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必見!今週のおすすめVTuber 2019.08.04

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(7月27日~8月3日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!
今回はにじさんじ大型企画の話題多めです。

【あなたはどっち?】”ブイチューバー”、どう表記する?【スタンダード】

(7月28日)

九條霞が行った調査は、「ぶいちゅーばー」などのバーチャルな表現者をひとくくりにするにはなんと呼ぶのがベストかを探るもの。視点は「検索に引っかかりやすいかどうか」。
もっともどう呼んでも構わないとは思いますが、やはり検索数が多い呼び名はおさえておいて損はない。データを取って集計しています。

結果は1位はおそらく多くの人の予想通りかも。それ以降はちょっと意外。
「VTuber」「バーチャルYouTuber」という単語は、厳密には「バーチャルの身体でYouTuberをやっている存在」という意味ですが、今となってはバーチャルアバターをもってなにかしら活動をしていれば全部「VTuber」と呼ぶ、みたいな空気になりつつあります。メールじゃなくても「写メ」というのと似た現象かも。日本語としてこのまま定着はしそうです。ラストのオチがある意味、今のVTuber界隈の注目度を一番良く表していそうです。

誰そ彼 -おうまゆう-

(7月27日)

おうまゆうは、もちひよこがプロデュースする「もちぷろ」の新人妖怪VTuber。その最初の動画の雰囲気作りと編集は必見。妖しさ漂う空間の中、おうまゆうが歩き回る、幽玄な空気の動画になっています。

もちひよこは究極にかわいい少女を作るアーティスト。今回新たなベクトルとして、引き継がれていったような動画です。
他の動画は明るいものが多いので、今後どういうベクトルに展開されていくのか注目したいところです。

もうひとり「もちぷろ」からデビューした神野たねも、元気いっぱい非常にキュートな女の子。こちらも今後の活動が楽しみ!

【検証】夏祭りでタピオカ売ったら1日いくら稼げるのか?

(8月3日)

バーチャルゴリラ愛知県一宮市の七夕まつりに飛び出し、タピオカドリンク販売員として活動。売上がいくらになるかを調べながら、VTuber知名度調査を行っています。

様々なVTuberが「VTuber知ってますか?」突撃企画を行うようになっていますが、今回は知っている人多め。「天魔機忍ver.G」の名前が出るなど、コアな人も。
その一方で「これしゃべってるの!?」とびっくりする、全く知らない人の反応も新鮮。確かにアニメじゃなくて自分に反応するバーチャルなゴリラの経験はまずないかも。
びっくりするのは7歳の少女が、ヒメヒナが大好きでよく観ているという話題が出たこと。子供の間でもVTuberは浸透し始めているのかは、もっと母数を増やして調査してほしいところです。

邦ロックリレー配信 ver.ジョー・力一

(8月2日)

先日行われた、にじさんじメンバーによる音楽フェススタイルの、邦ロックリレー配信、通称「にじロック」。参加者の一人ジョー・力一のステージは、異色すぎる内容でした。
初手雷雨が起こり、音響機器がダメになるところからスタート。そこで復旧まで、ジョー・力一の声だけで女王蜂のステージをスタート。つまりオケは自分の声、いわゆる「全部俺」になります。

その後さらにスピーカーがイカれてしまい、オケも出ない。そこで電気グルーヴの曲をその場でRemixでつなぎつつ、完全アカペラ一発で披露。
なにもかもダメになったあと、アコースティックギターでのエレファントカシマシを歌唱。次第に機材が復旧して……。
全編を通してエンターテイメント精神あふれすぎる、30分でジョー・力一というVTuberのすごみが伝わる内容です。

邦ロックリレー配信 ver.加賀美ハヤト
邦ロックリレー配信 ver.三枝明那
邦ロックリレー配信 ver.雨森小夜
邦ロックリレー配信 ver.轟京子
邦ロックリレー配信 ver.緑仙
邦ロックリレー配信 ver.ジョー・力一
邦ロックリレー配信 ver.夢追翔

「にじロック」は7人が30分ずつの持ち時間で、邦ロックを歌い続けるリレー配信。それぞれが己の歌唱技術や配信テクニックを駆使しています。
なんと言っても30分で次へ移動、というフェスの慌ただしさが再現されているので、見ていてワクワクします。

締めは全員による「ソラニン」。準備と技術の高さを見ることが出来る企画になっています。
大変な企画だとは思いますが、来年も是非やってほしいところ。邦ロックで今回カバーされていない部分もみてみたい!

