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必見!今週のおすすめVTuber 2019.09.08

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(8月31日~9月6日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

月ノ美兎と本間ひまわりによる、百物語


(8月31日)

月ノ美兎本間ひまわりが行った百物語は、視聴者、VTuberから募った怖い話を百個するまで終われない、という配信。10時間を超える長丁場になりました。とはいえVTuberが送ってきた怖い話動画はいずれもクオリティが尋常じゃなく高いため、飽きずに見られます。アーカイブを一気観するのはしんどいので、ちょっとずつどうぞ。やめられず最後まで見てしまうと思いますが……。途中、にじさんじライバーがゲストに参加するシーンもあり、バラエティ色豊かです。
その中から、いくつか話題になったものを紹介。

「【Talk:03 】入り込んでくる【※ホラー注意】」
3Dモデリングに長けているウワン。金縛りの際にあったできごとを、3Dであることをフル活用し、アングルやカットにこだわった映像として見せてくれます。映画のようなシーンに、思わずゾクリ。

「【ホラー】3Dモデリング中のこわ~いお話【 #帰れない百物語 】」
もちひよこの怪談は、ある意味ホラーよりはるかに怖い、あるある話。3Dモデラーなら体験したことがあろう、リアルな内容です。これで泣いちゃった人も多いのでは……クワバラクワバラ。

「【恐怖動画】学校裏の神社で目撃された『怪しい人影』の正体を暴け!」
ARu子の怖い話は、序盤はモキュメンタリー風で結構怖い感じがする……のですが少し進むとあからさまにおかしなことに。あるものを発見してからというもの、立て続けに奇妙な現象が起こります。その正体は!? ARu子節満載、なにげに手が込んでいるので、これを作っている姿を想像するとちょっと泣けます。

「【百個怖い話言うまで帰れません応募動画】怖い動画 【夜野ねおん】」
百物語のラストを飾ったのが、夜野ねおんの作品。と言っても怪談を物語式で語る内容ではありません。配信中、ねおんは届いたマシュマロを読みます。すると別のなにかの声の配信がチラチラ。おや、一体誰? 最後まで必見、バーチャル時代ならではの怪談です。

【癒し】私と一緒にお話しましょう♪【雑談】

(9月5日)

月ノ美兎の配信は、上記の百物語の続編的内容。百物語では月ノ美兎と本間ひまわりがあることをしていたのですが(ここから見ても、配信内で説明されているので、ちゃんと流れがわかります)、おかげで月ノ美兎の魂が剥がされ、別の霊が彼女のアバターに入ってしまいます。
果たして月ノ美兎(魂)は、アバター月ノ美兎に戻ることはできるのか?
「月ノ美兎」という存在を問う、批評性を持ったエンタテイメント配信でした。魂が戻れば終わり、というものではなく、「クソ雑魚委員長」「雑草」「ムカデ」などの視聴者のイメージあってこその「月ノ美兎」、という結論につながる流れは、考えさせられるものがあります。「月ノ美兎」の「魂」は、必ずしもVTuber「月ノ美兎」とイコールではないのかもしれない。
詳細な流れはこちら。
“乗っ取られた”月ノ美兎、無事肉体を取り戻す

賃貸六畳間の街で暮らすSSR級美少女の日常

(9月5日)

天目童心のSSR急美少女こと花牟田ちなきがアップしたのは、住んでいる街の紹介動画。
彼女、自己紹介では映像が美しいのに音が最悪というアンバランスな映像をアップ。三回目の今回は、音質は最高になりつつ、とても楽しそうに街のあらゆる場所を紹介しているのですが、内容はサイコパス。

笑顔で解説する街は、問題だらけ。超高速カットで編集された躁状態の映像。ちなきワールドは、じっくり見る余裕がないほどかっ飛ばしています。

初めまして!新人バーチャルYouTuber馬犬です!!

