2月15日(火)VRSNS「VRChat」の公式Twitterに、3Dアバターが踊るという動画が投稿されました。現在の仕様よりも細かな動作をしていることから、新しいトラッキングシステムの可能性が浮上しています。
公開された動画に登場するアバターは、全身に加えて、両ひざや肘といった、これまでトラッキングできなかった箇所が動いているように見えます。この映像が“トラッキング予告”だった場合、「VRChat」は、10点トラッキングの導入を行う予定なのかもしれません。
vibing pic.twitter.com/jwRsq14DmV
— VRChat (@VRChat) February 14, 2022
現状の「VRChat」のVRモードでは、3点(ヘッドセット、ハンドコントローラー)トラッキングのほか、トラッキングデバイスに腰を認識させる4点、そこから両足ににデバイスを装着して行う、フルトラッキング(6点トラッキング)に対応しています。
2021年12月に、他プレイヤーのアバターに触れることを可能にする「アバター・ダイナミクス」や「PhysBones」といった機能の開発進捗も報告しており、今後どのようなアップデートを計画しているのか、続報を楽しみに待ちたいところです。
「VRChat」は、VR空間内にアバターでログインし、多人数でコミュニケーションできるソーシャルVRと呼ばれるジャンルのアプリ。2019年後半までの同時接続数は7,500~8500人程でしたが、コロナ渦において利用者数が急増し、2020年11月には同時接続ユーザー数が過去最大の24,000人に到達しました。現在はメタバース関連のサービスとしても注目されています。
(参考)Twitter