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VRChat 2025.01.21

VRChat「アバターミュージアム」の巡り方を初心者向けに解説 550種類以上のアバターの中からお気に入りを探そう

2024年末、アバター展示ワールド「アバターミュージアム11」がVRChat上で公開されました。展示アバターは550種類以上で、その場でのお試しも可能。販売サイトに遷移して購入することもできます。「アバターが欲しいけど、どれがいいか分からない……」という人に、ぴったりのワールドです。

本記事では、11回目の開催となった“アバミュ”を改めて紹介。ワールドへのアクセス方法や楽しみ方を初心者向けに解説します。

そもそもアバターミュージアムって?

アバターミュージアム」は、出展ユーザーやサークルなどが製作した3Dアバターがずらりと並ぶワールドです。初開催は2020年で、現在は国内VRChatコミュニティの一大イベントとなっています。

その最大の特徴は、展示アバターのサンプルを「その場で試着できる」という点。VRChat向けアバターの多くは、クリエイターズマーケット「BOOTH」で販売されていますが、紹介画像や動画だけでは、実際に着用した際の感覚が分かりにくい場合があります。そのギャップを埋めてくれるのが「アバターミュージアム」です。

気になったアバターをお気に入りに登録して、フレンドと見せ合ったり、雑談のキッカケ作りに使ったりすることもできます。

「アバターミュージアム」への入り方

「アバターミュージアム 11」へのアクセス方法は複数あります。一番簡単なのは公開されているアクセス用のURLをクリックしてVRChat公式を開き、画面右側の「Launch」を選択する方法です。


(URLを開くと、この画面が表示されるので赤枠の部分をクリック)

VRChat公式サイトの“ワールド入場システム”は、デフォルトでは、パブリック(誰でもインスタンスに入れる)設定になっています。フレンド同士や1人で楽しみたい場合は、“Friend+(フレンド関係の人が入れる)”や“Invite(招待した人だけが入場可能)”に設定を切り替えましょう。


(赤枠のところをクリックすると、メニューが展開)

すでにVRChatを起動している場合は、メニューのワールド欄から検索タブを選択し「Avatar Museum 11」と入力します。こちらのやり方でも、インスタンス初期設定はパブリックなので必要に応じてセッティングを調整してください。

「アバターミュージアム 11」は、VRChatの中でもワールド容量が大きな場所に分類されます(約1GB)。インターネット環境に不安があるようなら、ワールドのダウンロードをあらかじめ行える、事前ダウンロード機能を使用すると、スムーズに入場できます。

なお「アバターミュージアム」は基本的にPC専用のワールド。Meta Quest単体やスマートフォン版からはアクセスできないので注意が必要です。

「アバターミュージアム」の歩き方

「アバターミュージアム」に入ると、まずは受付エリアに降り立ちます。ここで他の人を待ったり、休憩したりできます。

展示の入り口前には、各ゾーンへのワープボタンが設置されています。フレンドに遅れてインスタンスに入った時や、展示を途中から見直したい際に便利です、


(非常口ボタンを押すと、その場所にジャンプできます)

展示エリアは、左側に3Dアバターが設置され、右サイドに関連するアートワークが展示されているという構成。等間隔にミラーが置いてあるので、試着したアバターを、すぐチェックできます。

それでは、一度アバターを試着してみましょう。今回は、みみはうすさんが製作したオリジナルアバター「まぐめいと」を着用してみます。試着をするためには、アバターの横に表示されている展示パネル上の青いアイコンを、ハンドコントローラーで使用します。


(ここを押すと)


(アバターが……)


(変わる!)

「アバターミュージアム」に出展されているアバターは、基本的にはサンプルモデルです。試着して気に入ったものがあった場合、「BOOTH」で購入したりダウンロードしてみましょう。

「BOOTH」へアクセスするためには、右側に設置されているURLボタンを押します。この部分をタップするとURLが表示されるので、コピペしてPC側のWebブラウザに貼り付けることで、当該アバターの「BOOTH」ストアページに移動できます。


(URLボタンを押すと)


(この画面が表示されるので、左下のコピーボタンを選択)

(コピーしたURLをブラウザに貼り付けると、ストアページが開く!)

アバターをすぐに買わない場合は、スキ!(ハート)ボタンを使いましょう。押しておくと、スキした商品リスト(ウィッシュリスト)に登録されるので、後でページに再アクセスしたい時に便利です。

まとめ

「アバターミュージアム」は、アバターを探すのに、とても便利なワールドです。今回は“11”に絞って紹介しましたが、過去の展示会も継続公開されているので「他のアバターも試してみたいな」となった時には、さかのぼって過去のワールドを見て回れるのが嬉しいところ。

また、不定期ですがMeta Quest向けアバターを特集した展示会「アバターミュージアムQ」も開催されています。Questを買ったばかりの人は、まずはそちらを訪れてみるのもオススメです。


(「アバターミュージアムQ2」展示アバターの一部)

「アバターミュージアム」を巡って、自分にぴったりなアバターを探してみませんか?

執筆:井文


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