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必見!今週のおすすめVTuber 2018.10.21

この動画がすごい!今週のおすすめVTuber動画(10月13日~10月19日)

日々クオリティの高い作品がアップされ続けている、VTuber(バーチャルユーチューバー)の動画。その中から独断と偏見で「この動画は是非見て欲しい」というものをご紹介。話題のものから個性派まで、要チェック!

みとちゃんと行く温泉【入浴編】

(10月18日)

月ノ美兎が(編集動画以外で)初めて撮った短編動画は、開始一秒でツッコミどころが生まれるVR実況。海外製の「OnsenVR」で、股間をタオルで隠しながら入浴する、という需要のわかりづらいものをプレイしてみせます。ヨーロッパ企画といい、なぜこういうのを見つけてくるのか。

ホラーじゃなくても後ろを振り向いたら人がいるとビビる、というVRあるあるをこなしつつ、他の客の目の前で露出をしたらどうなるのか挑戦するなど、撮れ高満載な内容。
最近はabemaの「にじさんじのくじじゅうじ」など外部での仕事も多く、生放送やコラボも精力的にこなしている月ノ美兎は、かなり忙しいVTuberの一人。そこにきて、新しい路線を開拓する姿勢がかっこいい。

第三話 バトル・ロワイヤル!?決死の逃避行!!

(10月13日)

にじさんじSEEDs二期生・雨森小夜は、動画制作中心に活動しているVTuber。日本の四季を感じさせる演出の中、こちらに話しかけてくるような、儚い女学生の見た目にぴったりのシリーズ(番号は「000.」のように半角数字)と、混沌とした展開に雨森小夜が巻き込まれていくスラップスティックなシリーズ(番号は「第一話」のように話数表示)の2つにわかれています。今回は漢字の方の第三話。カオスです。

某論破ゲームの演出をパロディ化しているのですが、このクオリティが異常に高い。2Dモデル本体の顔の上に口や汗を書き込んで別の表情にする手法は、サムネイルでは使われることがあるものの、動画本編で使うのは珍しい。これを使いこなしていったら、2Dスタイルでかなり幅広い表現が可能になりそうです。
右上に選択肢が出て、それを視聴者が選ぶことによって話が分岐する凝った内容。もっとも内容が破天荒すぎて、全く判断できませんが、そこも含めて楽しい。次回最終回らしいのですが…?

しっとりストーリー側とのギャップが凄まじすぎる。今はどちらの内容もまだ先がわからないので、今後をじっくり見守りたいところです。

メエがサンリオをオススメするようです(Mae recommend Sanrio)

(10月13日)

メエの宇宙遭難日記は、宇宙船で遭難したメエが暇つぶしにYouTuberをはじめた、というチャンネル。相棒のロボット・シカちゃんと共に放浪中。
今回はシカちゃんが落としたミッフィーのぬいぐるみをメエが拾い、小窓からサンリオをオススメする、という話。ペニー◯イズやんけ!(検索したら元ネタはすぐわかります)

再現度バツグン、独自ネタ力もばっちり、テンポもよく、NG集付きで2分半くらい、というパロディ動画としての完成度が非常に高い作品。サクッと見られる上に、印象にも残ります。
立ち絵が動くだけでなく、描きおろしのイラストを利用したミニアニメになっているメエのチャンネル。それぞれの動画のまとまりがとても良く、メエとシカちゃんの関係を描いた、とても見やすいショートストーリーになっています。時々生配信の「ぽんぴるラジオ」も行われています。

ハイレゾ 3Dio黒 3Dio白 NEUMANN / KU100 主力バイノーラルマイク3つ比較検証動画

(10月17日)

そよかぜアメは、バイノーラル録音の技術がとても高いVTuber。動画や配信で、ゆらゆら動きながら囁きかけるASMR音声を聞かせてくれます。
彼女が紹介するのは、本格的に録音する際に使われる主力バイノーラルマイク三種類。3Dioの2つが耳型、KU100が「ダミーヘッド」と呼ばれるもので、それぞれの特性を比較して聞かせてくれます。

