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【VR映画ガイド第74回】VRは舞台芸術をどのように見せるべきなのか? 「Fire Together」から考える

VRで体験する新しいパフォーマンス・総合芸術

OSCILLATIONSはダンサー、アスリート、メイクアップアーティスト、ファッションデザイナー、ビジュアルアーティスト、テクノロジストがVRやARのテクノロジーを使った新しい総合芸術の方法を創造するために集まった集団です。

今回紹介する「Fire Together」は、このOSCILLATIONSのデビュー作になります。ユビキタスコンピューティング(コンピュータがいつでもどこでも使える状態をあらわす概念)が進んだ社会で、より個人的なアート体験に応えようという野望をOSCILLATIONSは表明しています。

今作は第1弾としてOculusとUniversal Music Groupのサポートを得て作られています。体験者は劇場の中に入り、舞台の真ん中でダンサーの10分程度のパフォーマンスを見られます。

オススメのポイント

1. パフォーマンスの記録

当たり前ですが、これまでダンスや演劇などのパフォーマンスは、そのステージ1度きりのものでした。2Dの映像でも記録できましたが、舞台全てを映すと細部が見えず、一部を拡大すると全体が見えないものでした。細部まで撮影したとしても平面的に記録したものであるのに違いありません。

VRでの撮影は、舞台の中央にあるたった1つの観客席での体験を空間ごと記録したという形に近いのだと思います(撮影の様子を見る限り、そのような単純なものではないですが見え方として)。今回の「Fire Together」は2Dの映像ですが、今後3Dで記録されるものが増えてくればさらにその空間感というものは間違いなく増すでしょう。

2. パフォーマンスの新たな見せ方

基本的にはダンスや演劇などは観客席で見るものだと思います。最近では観客席を囲むような円形のステージなどもありますが、少なくとも舞台と観客席は分かれています。しかし、今作はこれまでのその見せ方とは全く別物にしてしまっています。

良し悪しの問題ではなく、VRによって舞台の中央で見るという選択肢が新たに増えたと言えます。それによって、これまでとは全く別物のエンターテインメントになる可能性があるということです。

Felix & Paul Studiosがシルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマンスを撮影した「Cirque du Soleil’s Zarkana」や「THROUGH THE MASK OF LUZIA」などはその1つの回答であったと思います。しかし今回の「Fire Together」はより生の舞台に近い見せ方でした。完成度の高かった先の二作と比べると、まだまだ発展途上の部分は否めませんが、シルク・ドゥ・ソレイユとはまた別のアプローチになっていると思います。

3. 今後の展開

前述した通り、OSCILLATIONSはより個人的なアート体験に応えようとしています。ダンスパフォーマンスのモーションキャプチャをとり、小さなチャンクに分け、そのダンスの小さなチャンクを動的につなぎ合わせようと試みているようです。

これは心拍数や目のトラッキングなどを監視することによって体験者の興味を分析・フィードバックすることで、インタラクティブにダンスの内容を変更することができるようになります。最終的には体験者が最も望む順序や形でダンスパフォーマンスを見させようとしているようです。

体験者が望むパフォーマンスを見ることができるという究極の状態になった時、制作者の意図したものがそこに存在するのかは(個人的には)懐疑的です。体験者の想像以上のものが出てこないものが芸術(特にダンス・パフォーマンスのような表現が)として面白いのだろうかという思いはあります。また、心拍数や目のトラッキング、脳波をとったとしても人の望むものが果たして満たせるのかどうかもわかりません。

しかしこれらの問題を含みつつも、人間の嗜好を読み取り、映像を生成していこうとする取り組み自体はとても面白いと思うのです。

作品データ

タイトル

Fire Together

ジャンル

パフォーマンス

制作プロダクション

OSCILLATIONS

制作年

2019年

制作国

アメリカ

本編尺

11分08秒

視聴が可能な場所

Oculus TV

TEASER

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