8月30日（火）、VRSNS「VRChat」がアップデート。「テキストチャット」機能など、複数の新要素が正式に導入されました。
「テキストチャット」は、「VRChat」内でテキストでの会話を可能にするシステム。これまでは、（公式の機能としては）ボイスチャットを通した会話のみがコミュニケーションの手段でしたが、今後はボイス無しでもキーボードを使ってチャットできます。
テキストを表示するボックスは、アバターの頭上に表示され、デフォルトでは、フレンドのテキストチャットのみ表示される仕組みです。設定から“全員表示”などに変更も可能で、また将来的には新機能が追加予定です。
設定した距離以上離れた他プレイヤーの音量を下げる「イヤーマフモード」も導入されました。設定を調整すると、距離を視覚的に表示するUIが表示されます。調整できる項目は以下の通り。
・ Distance：設定距離以上に離れた人の音量が減衰。
・Outside Volume – 設定した距離以上に離れた人の音量減衰の度合い。
・Falloff ：Falloffレンジの範囲に対象がいる場合、音量は100%からOutside Volumeに少しづつ下がっていく。
一定以上離れた場所にいるアバターを非表示にするオプションも追加されています。距離のほか、表示されるアバターの上限数を設定することも可能。フレンドのアバターはすべて表示するといった調整も行えます。
加えて、デスクトップモードでもカメラ機能が使用可能になりました。デスクトップでもこれまで撮影は可能でしたが、使用できるのはスクリーンショットに限定されていました。今後は、カメラレンズを動かしたり、好きな場所に配置して撮影できます。
パブリックアバターの「お気に入り（Favorite）機能」も拡張され、最大で50体までを登録可能になっています（以前は最大25体）。有料サブスクリプション「VRC+」を使用している場合は、最大300体までをお気に入り登録可能です。なお、ワールドについては最大400のお気に入りができるようになっています。
（参考）VRChat