(9月2日)

まさかの馬犬がVTuberデビュー!
彼(今は彼女)は、馬の被り物でハイポーション(いろいろな飲み物を混ぜ合わせてヤバい状態にしたもの)を作って飲む有名動画主。女性3Dアバターを作って、自分の過去を明かした上でVTuber界隈に乗り込みました。

理由のひとつが、馬面のばあちゃるに奪われたアイデンティティを取り戻すため、というのも面白い。昔は馬のかぶりものといえば馬犬氏だったのです。
このように、最初から魂を明かした状態で、アバターをまとって新規に活動をするスタイルは、今後どんどん増えていきそう。転生……と言っていいのかどうか。元々顔を隠してはいましたし。
魂の正体を隠さなくてもいい、というのはVTuberのプレイスタイルのひとつのあり方になりそうです。

性犯罪者と実際に話して分かった彼らの考え方【由宇霧・懲役コラボ後編】

(9月2日)

花魁由宇霧懲役太郎のコラボ、後編がアップされました。懲役太郎は直接表に出られないので、今回も面会形式。前半はこちら。

性に対する問題を真剣に考える由宇霧、犯罪や刑罰に詳しい懲役太郎、2人が性犯罪について考える、非常にハードで、でも誰もが無関係でいられない、興味深い内容です。
特に後半、ゴムを付けずに性行為に及ぶ身勝手な男の話題が出てくるのですが、これがどえらい恐ろしい。でも事実としてあるわけで。
2人は9月14日にリアルイベントを実施します。興味がある方は是非。ここでしか話さない(というより話せない)内容があるよ、と事前告知済み。
アウトローな話題が飛び出す? 懲役太郎&由宇霧のリアルイベント開催

HI HI HI【2週間で10kg痩せるダンス】

(9月3日)

猫宮ひなたファンなら永遠にループして見ていられる動画。あまりにもかわいいワチャワチャダンス動画。
これは韓国のダイエットダンス動画のモノマネ。YouTuberの間でも話題になっています。猫宮ひなたはお気に召したようで、音楽を口ずさみながら踊り狂います。

子供がテンションあがりすぎて踊り狂っている状態が、あまりにもかわいすぎて、見ていると口角あがりっぱなし。幼稚園児の姪っ子が遊びにきているかのような気持ちになれます。
なお、サムネイルが某アレにそっくりすぎて。猫宮ひなた暴走中。

VTuberにかかった費用、すべて公開します。

(9月5日)

ぽんぽこピーナッツくんが、非常にリアルな数字を公開。VTuberとして活動して二年目、どのくらい費用がかかったかを明かしました。
元々2Dモデルで活動していた2人。一番重要なのはパソコンのスペック。ゲーム配信をしたい場合、どう買い替えているのかは、かなり参考になるはずです。
3D化はさえきやひろの手によるもの。それを動かすために、これまたお金がかかる。
結果かなりの額が出ていきましたが、さすがにキグルミ代金がかかるのはこの2人くらいなので、そこは参考にならないかも。2人は3D化をしてもらっている特別な状況なので、一般的ならここで数十万から100万はかかるはず。
こういう数字をはっきり、メタ的に出してくれるVTuberはなかなかいないので、貴重な資料です。

【LIVE】みどりさんといっしょ【#01】

(9月2日)

にじさんじ緑仙夢追翔が企画し行ったのは、大人向けな子供番組「みどりさんといっしょ」。NHK教育番組風のスタイルを取って、ごりっと社会の黒い部分を盛り込んだ、ネタてんこもりのエンタテイメント。
社会人である社築加賀美ハヤトによる子供相談では、社会の厳しさを突きつけるようなヘビーな解答が。
ニュイ・ソシエールのひとりでできるかな?」では、パチンコ屋初体験の様子を収録。なぜそういう、淀んだ方向に行くんだ。楽しいじゃないか。

エンディングテーマは夢追翔の書き下ろし。昨中のイラストや小物、だんご3兄弟(さんばか)などは緑仙がすべて準備した、ものすごく凝った内容。コーナー一つ一つ全てにこだわりがある30分番組です、作るのめちゃくちゃ大変そうですが、第二回が楽しみ。
なお、リハーサルがあったとかなかったとか? なんのことでしょうね。

