ソーシャルVRアプリ「VRChat」は、月額9.99ドル（約1,000円）か、年間99.99ドル（約10,000円）で加入できる、有料サービス「VRChat Plus」を近日中に導入すると発表しました。最初はSteam版に実装され、その後、他プラットフォームでも提供が開始される予定。無料のオープンベータも実施されます。
基本サービスは無料を継続
「VRChat」はVR空間内にアバターでログインし、様々なワールドを探索したり、多人数でコミュニケーションしたりできるソーシャルアプリ。Oculus Quest（オキュラス クエスト）やHTC VIVEなど各種VRヘッドセットに加え、通常のディスプレイでも体験可能です。
「VRChat Plus」に加入すると、新たなネームプレートに、「VRChat」内で撮影した画像や、アップロードしたイメージをアイコンとして表示可能（64種類まで保存可能）に。アバターのお気に入りスロットは100まで拡張。なお、無料ユーザーも、お気に入りアバター枠が25枠まで拡大されます。
有料サービスの加入者には、サポーターバッジが付与されます。早期に加入すると、“アーリーサポーター版”に恒久的にアップグレードされるとのこと。「VRChat Plus」加入者は、トラスト（信頼）レベルもアップします。
VRChat社は、今回の「VRChat Plus」導入を、“収益化実現という長期目標のための第一歩”と説明しています。メニュースキンなど、同サービス加入者向けの更なる“特典”も開発中とのことです。
（参考）Medium
