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お台場のVRアトラクション体験施設「VR ZONE」体験ガイド&レポート

4月15日より東京・お台場に半年間の期間限定でオープンするVRアクティビティ体験施設「VR ZONE Project I can」。既に1か月後のチケットが完売するほどの人気ぶり。筆者も公開前に体験をしてきましたが、まさにここでしか体験できない、しかもVRの特性をうまく使ったコンテンツ揃いだったという感想です。

この記事では、「VR ZONE Project I can」を楽しむための情報をまとめてお伝えします。

VR ZONE

場所と営業時間

場所はお台場のダイバーシティ東京プラザ3F。ゆりかもめ台場駅から徒歩5分、りんかい線東京テレポート駅から徒歩3分の場所にあります。

VR ZONE

営業時間は4月15日から10月中旬までの間、午前10時から午後9時まで。以下の1時間半ごとに入れ替え制となっています。

毎日以下の7スロット。入退場があるため、体験時間は80分となります。

10:00 〜 11:30
11:30 〜 13:00
13:15 〜 14:45
14:45 〜 16:15
16:30 〜 18:00
18:00 〜 19:30
19:30 〜 21:00

予約について

なお入場には予約が必要とされています。1カ月先の分までがオンラインで予約受付開始。毎日午前0時より1ヶ月後の1日分を予約受付となっています。

予約は公式サイトから。

料金

本施設を体験するためには専用のバナパスポートカードの購入(300円)と各コンテンツの体験料(バナコイン換算)のチャージが必要となります。

〔体験料と所要時間、台数〕
1.スキーロデオ 700円 (651バナコイン) 6分 3台
2.リアルドライブ 700円 (651バナコイン) 14分 2台
3.高所恐怖SHOW 1,000円 (930バナコイン)7分 2列
4.脱出病棟Ω 800円 (744バナコイン) 12分 2~4名が同時体験
5.トレインマイスター 700円 (651バナコイン) 9分 4台
6.アーガイルシフト 700円 (651バナコイン) 7分 4台

すべてのコンテンツを1回ずつ体験する場合、合計で4,900円となります。

※価格は2016年4月15日時点のもの

体験の前に

VR ZONE
場内にはロッカーがあり、荷物が多い場合は暗証番号でロックをかけて預けることが可能です。利用料は無料。

また、同施設は13歳未満の子供、心臓の悪い人、酒気を帯びた人、体調の悪い人、乗り物に酔いやすい人、妊娠中の人は体験不可となっています。より詳細な利用制限に関しては公式サイトの注意事項をご覧ください。

できるようでできない体験を

VR ZONE
さて、この施設でできる体験を紹介していきます。この施設のコンセプトは「やってみたい!」「やってみたかった!」ことをVR技術で叶えるというもの。

合計6つのVRアクティビティが体験者を待ち受けています。

1.スキーロデオ アルペンスキー
2.脱出病棟Ω ホラー
3.高所恐怖SHOW 高所体験
4.アーガイルシフト ロボットもの×美少女
5.トレインマイスター トレインシミュレーター
6.リアルドライブ ドライブレース

いずれのアクティビティも、バンダイナムコならではのもの。すべてのアクティビティでVRヘッドマウントディスプレイなどのデバイスだけでなく、振動等を伝える大型筐体を使うことで、一層リアルな没入体験を実現しています。家庭にVRヘッドマウントディスプレイを持っている人も、持っていない人も、この場所でしか体験できないものになっています。

どのアクティビティも体験したときのプレイ感が全く異なるため、飽きることなく楽しめることも特徴的です。3の高所恐怖SHOW、6のリアルドライブ以外はUnreal Engine4を使って制作されており、グラフィック面もクオリティの高い仕上がりになっています。

今回体験できたのは1~5。6のリアルドライブはいわゆる180度のドーム状の筐体でスポーツ走行を楽しむというもの。以下では1~5を1つずつ内容を紹介していきます。

スキーロデオ

VR ZONE
山の斜面をスキーで下っていく体験です。実際に膝を曲げ、右に左に重心を傾けながら滑っていきます。スキーのシミュレーションに使う筐体を使っているほか、通風装置により実際に風を切っている感覚があるため、まるで本当に山の斜面を駆け抜けているような感覚で体験できます。

VR ZONE
かなりリアルな山肌になっており、急カーブや、木、岩山などが行く手に次々と現れるため、テンポよく滑っていく必要があります。中にはジャンプをするようなところも……。生まれてから1,2回しかスキーをしたことのない筆者はわずか6分の間に5回以上も岩にぶつかるなどの理由で死亡し、最終的には7割ほどしか下ることができませんでした。衝突する瞬間思わず叫んでしまいます。

VR ZONE
VR ZONE

脱出病棟Ω

VR ZONE
2~4人で同時に体験するホラー体験。車椅子に乗って廃病院から脱出するというもの。振動する椅子に一人ずつ座り、左手の固定レバーで前進、右手に持ったコントローラーが懐中電灯と選択肢を選ぶ際のコントローラーになります。

しきりに他の体験者の悲鳴がVR ZONE全体に響き渡ることとプレイ前にスタッフに「本当に怖いので苦手な人はやめておくことをオススメします」と念押しされたのが印象的でした。

