックが詰まった、アサルト型エンタテイメントになっています。テンポがものすごくよい上に濃度が高いショートアニメ。さくっと見てください。病みつきになること間違いなし。
その他の企画作品はこちらで紹介されています。

『Project A.I.D』THE GAME(仮)

(9月14日)

Project A.I.Dは、NoAIoの二人のMVがアップされているチャンネル。ディープな世界観はチラ見えするものの、プロジェクトの詳しい内容はわからないままでした。
今回、チャンネルの方向性の一つとして、ゲーム制作中だということを公開、その一部を見ることが出来ます。

アジアンスチームパンク風の世界観の中、銃を握りしめてかけていくNoAの姿。TPSスタイルのようです。
これが歌い続けるNoAとIoの物語に関係してくるのかどうかは、今は不明。
ゲーム化ProjectA.I.Dの最終目標というわけでもなく、あくまで活動の一部ということなので、続報に期待です。

白上フブキ”とにかくやれ”やる気を起こさせるトーク

(9月21日)

かわいい見た目と声をしていながら、芸人気質激高なのが魅力の白上フブキ。今回はおなじみ「Just Do It!」の日本語版ネタ。
なぜこのタイミングで撮ったのかわからない内容ですが、音圧のないキュートな声のおかげで、癒やし度満点。多分逆にやる気出てくると思います。毎朝見ましょう。
「やれー!」

【コント】ふわっとふわり 〜元気はいいけど打ち合わせがふわっとしてる編集者編〜

(9月18日)

眠居ふわりのコントシリーズは、ピン芸人さながらのこだわった構成のネタを、色々なシチュエーションで行っているのが楽しい。登場人物の頭はふわっとしていますが、台本かなりしっかり作られています。

今回はふわっとした話し方の編集者と漫画家のやりとりを、一人で再現しています。あまりにもありそうなやり取りだらけ。このままではうまくいく未来が見えない……。

割と尖ったネタも、ふんわりふわっとやっているので安心して見られます。ただしネタの作りはきっちり鋭くテンポが良い。
VTuberだとこういう動画で、舞台づくりが簡単なのはいいところかもしれません。シリーズ化に期待。

詩子を緊縛目隠し♥強制尊くんASMR

(9月17日)

ざっくりいうと、素でSっけの強いショタボーイが、目隠しをして手を縛った成人女性を責め立てる、という濃すぎるASMR。これ、にじさんじ鈴鹿詩子だからこそ許されるネタというか。
鈴鹿詩子は重度のショタコンとして知られるライバー。彼女は竜胆尊の演じる「尊くん」が大のお気に入り。尊くんは、大人の女性の心を知った上で無邪気に弄ぶタイプのショタなので、かなりストライクの様子。
そんな尊くんが、鈴鹿詩子を拘束。目隠しをして耳を責め立てるASMRを実施。オフコラボのようです。鈴鹿詩子大喜び。
しかし途中から勇気ちひろが演じる少年「ちーくん」が登場。落ち着きのあるクールボーイなちーくんに、鈴鹿詩子は以前から求愛を繰り返していました。ショタ三角関係の、左右からちーくん・尊くんが詰め寄ってくるASMR。このハラハラ感、是非体験してみてください。

その後のお泊りASMRもユニーク。センシティブになりそうなところですが、二人(と自分という設定)が仲良しなので、健康な空気漂う内容になっています。歯磨きシーンの画像は必見!

【07】イソベとアゲ【磯辺アゲ】

(9月14日)

磯辺アゲの動画作品は、理屈とか順序で考えず、襲ってくる感覚のままに捉えてみてほしい。自己の表現が溢れて、もりもり形にされている。今回はショート動画を組み合わせ、混沌としつつも感情が見え隠れする表現を試みています。
「実写も交えていきたい」ということを伝えたかっただけ、とのことですが、内容は非常にディープ。鬱々とした心理状態、1年の眠り、表現をしたいという思いなどがぐるぐると入り混じっています。チャンネルの変遷と関係があるような……?

共存って何と何のことだろう、イソベとアゲはなぜわかれているのか、など深読みはいくらでもできるのですが、解答はありません。ただ、そこで心に引っかかったものを意識しながら過去作品を見ると、多分つながるものが見えてくると思います。

過去の映像作品も実験的なもの、思想性が強そうなもの、ナンセンスっぽいものなどで敷き詰められているので、必見です。自身で制作した3Dモデルも、活用されはじめそうです。

リンクロット 星宮とと×TEMPLIME×つづつ

https://www.youtube.com/watch?v=5yfUFENo0xw

(9月14日)

歌・星宮とと、曲・TEMPLIME、アニメーション・つづつのメンバーによるMV「リンクロット」は、序盤のサンプリング音から、メロディラインの独特なリズム感、星宮ととのやわらかな歌声、ディスプレイから映し出される映像と、全てが見どころ聞きどころ。

中でも目を引くのは、つづつ氏のアニメーション。ネオンカラーのような線で描かれており、星宮ととが滑らかに水の中に落ちるシーンの表現は見事。
明滅や増殖など、色が少ない中でも鮮やかに見せるテクニックを駆使しています。

獣ゆく細道/町田ちまとジョー・力一(Cover)

(9月19日)