「-ERROR」covered by NoA

ProjectA.I.Dは活動を開始したばかりの音楽プロジェクト。情動的な歌を、激しく歌い上げる様子が魅力的なグループで、現在はハイトーンのNoAと、ミドルトーンのIoが活躍中。
MVも曲にあわせて、ダイナミック。Twitterでの話題で、めきめきと人気を伸ばしているチャンネルです。

自己紹介を見ると2人での活動のよう。歌う道を選んだその目には、熱い炎が宿っています。ところで「AID」ってことは「D」担当もいるのか? まだまだ謎の多いチャンネルです。

「MV」千本桜 feat. 初音ミク【cover by 麻倉由衣】プリズムショーで歌ってみた!Senbonzakura Prism Show

(9月1日)

写真集が発売され、ノリにノっている麻倉由衣。彼女がアップした「千本桜」の歌ってみたは、歌の巧さもさることながら、「プリティリズム」のプリズムライブを再現した超ド派手なもの。映像がギラッギラのキラッキラで、どこを見ても派手。この試食販売員、何をやっても許される存在になりつつあります。

着物姿も素敵なのですが、まずは開始早々の唐突なアレを見てほしい。これはこれで一本まるまる見てみたい。
麻倉由衣はネタ路線で、出し惜しみ無く動画を作るVTuber。どんどん突っ走っていただきたい。試食販売員の服装のままで。

69on⚡『ROCK ON!』MV【祝オリジナル曲】

(9月1日)

音無むおん・くおんの双子バーチャルシンガーが、ついにオリジナル曲を発表! あらゆるジャンルの曲を歌いこなす2人ですが、中でもハイスピードで力強いメロディーで本領を発揮。オリジナル曲はそんな2人のいいところを生かした、ポップかつゴリゴリのロック曲になっています。
聞き所は2人の掛け合いとハモリ。姉妹だけあって調和性ばっちり。きれいなハーモニーで、疾走感を出しています。
ギターがパワフルなのも魅力的。ガツンと通る2人の歌声を押し上げるようなサウンドになっています。

名取さな – さなのおうた。【オリジナルソング】

(9月3日)

名取さながアップしたオリジナル曲は、イラストカットを大量に盛り込みながら、元気にキュートにMV化したもの。思わずコールを入れたくなること間違い無しの内容。チップチューンスタイルの曲も、名取さなの初期配信BGMのようでワクワクする。

これはマウスコンピュータの提供で作られています。映像自体には一切マウスコンピュータ成分が(クレジット以外)ないのですが、これを作るにあたって提供しているとのこと。マウスコンピュータのHPにはメイキング動画と、MV制作にあたってのコメントも寄せられています。
こういう形での企業PRは、VTuberも視聴者も会社もwin-winで賢い。ある意味個人VTuberの名取さなだからこその、ユニークなやり方です。

エル・タンゴ・エゴイスタ/nyanyannya (cover by 楓アキ花咲リリ刀也ギル)

(9月5日)

にじさんじ夕陽リリギルザレンⅢ世樋口楓の死神組と、森中花咲鈴谷アキ剣持刀也の聖職者組の戦いが描かれるグループ曲。曲と絵柄の耽美さが魅力的で、早速二次創作も次々作られています。特にソプラノ組の超高音は必聴。

是非聞いてほしいのが、ギルザレンⅢ世の歌声。他のメンバーはまだ歌う機会があるものの、ギル様は歌を披露したことがほぼない。普段飄々としている彼ですが、世界観にマッチした歌声を聞くことができます。

Maya Putri – Nada Nada Cinta (Official Music Video)

(9月4日)

インドネシアのVTuberマヤ・プトゥリが、初のオリジナル曲を発表しました。歌はインドネシア語ですが、ちゃんと日本語字幕もあります。

MVではインドネシアのいろいろなスポットを舞台に、マヤ・プトゥリが歌っている様子が映し出されています。電車に自然に乗っているマヤ・プトゥリなど、現実の中にさらっと入り込む彼女のスタイルは健在。
透き通るような高い歌声と、インドネシア楽器の特徴のある音、インドネシア語ならではの「ナ」「ラ」の音の響きの美しさが心地よい。ずっと聞いていたくなるような、癒やし溢れるメロディです。

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