ピクシブ株式会社は、クリエイターやファッションブランドとともに”3Dキャラクターのためのファッション”を提案する「VRoid WEAR」プロジェクトを開始しました。本プロジェクトの第一弾として、ファッションブランド「chloma(クロマ)」とのコラボレーション「VRoid WEAR x chloma」が発表されています。
「新しい時代の創作文化」を提案、アバターウェアの可能性を追求
ピクシブは2018年に3Dキャラクター制作ツール「VRoid Studio」をリリース。「誰もが手軽に3Dキャラクターをデザインできる」そして「3Dキャラクターが着る衣服を簡単にデザインする」ツールとして、様々なユーザーから注目を集めています。
このような状況を受け、ピクシブは本発表に際し「クリエイターが表現方法のひとつとして『ファッション』を選択し、3Dキャラクター領域における『ファッションデザイナー』として独自のブランドを持つ時代が近づいています」「本プロジェクトは、そういった新たなコミュニケーションやマーケットを推進するべく、アバターウェアの可能性を追求していくプロジェクトです」とコメントしています。
第一弾コラボはchloma
ピクシブは本プロジェクトの第一弾として、ファッションブランド「chloma(クロマ)」とのコラボレーション「VRoid WEAR x chloma」を発表。chlomaの2019年新作コレクションのアイテム「Y2K Anorak」と同時に、同アイテムをVRoid製モデルのために再構築したバーチャルアバター向けの“アバターウェア”である「Y2K Anorak for VRoid」が販売されます。
(Y2K Anorak for VRoid コンプリートセット)
5月2日より開催される「chloma」展示会、また各取扱ショップにてリアルウェア「Y2K Anorak」を購入すると、同デザインのアバターウェアがセットで付属します。アバターウェアは、VRoid公式BOOTHにて単体でも販売されます。価格は5,400円です。
アバターファッションモデルを公開
VRoidプロジェクトは、本コラボレーションのために新たに「アバターファッションモデル」を制作。3Dモデル投稿・共有サービス「VRoid Hub」にて、Y2K Anorak for VRoidを着用したモデルを360度鑑賞することができます。第一弾コラボのアバターファッションモデルはこちらから鑑賞できます。
(参考)VRoid WEAR