VTuber向け3D配信部屋アプリ「VRoom」が発表されました。開発者は御嬢沙真夜さん。現在、βテスト版がBOOTHにて配布されています。
「VRoom」は、WebカメラとVRMモデルだけで、3D空間の部屋やスタジオでアバターを動かすことができる配信向けアプリです。「VSeeFace」などのアバタートラッキングソフトと連動して動作するのが大きな特徴です。
実際に試してみました。「VRoom」と「VSeeFace」に同一のVRMアバターを読み込み、初期設定として「VSeeFace」側の設定を少しいじります。特別難しいことはしないので、セットアップはかなり簡単です。
大きな特徴は自動でカメラワークが動作しているところ。いい感じにアバターを映してくれるため、平面の背景にアバターを表示するよりもリッチな画面がつくれます。
現在用意されている部屋は、リビングルームのような部屋とライブステージ、バーの3種類。配信の種類に応じて使い分けができそうです。
スモークなどの特殊効果やライティングの調整、スタンドマイクの呼び出しもできます。ライブステージを背景にして特殊効果を駆使すれば、歌配信などをする時に盛り上がりそうです!
アバターの位置は、前後左右と上下、さらに左右回転で自由に調整可能です。カメラの位置自体も上下に調整ができるため、アバターの身長に左右されずに画面づくりができます。
また、オートカメラからマニュアルでカメラ位置調整をすることもできます。カメラを定点で配置して配信したい時にも対応できます。
VRoomのβテーストが公開されていたので、シネマティックとわんコメテンプレcool-popのオリジナルムーディータイプを組み合わせてみました。
本当にバーで喋ってるみたいな雰囲気出せてすごいいいい!!!!
∠(o・ω・o)/ https://t.co/oEHIjIN7PN pic.twitter.com/5aLDiPqx3z— kentax|VTuberさん向け素材配布デザイナー幼女おじさん ( C100/土曜/西/01b ) (@kentax) June 26, 2022
簡単なセットアップと操作だけで、平面の背景よりもリッチな配信画面を作れるアプリです。リビングルームやバーで雑談配信をしたり、ライブステージで照明や特殊効果つきの歌配信をしたりと、幅広いシーンに対応できる点も見逃せません。
「VRoom」は現在βテスト期間中で、動作テストに協力できるユーザーを広く求めている段階です。VRMアバターをお持ちのVTuberで、いつもと違った配信画面を作ってみたい人は、ぜひトライしてみてください。
「VRoom」のダウンロードはこちら。
https://ojousamaya.booth.pm/items/3949561
【βテスト版リリース】Vtuberさん向け3D配信部屋アプリ「VRoom」
(VRMを読込みVSeeFace等との連携が可能です)・BOOTHにて配布開始しました。https://t.co/naFbc0aGXV
・使い方の動画は以下です。https://t.co/9uNlkiRMLm
BOOTH内の説明をご確認いただき、動作テストにご協力頂けたら嬉しいです pic.twitter.com/4bujRS82Le
— 御嬢沙 真夜 (@ojousa_ma_yo) June 25, 2022
(参考)BOOTH