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必見!今週のおすすめVTuber 2019.07.07

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(6月30日~7月5日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

【重大発表】ついに着ぐるみになりました。

(7月2日)

ぽんぽこピーナッツくんがついに、一つ夢を叶えました。着ぐるみ化です。リアルに降り立つ手段を手に入れたVTuberは少しだけいますが(例・ばあちゃる、アンチン等)100万かけて着ぐるみ化したのはおそらく初。ゆるキャラからVTuber化はありそうですが、逆はとてもめずらしい。

ぽんぽこは住んでいる甲賀市を応援するのも、活動の一つとしてきました。この状態であれば二方ともとてもキュートでゆるいので、ゆるキャラグランプリいけるのでは……? バーチャルならでのゲームや実験動画と、実地に飛び出しての活動、両方が楽しみになりそう。

「アカリがやってきたぞっ」のパロディソングにも挑戦したぽんぽこ。ピーナッツくんではなく、兄ぽこが登場している貴重な動画になっています。

【いってらっしゃい!】私のチャレンジ、どうぞよろしくお願いします!【中国語】

(7月1日)

キズナアイの新しいインストールは、中国語をしゃべるキズナアイでした。誕生日に初お披露目でした。
「4人に分裂した」
「個々に新しいものがインストールされた」
「1人はそのまま、2人は声と性格がちょっと変わった」
「4人目のインストール後生まれたのが中国語をしゃべる新しい衣装のキズナアイ」
というのが今までの簡単な流れ。
これに対して「面白い!」という声と「これはキズナアイじゃない」という声、賛否が思いっきり分かれました。現在進行系で、ファンはハラハラ見守っている最中です。

「キズナアイ」というキャラクターとして見た場合、見た目と声(声優)と挙動セットで一つの「キャラクター」なので、違和感はどうしても湧いてしまいます。
一方でキズナアイが人間ではなく「AI」であるとするなら、どんどん増殖して、新しい形に変形し、何千何万何億という個体差のある「キズナアイ」が生まれてもおかしくありません。
現時点ではまだ「キズナアイ」がどうなるか、わかりません。一つはっきりしているのは、中国語をしゃべる新しい「キズナアイ」が、bilibili動画で活動する、ということ。彼女の進化と発展自体が、「バーチャル」の思想表現になっていきそうです。

【アニメ】Co-SyNapse(シナプス)「第X話」

(7月2日)

ベイレーンチャンネルでシフィーが、動画投稿を本格的に開始しました。少々事情がややこしいので順番に解説していきます。

まずこのチャンネルはあくまでもベイレーンのもの。「◯◯はクソだお!」というタイトルで、自分が世の中のクソだと思うものをバッサバッサ切っていく痛快な内容で人気を集めていました。
ところがこれが、「繰り返しの多いコンテンツ」という診断をされてしまい(声のせいという話も?)、YouTubeの広告収入が通らない。さすがに無料で続けるのは難しい。ベイレーンは「影響力を理解させたい」ということで、登録者数を増やすよう視聴者に働きかけます。今までずっと見ていたけれども登録していなかった人へのメッセージでした。この声に応じて猛烈な勢いでチャンネル登録者数増加。23万人登録越えのチャンネルになりました。

でも審査は通らなかった。ベイレーンは動画が作れなくなったので頻度の高い投稿をやめざるをえなくなります。ファンが望んだ希望は、残念ながら叶いませんでした。
ベイレーンは自分の動画の中に、シフィーという異世界から来た少女を登場させています。シフィーは少しずつ、自身で編集した動画をこのチャンネルにアップし続けていました。こちらも好評だったため、ベイレーンのチャンネルはシフィーの主な活動場になります。
皮肉なことなのか、いいことなのか、ベイレーンがやめてシフィー(声が変わった)が動画をアップするようになってからは、広告がつくようになりました。ベイレーンはエイレーンファミリーのチャンネルにたまに登場するように、帰還することになります。

それが決まったあとにアップされたのが、シフィー制作のアニメーション動画でした。
シフィーはVTuberのストーリーアニメを作りたい、という理念で動画を作っていくそうで、クラウドファウンディングも開始しています。
かつてエイレーンが「アニメを作りたい」と言っていたのを思い出します。

なおシフィーの普段の動画は、ベイレーンとちょっと違う方向に尖っているので、こちらもオススメ。ツッコミのベイレーン、ボケのシフィー、2人の絡みがまた見たい……。

【縦動画】あなたのアシスタントアプリPPH!?【スマホでみてね!】

(7月4日)

