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VTuber 2022.06.27

VTuber向け3D配信アプリ「VRoom」βテスト版リリース! カメラワークや特殊効果のついた3D空間から配信ができる

VTuber向け3D配信部屋アプリ「VRoom」が発表されました。開発者は御嬢沙真夜さん。現在、βテスト版がBOOTHにて配布されています。

「VRoom」は、WebカメラとVRMモデルだけで、3D空間の部屋やスタジオでアバターを動かすことができる配信向けアプリです。「VSeeFace」などのアバタートラッキングソフトと連動して動作するのが大きな特徴です。

実際に試してみました。「VRoom」と「VSeeFace」に同一のVRMアバターを読み込み、初期設定として「VSeeFace」側の設定を少しいじります。特別難しいことはしないので、セットアップはかなり簡単です。


大きな特徴は自動でカメラワークが動作しているところ。いい感じにアバターを映してくれるため、平面の背景にアバターを表示するよりもリッチな画面がつくれます。


現在用意されている部屋は、リビングルームのような部屋とライブステージ、バーの3種類。配信の種類に応じて使い分けができそうです。

スモークなどの特殊効果やライティングの調整、スタンドマイクの呼び出しもできます。ライブステージを背景にして特殊効果を駆使すれば、歌配信などをする時に盛り上がりそうです!


アバターの位置は、前後左右と上下、さらに左右回転で自由に調整可能です。カメラの位置自体も上下に調整ができるため、アバターの身長に左右されずに画面づくりができます。

また、オートカメラからマニュアルでカメラ位置調整をすることもできます。カメラを定点で配置して配信したい時にも対応できます。

簡単なセットアップと操作だけで、平面の背景よりもリッチな配信画面を作れるアプリです。リビングルームやバーで雑談配信をしたり、ライブステージで照明や特殊効果つきの歌配信をしたりと、幅広いシーンに対応できる点も見逃せません。

「VRoom」は現在βテスト期間中で、動作テストに協力できるユーザーを広く求めている段階です。VRMアバターをお持ちのVTuberで、いつもと違った配信画面を作ってみたい人は、ぜひトライしてみてください。

「VRoom」のダウンロードはこちら。
https://ojousamaya.booth.pm/items/3949561

(参考)BOOTH


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