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イベント情報 2016.03.06

VRクリエイティブアワード 2016が応募作品を募集中。締切は4月30日まで

VR業界を牽引するような新しい才能や作品、クリエーターの発掘を目的にした、日本最大級のVRに特化したアワード『VRクリエイティブアワード 2016』の開催が発表されました。昨年に続き2回目の開催となり、VRコンソーシアム代表理事でハコスコ代表の藤井直敬氏や、東京大学の稲見昌彦教授、メディアアーティストの落合陽一氏など、多彩な審査員がVR作品を評価します。

VRクリエイティブアワード2016

VRクリエイティブアワードは、VRの認知度向上や活動の支援を目的としたクロスコラボレーションの創出を目指すなど、外に開かれたイベントであることも特徴です。6月4日に行われる最終審査イベントは一般の方でも参加することができ(有料)、ライブストリーミングでの配信も予定されています。

また、『VRクリエイティブアワード 2016』のテーマは『Build Dimensions(次元を創る)』。昨年度のテーマである『Another Dimension(新しい次元を拓く)』からVRの有効利用をさらに一歩進めることを意図しているとしています。

VRコンソーシアム代表理事の藤井直敬氏は「現実空間とヒトの認知に対してVR技術を使ってどこまで深く踏み込めるか、さらにそれをどのように社会に実装していくのか、その新しい可能性に挑戦してほしい」とのコメントを公式サイトに寄せています。

『VRクリエイティブアワード 2016』の応募締切は4月30日まで。応募の際にはデモ動画などを動画共有サイト(ハコスコストア、YouTube、Vimeo)にアップロードし、そのURLを応募フォームに記載することが必要となります。

スケジュールと審査員は以下の通りです。

【スケジュール】
4月30日:応募締切。1次審査・2次審査を実施
5月中旬:ファイナリスト発表。
6月4日:作品体験・ファイナル審査・授賞式(デジタルハリウッド大学 駿河台キャンパス)、懇親会

【審査員】
藤井直敬氏 理研脳科学研究所 チームリーダー、ハコスコ代表
杉山知之氏 デジタルハリウッド学長
南條史生氏 森美術館館長
稲見昌彦氏 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授
水口哲也氏 慶應義塾大学大学院特任教授
落合陽一氏 メディアアーティスト
八谷和彦氏 東京芸術大学美術学部准教授
福原志保氏 アーティスト
小島由香氏 FOVE代表取締役
高宮慎一氏 グロービス・キャピタル・パートナーズ

また、最優秀賞には10万円、優秀賞には3万円(3作品)、一般投票優秀賞には3万円がそれぞれ賞金として贈呈されます。アワードの詳細は下記の公式サイトをご覧下さい。

VRクリエイティブアワード2016 : VR Consortium 公式サイト

昨年度の『VRクリエイティブアワード 2015』では、視線追跡型VRヘッドマウントディスプレイFOVEを使い、手や腕を使わずにピアノを演奏することができる『Eye Play the Piano』が最優秀作品賞を受賞しました。

VRの可能性を広げるどのような作品が『VRクリエイティブアワード2016』から生まれるのか、大きく期待したいところです。

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