ピンキーポップヘップバーンがアップした縦動画。スマホで見るのを推奨。
「中から話しかけてくる」縦動画って、視聴者にコミュニケーションを取る優しいものが求められていると思うのですが、PPHは真逆。ものすごくウザったい行動を繰り返す動画になっています。

やられると困るようなことをしでかすのがPPH。その後のオチまで含めてこそのPPH。
いわゆる「ウザカワ」なPPHのキャラがよりくっきりした内容の動画です。

【ガチ恋注意】16名の女子Vtuberによる♡ドキドキ台詞選手権!【スペシャル企画】

(6月30日)

夜空メルが開催したのは、ホロライブメンバー他16名の女子VTuberが参加した、ドキドキシチュエーション台詞の大会。こうなるとみんなネタ枠に走りがちなのでは、と思いきや、ほぼ全員がガチで挑戦。シチュエーションや関係性の設定、繊細な演技、ストーリー性などを練り込んで挑んでいます。なお一人だけネタで挑んだVTuberがいて、状況的に逆にめちゃくちゃ頑張ったなあと花丸を捧げたい。

決勝戦に向かうにつれてのクオリティの上昇がものすごいことになっています。果たして優勝は誰なのか。かなり頭を使った本気の大会になっています。

【LIVE】#にじさんじやれたかも委員会

(7月1日)

緑仙花畑チャイカ郡道美玲が開催したのは、「にじさんじやれたかも委員会」。かつての経験を思い出しながら「あの時やれたんじゃないか」と甘酸っぱい思い出に浸ったところでジャッジが入る、漫画「やれたかも委員会」のパロディ版です。

視聴者から集まった「やれたかも」を、にじさんじライバーたちが演技で読み上げ、コガネ氏のイラストで状況再現するという、豪華な企画になっています。
原作を知らなくても楽しめますが、知っていると緑仙・花畑チャイカ・郡道美玲の立ち位置がめちゃくちゃうまく作られているのがわかるので、できれば読んでから配信を見るのをオススメします。

【園児とねこ】社歌作ってみた【オリジナルPV】

(6月30日)

小山内めいバーチャルねこの作った社歌が非常にクール。元々は株式会社PHYSの社歌として、upd8のかしこまり・周防パトラ組と、小山内めい・バーチャルねこ組が作った二曲でコンテストを行ったもの。両者のスタイルが、全く違うのが面白い。

バーチャルねこのアンビエントミュージックに、小山内めいが得意のラップで歌う作品。映像では未来に向かう思想がたっぷり含まれており、見応え聴き応えがあります。
小山内めいの概要欄にあるように、ラップの社歌が増えたらいいなという思想そのものが熱い。幼稚園児とねこだけど。

アニメOPっぽい曲できたwww

(6月30日)

MonsterZMATEがアップした「アニメOPっぽい曲」のクオリティが、本当にアニメOPっぽい。日曜の朝かな、少年漫画かな。アニメ大好きオタク文化大好きな彼らだからこそ生むことができた内容になっています。

MZMの二人はもちろん、銀河アリス、朝ノ姉妹プロジェクト、眠居ふわり、ダンテズピークなどのメンツがもりもり登場することで、アニメっぽさ格段にアップ。
ボーカルのアンジョーが自身で絵コンテを書いた、力作になっています。

なおきっかけになった下の動画をあわせてみると何十倍も楽しめます。「あるある」な話をニヤニヤしながら話すオタク会話を、全力でクリエイトするとここまで出来てしまうという見事な作品。

【世話やきキツネの仙狐さん】もっふもふ DE よいのじゃよ TV ver./白上フブキ【歌ってみた】

(7月3日)

白上フブキがアップしたのは、「世話やきキツネの仙狐さん」の曲のカバー。きつねな白上フブキをそのままアニメとして再現している描写はお見事。キュートなボイスも聞き所です。

白上フブキはこの作品を心底愛しており、アニメ放映中は毎週欠かさず同時視聴配信を行っていました。その時のやり取りの会話も面白いので、こちらもぜひ。

【360°MV】ワンダーランドと羊の歌【歌ってみた】

(7月3日)

白二郎がアップした「ワンダーランドと羊の歌」のカバーは、視聴者がまるでテーマパークのライドに乗って冒険しているかのような、360度動画。スマホやVR機器の360度再生で見るのをぜひともオススメします。

白二郎の登場の仕方や遺跡の見せ方がものすごく凝っており、MVというよりもアトラクションそのものになっています。歌が白二郎らしく方言のはいったあったかい声なのも、世界にあっていてほっこり。何度見ても新しい発見ができて、楽しめる作品です。

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