本編で彼女も言っていますが、正直いずれも高い。特にダミーヘッドは100万円以上。お手頃と言われている3Dioも6~7万。とはいえ実際にそよかぜアメが使っているのを聞いてしまうと、しっかりやりたい人なら一考の価値がある品質なのがわかります。なかなか比較して聞く機会は普通無いものですが、最近特にASMRは人気ジャンルなので、一見の価値あり。ASMRが話題のVTuberは下記のリンクをご覧ください。

【使ってわかった】プレミア動画のメリットデメリット

(10月15日)

疑問があったら体当たりで検証!のおめがシスターズ。今回はYouTubeに実装された新機能「プレミア動画」の、メリット・デメリットを配信者側から実験しています。
プレミア動画とは、動画公開の時間をあらかじめ指定しておき、その定刻から生放送を見るような感覚で動画が流れ、コメントなどを生放送同様に書き込める、というもの。公開後は普通の動画と同様に見ることができます。

おめがシスターズは、今までこつこつプレイしてきた「CUPHEAD」実況の最終回で、プレミア動画を実験。動画を再生すると、実際につけられたコメントやスーパーチャットを見ることができます。書き込むことはできません。

彼女たちの検証動画は、わかりそうでわからないもの、でもVTuberファンなら知っておいたほうがいいものを、実際の体験やインタビューを元に説明してくれる教科書。知識として見ておくとオトクなものばかりです。
プレミア動画は、動画をメインに活動しているVTuberにとって果たして福音となるか…?動画勢であるおめがシスターズの活動や要チェック。

ゲーム部がスマホアプリになりました!!

(10月18日)

あまりにもクオリティが高すぎて、本当か!?と疑った人も多かったゲーム部プロジェクトのネタ動画。動画内ではネタばらしがないので、概要欄を開いたところにある文章を見ないと、騙されても仕方ないくらいにできの良いPRもどき動画です。

ゲーム部の4人+1人と学校生活を過ごそう…というアプリ。学校の勉強ができるようになっていたり、資格の知識が身についたり、歩いた距離を計ってくれたりと、実際にあるアプリのいいところを組み合わせたかのような作り。…いやこれ、出しましょうよ、お金払うよ!?
VTuberがこういう方面にビジネス展開していくのは、大いにありな気がします。

ドン底な人を元気付けてようと思ったらヤベーやつだった

(10月18日)

バララとカレンのチャンネルに、一年ぶりに動画が二本アップされました。
経緯を説明します。「バララとカレン」は2017年8月1日から活動をしていた二人組。まだVTuberという単語はない時期の、そもそもバーチャルYouTuberがほとんどいなかった時期にスタート。しかも「二人組の漫才」という当時珍しいスタイルで動画をアップしていました。ところが活動は9月29日に休止。一年間動画があがらず、どうなったのかわからない状態でした。
今年3月と7月にTwitterを少しだけ更新、10月6日に行われた「ぽんぽこ24リターンズ」の時期に浮上し、再開。多くのVTuberファンを驚かせました。

こうなると復活の希望を持ちたくなるところですが、実際に撮影されたのは昨年のもので、新規撮影は家庭の事情で無理とのこと。未編集動画を一年越しに編集し、アップしているのが今の状態。Twitterを見ると、撮りためされたものを少しずつ編集し、出し切った時に本当に完結、となるようです。

詳しい事情は公式では語られていません。ただ、VTuberブームより前の話なので「初めて知った」という人は多いはず。バララとカレンの2人の掛け合いはとても仲がよく、それでいてボケツッコミがしっかりしていて、見ていて楽しいものばかり。是非この機会に過去の動画もあわせてチェックしてみてください。

【高円寺ロケ最終回!】公園で芸人さんと遊んでみた【ズーズーズ】

(10月16日)

