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イベント情報 2016.06.24

世界的なVR開発者会議「VRDC」第2回が11月に開催

毎年3月に行われる世界最大のゲーム開発者会議GDC。GDC2016では、最初の2日間を使ってVRのオンリーイベント「VRDC」が同時に開催されました。そのVRDCの第2回目が、GDCから独立して11月2日・3日に開催されることが決定しました。

VRDC

VR/ARの知見を共有。Virtual Reality Developers Conference

VRDC第1回VRDCの様子

VRDCはVR(およびAR)に関する最新の知見、ノウハウ、技術デモなどを共有するために行われるイベント。GDC2016でのVR関係の話題は、すべてVRDCで扱われたものです。GDCから独立して行われるVRDCの第2回目は、11月2日・3日にサンフランシスコにて開催予定です。

プログラマー、デザイナー、ビジネスマン、プロデューサー・・・などなど、VRに関わるあらゆる人々を対象にしており、扱う分野もゲーム、エンターテインメント、商業、産業デザイン、ライブ配信など多岐に渡ります。

VRDCGDC2016の様子

イベント内の全ての講演・セッション等に参加できる「パス」は、9月21日までに申し込めば999ドル。前日までなら1,199ドル、当日は1,399ドルです。また安全面などを考慮して18歳未満の参加は不可とされています。

NASAやチェルノブイリなど、ノンゲームの分野も

VRDC
カンファレンスのカテゴリーは大きく分けて4つ。GDCにもあった「ゲーム&エンターテインメント」に加えて「ブランド」、「イノベーション」、そして「パートナー」です。

「イノベーション」のセッションはVR/ARの最先端の情報を共有する場。既に、NASAによる「次世代の宇宙飛行士訓練」、そしてThe Firm 51による「チェルノブイリVRプロジェクト」の講演が決まっています。

「ブランド」は各企業の持つブランドに、VR/AR技術を組み合わせることで何が可能になるか、という話題を扱います。「パートナー」は、各企業が自社のサービス、製品、そしてテクノロジーなどを開発者に向けて紹介するパートです。

VRは今まさに発展の最中にあり、その成長速度は目覚ましいものです。年1回に留まらず2度目のイベント開催が決定したのには、その実情の一端が表れているのかもしれません。誰が登壇するのか、何が展示されるのか、そしてそれまでにVR分野がどれだけ発展しているのか。秋のイベント開催が楽しみです。

2016年11月開催のVRDC公式サイトはこちら


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