ソーシャルVR「VRChat」に、最新アップデート(2025.1.1)が導入されました。今回の更新では、プリント関連の修正や、アバター身長の“同期化”といった改善が行われています。
「プリント」は、「VRChat」内で撮影したスクリーンショットなどをその場に“印刷”して、オブジェクトとして配置できる新機能。現時点では、β版のアップデートに含まれる形で展開されています。印刷された画像は他プレイヤーからも見ることができ、手に持って投げて遊んだりもできます。プリントする際には、コメントの記入もできます。以前の「プリント」は、作成時に使ったワールドが公開終了した場合、撮影したプリントが使えなくなるという問題がありました。今回の更新で、その問題が解消された形です。
アップデート後は、アバターの(VRChat内の)身長変更が、即座に同期化されるようになります。例えば、フレンドがジョインしてきた際に、“身長変更済”のアバターを使っていた場合、これまで(一瞬、普通の大きさで表示されてからサイズ調整が入る)とは異なり、最初から設定サイズのアバターが表示されるようになるようです。
また、一定以上の距離を離れたアバターを非表示にする設定(アバターカリング)を有効にしている場合、各アバターのアニメーターが無効化されるようになります。混雑したインスタンスでのパフォーマンスを向上させ、フレームレートが低下する前に、多くのアバターを表示することが目的とのこと。
なお公式サイトでは、バレンタインデーに向けた“サプライズ”が実装されたことも告知されています。現時点では、追加された物の詳細は公表されていません。
(参考)VRChat