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必見!今週のおすすめVTuber 2019.05.05

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(4月27日~5月3日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

【謝罪】まことにごめん。

(4月29日)

ClusterのVRライブで多くの人を魅了した輝夜月が、ライブの直近に配信した動画は、予告でもなんでもないまさかの「謝罪動画」でした。しかも謝罪はしていません。そりゃ謝罪することないしな!

「出したかったから出した」というだけの、勢いだけで終始撮られている動画。このナンセンスな暴走感、それでいて誰も傷つけないやんちゃでかわいいノリ、実に輝夜月。さすが全く最初からブレていない。
ここまでしてライブ告知はワイプで数秒という清々しさ。後輩もできて、さらに輝夜月イズムは加速中です。

平成アニメ31年分を140秒で振り返ります/ラブコメじじい日記 4月30日号【バーチャルYouTuber】

(4月30日)

ラブコメじじいがまとめたのは、平成に入ってからのアニメ31年分を140秒でまとめたもの。がっちりアニメ語りをするわけではなく、ものすごい勢いで、ざくざくと主観で振り返っています。

各年一本、解説は一行。ストイックでシンプルな紹介を、流暢な語りで聞かせてくれます。だからこそ、見ていて31年が駆け抜けていく感覚が伝わってきます。
「わかる!」とか「自分はこっちかな」というのも含めて楽しめる、ショート動画です。ラブコメじじいらしく、ラブコメ多め。そしてところどころコアな作品も。かなり見てますねえ。

【限界オタク】推しをどうやって応援したらいいかわかんねぇ奴向け

(5月1日)

屍鬼がアップした動画は、VTuberファンにとって非常にわかりやすい、VTuber応援ライフを励ましてくれる動画です。「推し」を応援したい、でも何をすればいいかわからない、お金? イラスト? あんまりやりすぎると迷惑になりそうだし、だけど何かしたい、どうすればいいんだろう……という人は必見。

4つのパターンにわけて、推し方のスタイルをまとめています。特に「防御型」の項目はかなり重要な話が出ています。VTuber本人が言う「どういうのが支えになるか」の例は、どれもこれもかなり具体的です。
もちろん全てがVTuber全員に当てはまるわけではないですし(まとめ動画やファンアートは、VTuberごとに注意が必要な場合も)、やるべき義務というわけでも決してないです。それでも、ファンならこの動画を見たら、どれかにはきっと当てはまるはず。すでにみんな応援している。
VTuberは「好きなこと」ではあれども、長く険しいマラソン。応援ひとつひとつが背中を押し、延命させることになります。

アニメ『44SUPER』みんなで旅行! 3 2 1 バンジー!!

(4月30日)

44SUPERはオリジナル楽曲とアニメを制作しアップする、三人組のバーチャルバンド。全て手描きアニメーションになっており、カートゥーン風の味のあるチープさで、彼女らのキュートでかっこいいノリを表現しています。

今回の新作は日常アニメ編。といっても日常にしては非日常すぎて……短い動画ですが、三人の魅力がよくわかる内容になっています。中毒度高し。プロフィールは公式サイトで見られます。

【平成最後の】大喜利人狼 #にじさんじスベ狼【地獄配信】

夢追翔が行ったのは、エンタメ系VTuberにとって地獄のような配信。夢追翔が普段から、ギャグに対して「面白い」でも「つまらない」でもなく「普通」と周囲に言われることから生まれた企画です。
まず夢追翔が大喜利の解答を考える。参加者の5人が自分たちなりの大喜利を解答する。その中の一人は、夢追翔の考えた解答・人狼。誰が人狼か当てる……というもの。
つまり、人狼だと間違えられたら、指摘された人は「自分のギャグは平凡」とみんなに言われたということ。逆に一発で夢追翔のものが当てられたら「ほら夢追翔は凡百だ」と突っ込まれることに。
誰かしら火傷するしかないこのネタ、(リスナー以外)誰も得しないやんけ!
……と思ったら、後半とあるにじさんじ新人がメンタルの強さを披露、ここの流れが非常に爽快。男たちのドタバタが非常に面白いので、ぜひ通して見てみてください。

【怖い話】台湾Vtuberの闇【いくせん】

(4月29日)

台湾VTuberのいくせんがアップしたこの動画、タイトルでぎょっとしますし、内容も確かにヒヤッとする部分もありますが、基本ポジティブな内容ですので安心して見てください。

台湾のVTuberはじわじわ増えていますが、逆に引退も多い。日本以上に続けづらい現状もあります。
台湾のVTuber、見つけたら少しでも応援したくなる動画でした。
日本も同様。VTuber界隈は消耗品ではないので、ゆっくり長い目で見ていこう。

【Official MV】「JAM GEM JUMP!!!」Full ver.【GEMS COMPANY】

(4月27日)

ニコニコ超会議でGEMS COMPANYが披露した、「JAM GEM JUMP!!!」の12人全員集合ダンス・歌唱は、多くの人の度肝を抜きました。遠くから見たら人間のアイドルとほぼ変わらない。バーチャルであることを忘れてしまうクオリティ。12人全員同時にフォーメーション組んで踊るって、どんな技術なんだこれ。