#105 Episode0「交信」

(7月30日)

鈴木勝は以前、自分の「バーチャル」と「現実」をめぐる物語を、生放送内で視聴者を巻き込み、展開していました。一旦物語は幕を閉じ、初期の「中二病」的な性格から一皮むけて、成長する中学生として「生きている」状態です。
ところが突然の、エピソード0。話は終わっていなかった……?

一応「0」なので、今までの物語の起きる前段階を見る配信になっています。スマホを見ると、知らない言葉がいっぱい流れてくる。最初は怪訝に見ていた鈴木勝も、自分の成長の話をスマホの文字と会話するようになる……スマホの文字はリアルタイムの配信中のコメント。こちら側は過去の鈴木勝に干渉していることになります。

中学生のOD組(鈴木勝、出雲霞、卯月コウ)は、表では見えない過去と現在を抱えています。AI出雲霞は5つのケースがある…など掘れば掘るほど謎多き構造。それぞれの話にお互いが出てきたりと、構成が複雑で面白い。

鈴木勝も出雲霞も一段落したはずでしたが、最近入ってきた新人のハッカー黛灰の介入で、また一気に物語が動き始めました。Twitterの動きと配信をチェックしながら、リアルタイムで変わっていく体験をあじわってみてください。バーチャルな存在の人生を追えるのは、VTuberならではです。

出雲霞側も、ついに何かが動き始めました。これがなんなのかは、まだわかりません。後の伏線になるのは間違いなさそうですが……。

【魔法少女ちあ】ちあちゃんと交通事故!?

(7月28日)

魔法少女ちあは、普段は配信メインなのですが、時々唐突にハイテンションでローテーションな、不思議な動画をアップします。今回は待望のショート動画なのですが、題材が非常にソリッド。高齢者の運転事故問題。社会派だー?
ここであーだこーだ正論を言わずにぶったぎるのがちあスタイル。最後の曲も含め、くせになる内容になっています。

【LIVE】こちらお悩み相談総合窓口【#にじさんじお悩み窓口】

(7月31日)

緑仙が企画したのは、ただの「お悩み相談室」ではない。緑仙が窓口になってお悩みを受け取った後、待機している返答者、懺悔課のシスター・クレア、バッサリ課のドーラ花畑チャイ課の花畑チャイカ、王族課のリゼ・ヘルエスタ、葉山(?)の葉山舞鈴に振って、それぞれの個性で答えていく、という内容。なので返答のバラエティが豊か過ぎる。緑仙の無茶振りも含めて50分バラエティ性豊かな内容になっています。

中でも印象的なのは、葉山舞鈴。緑仙の投げかける質問と、どうにも噛み合わない不可思議な解答続出。緑仙も視聴者もひたすら首をひねる、不思議ワールドが展開されます。おそらくそこまで言っていることは、そこまでめちゃくちゃじゃないはずなんだけど、言葉の使い方がとても独特なので全然会話が成立しない。おそらくこの企画を見たら、葉山舞鈴のチャンネルをいつの間にか登録しているはず……というくらい、ユニークなトーク力をもったライバーです。

【初配信です!】えへへーーー、こんちにわぁ!【神楽めあ???】

(8月1日)

神楽めあの配信を開くと、誰か知らない美少女が……? 声も違うし、しゃべり方もおしとやか。誰だ?
実はこれは、中国翻訳組から送られた、ロリめあのLive2Dモデル。神楽めあは中国bilibili動画で非常に高い人気を誇っており、配信動画翻訳をするチームも存在します。翻訳組は応援したいという思いからやっている有志のため、とても熱心。今回はその愛の一端を見られるものです。
序盤こそロリめあとしてキュートにしゃべっているものの、あっという間にいつもの神楽めあに戻り、暴言を吐くあたりが、神楽めあならではの魅力です。

ヤンキーボーイ・ヤンキーガール -《楓刀京明千葛》Cover

(7月27日)

多くの人を熱狂させ、すでに多数のファンアートがあがっている、にじさんじの通称「ヤンキー組」によるMVがアップされました。企画発案は久遠千歳のようです。動画編集は雨森小夜葛葉剣持刀也三枝明那轟京子樋口楓が参加しています。

「もし◯◯のメンバーが●●だったら」という妄想遊びは非常に楽しいもの。今回は「もしにじさんじのメンバーがヤンキーだったら」というIFを公式でやってくれました。この配役が非常に練られていて、映像演出(鎖や有刺鉄線や包帯!)もあわせとても的確。
歌ガチ勢なメンツが集まっているので、音の厚みが尋常じゃない。大勢の中でも一際通る樋口楓や、ハスキーな響きが世界観にぴったりの葛葉など、それぞれの声を是非じっくり聞いてほしい作品です。