リアルな空間にぽつんと置かれて、通りがかりの人と話したらどうなるか、というロケシリーズをやっている琴吹ゆめ。高円寺ロケ最終回では、たまたまネタ合わせをしにきていた芸人が通りかかるという意外な展開に。プロは手慣れたもので、バーチャルな存在をすぐに飲み込んで、琴吹ゆめとスムーズに会話をしています。

高円寺ロケ動画は四回目。男の子たちと話していた一回目、海外の人と会話をした二回目、子供たちと話した三回目と今回を比較してみるのをオススメしたい。
バーチャルな存在がタブレットに映っている時、それを「実在の人格」として捉えられるかどうか。なかなか飲み込めない人もいれば、すぐに「存在」として柔軟に受け入れられる人もいる。このシリーズ是非また別の場所でやってみてほしいです。
にしても半年近く前の吉祥寺ロケは辛かったね…。知名度のあがった今ならまた違う結果かも?

SCP用語解説 ▼006 オブジェクトクラスとセキュリティクリアランス

(10月13日)

Eve SCPは、SCPについて解説する財団監視者により記録とコミュニケーションに用いられるver2.0人工知能コンスクリプト」のチャンネル。
最近SCPネタはネットで話題だけど、SCPってそもそもなんぞや?という人が知るには、もってこいのチャンネルです。

SCPとは自然法則に反した都市伝説的なものを創作し、SCP財団に収容する知的遊戯…と言っていいのかどうなのか。非常に説明がしづらい、ネットならでは文化です。詳しくはSCP財団のホームページを見るのがよいのですが、秘密組織めいた独自文化のハードルがいかんせん高い。そこでEveの出番です。
かわいらしいイラストと共に丁寧に解説してくれるので、単純に動画としても面白い。VTuberの中でもSCPの話題は浸透していることもあるので(例・のらきゃっと、薬袋カルテ、神楽すずなど)、基礎知識としてオススメ。

【アイドル部】【牛巻りこ】牛 の 咆 哮 【二万人記念セリフリクエスト】

(10月13日)

アイドル部の牛巻りこは、プログラミング技術などを生かして、生配信中にユニークな演出をするのが特徴のVTuber。今回は二万人突破記念(もう三万人超えてますが!)のセリフリクエスト回…なのですが、前半15分が強烈。どうやっているのかわからないくらい凝ったストーリー仕立て、というか手の混んだ茶番を演じています。その導入が終わった後の展開がこれまたインパクトあるものに。

彼女は様々なネタをやるために、自作プログラムを制作しています。通称「牛巻システム」。今回使われているランダムルーレットはその一つです。
回を重ねるごとに牛巻システムは増えたり進化したりしているので、是非見てみてほしいポイント。エンタテインメントのために手間暇を惜しまない、その上はつらつとした茶番演技も力強くて見ごたえがある、可能性の塊のようなVTuberです。

【Vtuber】和菓子職人に妾はなる!【夢川かなう】

(10月14日)

夢川かなうはKAGAYAKI STARS二期生の1人。彼女のアップした動画は、和菓子職人になる、というものですが、本当に作るわけじゃない。メンバーをイメージしたデザインを考案した動画で、これがかなりわかりやすく他メンバーを覚えられる入門編になっています。

VTuberのグループデビューは、箱推し的に「グループ」を楽しめるというメリットがあります。同時に、メンバー全体を覚えられず、ノリについていけなくなってグループ全体から離れてしまうという、デメリットも生まれがち。

今回の動画は、個々の見た目や性格、特技のウリをピンポイントで抜き出し、和菓子というわかりやすいイメージにしたことで、何も知らなくてもこれを見れば大体わかる、という親切設計になっています。メンバーの1人に惹かれたけど、他の人がわからなくて…という時にこそ見ておきたい便利なプレゼンです。和菓子というのが、夢川かなうにぴったり。

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