ソーシャルVR「VRChat」に“年齢確認(Age Verification)”システムが導入されると発表されました。
「VRChat」の公式YouTubeチャンネルでは、年齢確認の導入に至った背景が説明されています。動画では「VRChat」が、他プラットフォームの大部分とは異なり、ソーシャルインタラクション(友人とのふれあいや交流)が主なコンテンツであると説明。快適に楽しむためには、コミュニティや関係性における“信頼”が重要であり、年齢確認の導入がこれらを補強すると解説しています。
年齢確認の導入後、確認を行ったユーザーは、プロフィール欄に“確認済”のマークを表示できるようになります(オプション設定)。グループインスタンスの作成者は、18歳未満の入室を制限するオプションを設定可能です(※現状、規約変更などのアナウンスはないため、具体的な詳細は不明です)。
年齢確認システムは今後、段階的に導入される計画。まずは、一部のイベント主催者やグループと連携して、確認システムとインスタンスへの入場制限のテストを実施するそうです。なお、テスト段階では(システムを通じた)フィルタリングなどは行われませんが、将来的には同機能が実装される可能性が高いと、「VRChat」公式は説明しています。
(参考)YouTube