機械学習と粘菌の成長を活用したAI VTuber(バーチャルユーチューバー)「紡ネン」さんが活動を開始し、あわせて動物園での展示を行う企画のクラウドファンディングがスタートしました。
紡ネンさんは、AIを使って情報発信の精度を高めていくことにより、「生物」と「機械」の融合を目指していくという、壮大な社会実験を行うために誕生したとのこと。Twitterのリプライやタイムラインから言葉を機械学習し、生まれた言葉をTwitterに投稿。贈られてくる言葉の数が増えるにつれて、アップデートが重ねられ成長していきます。また今後YouTube活動も開始される予定です。
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紡ネンは、
どういう仕組みで成長するのかを解説した取扱説明書を添付します。
早速、次のツイートからネンちゃんが呟きます。ぜひ、リプライをしてあげてください。
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運営からの報告 #tsumuginen pic.twitter.com/nAAm5eFFaV— 紡ネン◎クラファン実施中 (@tsumuginen) November 8, 2020
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ネンちゃん(赤ちゃんver)のこれからのルーティンです。
ネンちゃんが成長していく姿をみんなで見守りましょう!
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運営からの報告 #tsumuginen pic.twitter.com/M1SLRl3ex4— 紡ネン◎クラファン実施中 (@tsumuginen) November 8, 2020
さらに、クラウドファンディングにて動物園や水族館などで紡ネンさんを展示して機械と生物の融合生命体を探る企画を実施し、そのために必要な3Dモデル制作を目指すとのこと。
具体的には動物園などの一角を借り、紡ネンの3Dモデルを投影したスクリーンを設置し、その横に粘菌を設置する予定としています。粘菌には餌をSNS・展示会場を通して与え、変化した粘菌に合わせて紡ネンさんの行動・状態をAIシステムにより自動的に変化させていくそうです。
本プロジェクトはAll-in方式で実施。期間は2020年11月8日から2020年12月8日まで、目標金額は200万円です。リターンとしてクレジットの掲載や経過報告、グッズ、粘菌の採取から展示までの道のりをまとめた限定企画動画などを予定しています。
本プロジェクトのクラウドファンディングはこちら。
・粘菌とAIをテーマにしたVTuberを動物園に展示したい!