花譜 #27 「そして花になる」【オリジナルMV】

(8月1日)

数多くのファンが、VTuberたちが、大絶賛を送った花譜のライブ「不可解」。自らの音楽表現を見せることに特化し、全力の歌唱力と演奏、あらゆる演出を駆使したそのライブ内容は、新たなVTuberリアルライブの可能性を開きました。
上演後にアップされたのが、「そして花になる」というオリジナル曲。これはクラウンドファンディングの返礼品として楽曲無料ダウンロードも行われました。

花譜は中学生でデビューし、今高校生。Informationによると、まごうかたなき15歳の女子学生だそうです。彼女がその才能を表現するためにバーチャルな存在・花譜となり、カンザキイオリの曲を受け、100人のスタッフに支えられてライブを行い、音楽を観客の目の前で歌いあげました。
今までの彼女の楽曲のちょっと不思議な面などは、この「そして花になる」で一気につながり、一本にまとまっていきます。なるほどライブ名が「不可解」なのはそういうことなのか。
もしここから聞いてみて、少しでも気に入ったら、花譜の以前の曲もチェックしてください。少女の成長と羽化と、音楽表現の無限の可能性に触れることが出来るはずです。

【オリジナル曲】バツ【カラオケ音源あり】

(8月1日)

眠河ゆめながアップしたオリジナルソングは、チップチューン調のかわいらしいメロディにあわせて、自信のない心について繊細に歌い上げる内容。かわいらしい絵柄が落ち込んでいく様子は、逆に生々しい。

バツというのは自分に課するもののよう。自分で自分にばつ印をつけて前に進めなくなることは、経験したことがある人も多いはず。やさしくその気持を歌い上げている内容。つい共感して心に残る作品です。

ワンツーエポック/八月二雪×ぼっちぼろまる – LIVE CLIP

(8月2日)

7月20日に行われた八月二雪ぼっちぼろまる のライブ「八月二雪×ぼっちぼろまる VR LIVE ~ぼくらの電脳パレード~ in cluster」。その時の映像が一部公開されました。
パーティクルライブを駆使しており、立体的に浮き上がる歌詞や光の粒が非常に印象的です。

自由を作る音楽の魅力を前向きに歌い上げる歌詞は非常に情動的。爆発はしないけれどもじわじわ心にわいて止まらない、生きる強さを感じる内容になっています。
主張が強すぎず、音楽をもり立てること重視の演出も必見。映像作品として、一本のMVのようになっています。

【Vtuber曲】保別はつひの”恋のダンスホール”【歌ってみた】

(8月2日)

エロス特化でデビューした保別はつひは、バーチャルYouTuberであると同時に、「V-Porn hber」を名乗っています。アダルトサイト「Porn hub」で既に活動開始済み。もちろんYouTubeではモロのエロはありません。

……と思っていたのですが、今回の自己紹介ソングは、なかなか攻めたものになっています。アラベスクの「ハロー・ミスター・モンキー」をバックに、ラップでぐいぐい迫ってきます。
VTuberのアダルト方面の活用は、徐々に増えてきています。YouTubeではセンシティブな部分は扱えないため、大体がfc2の動画配信や、DL.siteでの音声販売などでの活動が多いのですが、彼女の場合はさらに思い切って踏み込もうとしているようです。
これがどうコンテンツとして、表現として成立していくかは、デビューしたての現時点ではわからないので注目したいところです。一ジャンルを築く可能性は十分あります。

「Nekomiya Days」猫宮ひなた MV

(7月29日)

猫宮ひなたが発表したのは、ポップでゆるいノリのオリジナルソング。ゲームをして寝て食べてゲームをして寝る、スローライフを歌ったものです。歌と言っていいのかわからないパートもたくさんあるのが、とっても猫宮ひなた。

作詞作曲編曲のGYARI氏は「何でも言うことを聞いてくれるアカネちゃん」などの作者。一年以上前に猫宮ひなたは、公認でこの「アカネちゃん」のパロディをやっており、非常に話題に。その動画は現時点で320万再生の人気を誇っています。
猫宮ひなた+GYARI氏の組み合わせは、気だるさとポップさの組み合わせの面で非常に強力なので、ゆるい気分になりたいときに是非。

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