MV版はカメラワークも入れて、もっと華やかになっていますが、ニコニコ超会議で披露されたステージ版がまさにアイドル多人数ライブといった様相で、見ごたえがあります。
ダンスに個性があり、特に元気っ子の星菜日向夏なんかは動きが人より大きかったりするのも見ていて楽しい。期間限定でニコニコ動画タイムシフト視聴できます

【EDM】DJ TAKAMiY【Music】

(4月30日)

鷹宮リオンが4月30日から5月1日の平成→令和の瞬間に行ったのは、彼女本人がDJとなってEDMを配信するというもの。
これ、実は視聴者が作って応募してきたオリジナル楽曲から選んだもの、というのが非常に熱い。「許せねぇよなぁ」「納税感謝のうた」「鷹宮リオンの許せなEDM」など、彼女にまつわるイメージ曲も楽しい。
1:10:40からの「ハートサーモグラフィー」は、ハニーストラップの周防パトラの作詞作曲歌唱のものです。
ところどころに鷹宮リオンやでびでび・でびるの声もサンプリングされてアクセントになっています。鷹宮リオン本人のつなぎも見られる、かなりガチなEDM DJイベントになっています。

【MV】hero_ / MonsterZ MATE

(4月28日)

MonsterZ Mateの新曲「hero_」は、止まることのない彼らの決意のような、力強すぎる歌。胡座かいて立ち止まるのではなく、目指していたはずのHeroになれるはずだ、という自分たちの思いと、「君だってなれるよ」という視聴者への叱咤激励が熱い。
着用しているのは、彼らが昨年のファーストライブで披露していたステージ衣装。二人がトンネルを抜け出し、青空の下高らかに歌う様子は、突き抜けるように気持ちいい。

【7thオリジナルソング】Fake.Fake.Fake/AZKi【AZKi BLaCK】

(4月30日)

AZKiの新曲に面食らった人は多いかも。曲の入りから超高速(BPM255!)のコアなロックサウンド、そして画面に映っているのはAZKiではなく、湊あくあ。なぜ!?
アーティストではない俳優が登場するMVは、現実では多々あります。しかしVTuber界隈ではかなり珍しい。今回は女優として湊あくあがMVを演じきっており、AZKiは一切登場しません。また湊あくあは一切歌っていません。
この点についてスタッフは「そこから楽曲のイメージ、世界観、サプライズ感といった要素を踏まえて 考えた際に湊あくあさんしかいないな。という結論に至りました。」と述べています。詳しくはライナーノーツをご覧ください。あとは歌詞と湊あくあの演技を見ていくと、なんとなく言語化しづらいニュアンスのヒントが見えてくるはず。バーチャルな存在が「Fake」を題材に歌う、というのはかなり攻めた内容。

AZKiはオリジナルソングで、アイドル的な側面と、アーティスト性が強い部分、両方を持ち合わせています。なので、オリジナルソングMVは「イメージして作られたキャラソン」ではなく、「あらゆる歌を歌いこなし、自分色に染めていくAZKi」の思想が反映されています。
ここを意識しながら、方向性としてつけられている「AZKi WHiTE」「AZKi BLaCK(音楽クリエイターチーム“SCRAMBLES”の制作する楽曲6曲予定)」を考えると、彼女が表現しているものに少し触れられそうです。

【歌ってみた】キミノヨゾラ哨戒班 – 沖縄アレンジMV -【根間うい】

(4月30日)

沖縄のバーチャル観光大使を目指す根間ういが投稿したのは、VTuberの「歌ってみた」でも人気の「アスノヨゾラ哨戒班」、なのですが、それの沖縄アレンジ。序盤から「イーヤーサーサー」の掛け声とともに鳴る三線の音が心地よい!

極めてエモーショナルな沖縄の光景にあわせて、光と音の演出でポジティブな空気感を作り上げたMVになっています。ダンスも歌声も、見ていて元気になること間違いなし。

根間ういは、イベントMCやテレビ出演なども積極的に行っているVTuber。さらに沖縄の人たちに、またそれ以外の人たちに、深く浸透し愛されるVTuberとなっていってほしいところです。

樋口楓の平成曲が10分でわかる動画。【作業用BGM】

(4月30日)

樋口楓・グレイテスト・ヒッツ・平成……とはいっても2018年2月デビューなので1年ちょっとですが、版権オリジナル曲だけでこの曲数はすごい!
彼女はバーチャルシンガーとしては異例で、ファンが制作したイメージソングをどんどん取り入れ、許諾を得て公式化しています。
JK組三人のテーマとして定着した「dream triangle」、ヘビーメタルの「burning forest」「月夜ノ空」の和ロック、ファンク「デロッパ!」吹奏楽の「奏でろ音楽!!!」と、バラエティに富んだラインナップ。フルアルバムができる曲数がそろっています。

そして平成最後の最新作「RedStar」まで。もちろんこれも、ファン制作のイメージソング。
ぜひ彼女の歌ったオリジナルソングの数々、権利関係どうなるのかわかりませんが、CD
化・音源配信してほしいところです。そしてニコニコ動画には、ファンの作った原曲がたくさんアップされているので、探してみてください。

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