町田ちまジョー・力一がカバーしたのは、椎名林檎と宮本浩次のデュエット曲「獣ゆく細道」。ただでも歌いこなすのが難しい曲を、原曲をがっちりリスペクトしながらそれぞれの味と情念を出した、見事な歌唱になっています。
ハーモニー部分、椎名林檎の凛とした落ち着きを再現する町田ちま、荒れ狂うかのような宮本浩次と自らの道化的ブルース感を撒き散らすジョー・力一の。二人の存在の強さは必聴です。
MIXIはバーチャルトラックメーカーのHIMARI、動画と文字はバーチャル書家のぴろぱる、イラストはジョー・力一の生みの親スドウミノル。あまりにも布陣が強力すぎて、1小節1カット、見逃せない聴き逃がせない豪華なものになっています。

【11thオリジナルソング】from A to Z/AZKi【AZKi WHiTE】

(9月14日)

AZKiの歌の数々が、一つの到達点にたどり着いた。
今までAZKiは「AZKi BLaCK」「AZKi WHiTE」の両側面でオリジナル曲を発表し続けてきました。黒はハードでダーク、白はやさしくポップという感じ。今回の「from A to Z」で、ファーストソングCreating Worldからはじまる音楽活動アンサーとして、今までの白黒あわせての思いを、AZKi自らが歌詞にしたためました。

ファンを「開拓者」と呼称するAZKiは今回の曲の歌詞に「たった一人の君と出会えて(かけがえのない開拓者よ) 私は今を生きているの 今まで起きたすべてのことを(私たちのストーリーを)覚えていてね 最初から最後までだよ」と綴ることで、自分だけでなくファンとの思い出も歌の中に包括。
今までの一年の活動の集大成的作品であると同時に、これからのスタートになるような曲です。

【歌ってみた】いのち/AZKi【水科葵】【ジェムカン】

(9月16日)

あらゆるジャンルの歌を伸びやかに歌いこなす、ジェムカンの水科葵。彼女がカバーしたのは、AZKiのオリジナルソング「いのち」でした。原曲ではAZKiが、生きること・死ぬことについての思いを綴った歌詞を、儚く繊細に歌い上げています。

水科葵版ではAZKi歌唱版を強くリスペクトしながら、言葉を噛み締めて自らの意思と重ね、かなり力強く歌い上げています。
彼女の概要欄も是非あわせて見てほしい。「ずっと歌い続けること たとえ”水科葵”じゃなくなったとしても これだけは諦めたくない」という発言は、VTuberの境遇を考えると刺さるものがあります。

【オリジナル楽曲】はっぴーでいず!MV/ 獅子神レオナ

(9月20日)

獅子神レオナの新作は、オリジナルソングCDのカップリング曲。普段は情熱的でパワフルな曲を得意とする彼女、今回はポジティブで明るい面をフィーチャーした、跳ねるような楽しいリズムになっています。

アップテンポなメロディは、ライブで盛り上がることなし! 3Dモデルも実装した彼女が踊りまくる、楽しいMVはに仕上がっています。
9月21日にはAZKiとの対バンイベントに出演、IMAGNATION vol.2にも参加が決定。チャンネル登録者数ももう少しで10万人。彼女の疾走は止まりません。

【一周年記念】sister / eve 歌ってみた 【高槻りつ】

(9月19日)

高槻りつ一周年記念のムービーがものすごい! 大都会の街の中をとったムービーに、2Dモデルの高槻りつがまじりこみ、存在しているかのような描写になっています。原曲でも東京の景色が描かれていますが、もっと大きくマクロな視点で見ているかのよう。
中でも看板に、ビルの谷間に、歌詞が現れては消えていく演出はインパクト絶大。高槻りつはもちろん、歌詞と街も主役として扱っているかのような映像です。

街のあらゆる場所で、クリアーなハイトーンボイスで歌う高槻りつ。まるで「どこにでもいてどこにもいない」かのような異様な存在感を放っています。
普段のはっちゃけた彼女と違う、儚さと切なさ溢れるMVです。

HIMEHINA『うたかたよいかないで』MV【ワンマン直前】

(9月20日)

9月27日にワンマンライブを行う田中ヒメ・鈴木ヒナの3曲めのオリジナルソング「うたかたよいかないで」。「うたかた」という単語の儚さを軸にしながら、二人が失うこと、過ぎ去る「過去」への向き合い方と叫びが詰め込まれた、かなり直球の感情が込められた曲になっています。普段二人の歌では使わない「好きだよ」という言葉の連呼も、必死にしがみつく祈りのようです。

ヒメヒナのMVはメッセージ性が非常に高く、さらに解釈の余地が多数あることで有名。今回もかなり色々な推測がされています。
例えばこの曲、作詞のゴゴ氏が7月18日に一晩で書き上げたと発言。この日は京都アニメーション放火事件でたくさんの人が命を失った日でした。
MV後半に出てくる彗星は、途中からオレンジ、緑、紫、ピンクにわかれています。この色からとあるVTuberグループを連想する人も多い様子。さらに歌詞の中にも、関連する言葉がかなり意図的に含まれています。そうなると「次の世で会おう」の意味も……?
この曲は本当は3番めではなかったそうですが、今あげなければいけない、と先行されたそうです。
これらの推測に答えはありません。ヒメヒナの魂を込めた歌声と、意味ありげな単語が散りばめられた歌詞と、こだわりの映像が何を意味するのか、是非動画を見た上で、受け止めてみてください。

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