体験が始まると、開始時には4人が同じ場所にいますが、徐々にバラバラになっていきます。この演出からして寂しく、恐怖感を増長させます。そしてこの体験中は、装着しているヘッドセットを通じて他の体験者と話すことができます。協力して仲間を助けなければならない場面もあったり、パズルを解かなければならない場面も多いです。
VR ZONE
そして最大のポイントは、恐怖の連鎖。各体験者を待ち構える恐怖は時間差で仕掛けられていることも多く、「何か出そう…いや出るでしょ…」と進んでいると耳元から他の体験者の絶叫が聴こえてきてビクッとなった瞬間に自分の目の前にも恐怖が迫って悲鳴を上げる、そんな展開の連続でした。

ホラーが大の苦手なのにVRホラーをこれまでも何度も体験してきた筆者ですが、今回ばかりは体験レポートのためにいつもの回避策を封印し、挑みました。それでも他の体験者から心配されるほど絶叫してしまった挙句、体験終了後はしばらく涙目になっていたので、本体験の怖さを推し量ってもらえればと思います。

なお、本体験は誰かが死亡すると全員が連帯責任で死亡し脱出失敗となります。脱出に失敗した場合は、最後の瞬間まで恐怖が続くので覚悟しましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=0KmumaJPhZg

筆者はやたらとビビっている奥

高所恐怖SHOW

VR ZONE
地上200mの高さで木の板の先端にいる子猫を救出します。実際に床に渡された木の板の上に乗り、手と足に装置をつけ、動きを認識された状態で体験します。

VRの中でエレベーターに乗り、地上200mで扉が開いた瞬間、風を感じます。そして、足を踏み出すと木の板があります。板がぐらつくため、感じる緊張感はかなりのもの。
VR ZONE
なお、本コンテンツはグループで行くとさらに楽しむことができます。友人等が床に置いた木の板の上を足をブルブルさせて歩きながら叫んだり、黒い毛むくじゃらの塊(VRの中では子猫)に必至に手を伸ばした挙句、最後生還した際はその人形を愛おしそうに抱きかかえていたりと滑稽な光景が広がります、見ている側も盛り上がれる体験に仕上がっています。
VR ZONE

アーガイルシフト

VR ZONE
ロボットのパイロットになり、ナビゲートしてくれる美少女とともに、訓練中に敵の強襲を受けて戦うというまるでロボットアニメのような体験ができるもの。「巨大ロボットの操縦席に座る」、「美少女が常にそばにいてエスコートしてくれる」というロマンが詰め込まれた体験です。
VR ZONE
椅子はロボットの動きに合わせてド派手に振動。訓練中に敵が出現すると、目線で的に照準を合わせ、握っている操縦桿のトリガーを引くことで攻撃できます。

なお、このコンテンツロボット物という要素と美少女という要素を一緒に体験するため、時々に目の行き場に困ることがある。エスコートをしてくれるAIヒューマノイドのアイネの可愛いらしさ(と露出の激しさ)についつい見とれていると敵の攻撃を受けていたり…。

VR ZONE
VR ZONE

それもそのはず、この『アーガイルシフト』の原案・監修を担当したのはPS VR向け技術デモ『サマーレッスン』を開発したプロデューサー、原田勝弘氏。絶妙な距離まで近づいてくるアイネ。露出が激しいため、様々なフェチをカバーしているのではないかという気にすらなります。

VR ZONE筆者のお気に入りのシーン。色々な意味で、一度だけでなく何度も体験したいコンテンツでした。

トレインマスター

VR ZONE
山手線の運転手となり、電車を走らせる体験。実際に運転席に使用されているのと同じような椅子に座り、実際の運転席と近いコントローラーを握って列車を運行させます。いわゆる『電車でGo!』のようなゲームに近いですが、360度が再現されているVRで体験することで、そして実際にコントローラーを握り、電車の振動を感じることでより深いレベルで運転手の気分を味わえる体験です。

VR ZONE
なお、用意されているコースは5種類。1種類を選んで体験します。筆者が選んだコースは、「山手線新橋駅から東京駅まで運行が遅れ気味なので取り返さなければならない」というミッション。設定もよくありそうなシチュエーションですね。

がむしゃらにスピードを上げるわけにも、急ブレーキをかけることもできない中で、列車を安全に安全に運転しようという感覚に。レースゲームなどと異なり、とにかく慎重に走らせようとブレーキを早めにかけてしまいました。終了後は自身の運転が採点されます。

実は面白いのが…

こうしたメインのVRアクティビティ以外に、VR ZONE内にはバンダイナムコのグッズ販売が行われているほか、プリクラの筐体が置かれてします。

プリクラは、1回700円。VR ZONEオリジナルデザインとなっているため、こちらも要チェックです。

VR ZONE

この記事を書いた人

すんくぼ(久保田 瞬)

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。VRジャーナリスト。
VRが人の知覚する現実を認識を進化させ、社会を変えていく無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。VR/AR業界の情報集約、コンサルティングが専門。また、国外の主要イベントには必ず足を運んで取材を行っているほか、国内外の業界の中心に身を置きネットワーク構築を行っている。

Twitter:@tyranusii

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