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ゲーム・アプリ 2020.11.22

今週の気になるVRゲームニュースまとめ(11月14日~11月21日)

「気になるVRゲームニュースまとめ」では、一週間の内に報じられたVRゲーム関連ニュースの中から気になる新作、アップデート、発売日情報などをまとめてお届けします。今週は2020年11月14日~11月21日の関連ニュースが対象です。

目次

1.指が銃になる”神の力”で戦うVRFPS「Finger Gun VR」
2.VRアクションゲーム「Carly And The Reaperman」のQuest版発表
3.多次元脱出ゲーム「Flow Weaver」
4.Quest独占の「Warhammer 40,000: Battle Sister」が12月に発売
5.ターザン原作VRゲームの第1エピソードが発売
6.高強度VRフィットネス「PowerBeatsVR」発売

指が銃になる”神の力”で戦うVRFPS「Finger Gun VR」

Oculus Questのハンドトラッキング機能をフル活用したファーストパーソンシューター「Finger Gun VR」が発表されました。

西部開拓時代風の街中で、自らの指を銃に変形させる神の力を会得した保安官となり、悪党との熾烈な銃撃戦を繰り広げます。

その特徴通り、本当にプレイヤーの指(厳密には人差し指)が銃になってしまう点が特徴。Questのほか、SteamのPC向けVR版も近日中、早期アクセス版をリリース予定とのこと。製品版の発売は2021年の3月以降を予定している模様です。

また、2020年12月12日まで、開発チームの支援を目的としたKickstarterキャンペーンも実施中です。

(参考)UploadVR

VRアクションゲーム「Carly And The Reaperman」のQuest版発表

2018年にSteamで発売されたVRアクションゲーム「Carly And The Reaperman」のOculus Quest版が2021年に発売予定と発表されました。

冥界へと迷い込んでしまった少女「カーリー」となり、巨大なガイコツ「リーパーマン」と協力しながら脱出の手がかりを探します。

カーリーはフィールドの移動、リーパーマンは障害物や足場の操作をそれぞれ担当します。
非対称形式のゲームプレイが最大の特徴です。ローカル限定ながら2人協力プレイにも対応しており、息の合った連携が試されるドキドキの展開を楽しめます。

Quest版は「Angry Birds VR: Isle of Pigs」や「Blaston」などで知られるスウェーデンのVRゲームスタジオResolution Gamesが販売を担当。他機種版同様、ひとりのみならず、2人協力プレイも楽しめるとのことです。また、Steamのほか、2019年に国内で販売されたPlayStation VR(PSVR)版は日本語にも対応していましたが、Quest版も同じ仕様になるかについては執筆時点で不明です。

(参考)UploadVR

多次元脱出ゲーム「Flow Weaver」

カナダのインタラクティブメディア制作会社Stitch Media、ゲーム開発会社Silverstring Mediaが共同で開発している新作VRゲーム「Flow Weaver」が発表されました。Oculusプラットフォーム(Oculus Rift / Rift S、Oculus Quest / Quest2)向けに2021年に発売予定とのこと。

多次元脱出ゲームを謳っており、プレイヤーは閉じ込められた部屋の中を隈なく調べながら隠されたアイテムを見つけ出したり、時には別次元の異世界へ移動してパズルの解法を発見しながら脱出を目指していきます。Steamではストアページも開設済み。

また、公式サイトではクローズドβテストの目的も兼ねた早期アクセス版も公開中です。

(参考)VRFocusFlow Weaver公式サイト

Quest独占の「Warhammer 40,000: Battle Sister」が12月に発売

テーブルトップゲーム「ウォーハンマー40,000」原作のファーストパーソンアドベンチャー「Warhammer 40,000: Battle Sister」が2020年12月8日(※日本時間:2020年12月9日)に発売されることが発表されました。

本作は2020年9月開催の「Facebook Connect」で発表された、Oculus Quest独占タイトル。プレイヤーは主人公のシスター・オフィーリアとなり、長い間行方不明になっている双子の妹を探し出すため、異端者たちと戦います。

「ウォーハンマー40,000」由来の武器が多数登場。本物さながらの手応えある操作感がセールスポイントです。ストアページはこちら

(参考)VRFocus

ターザン原作VRゲームの第1エピソードが発売

ジャングルの王者「ターザン」となり、広大なジャングルの地を駆け巡りながらストーリーを進めていくVRアクションアドベンチャー「Tarzan VR™」が2020年11月18日、Steamで販売開始されました。

縦横無尽なアクションと身体もフル活用する野性味溢れる操作性が特色。

開発のStonepunk Studiosによれば、本作は「Issue」と題された3つのエピソードに分けてのリリースを予定しています。今回発売されたのは第1エピソードの「THE GREAT APE」。原作の小説版ターザンにも登場するヒロイン「ジェーン」を侵略者グループから救出するため、「グレート・エイプ」の知恵を授かりながらその痕跡を追う物語が展開されます。

高強度VRフィットネス「PowerBeatsVR」発売

VRフィットネスゲーム「PowerBeatsVR – VR Fitness」が、2020年11月19日にSteamで発売されました。エネルギッシュな音楽のリズムに合わせてボクシングのジャブ、スクワット、ドッジ(回避)を瞬時に繰り出して身体を鍛えられます。

やることは単純ながら、高強度(high-intensity)をうたうだけに要求される動作は激しく、次の行動までの間隔も短めで非常にハード。中世の城や宇宙空間などのフィールドも用意され、武器を手にした状態で運動をこなすことも。

自動で譜面を作成してくれるカスタムミュージック機能も搭載。価格は税込2,050円で、11月26日午前2時までは40%割引の1,230円で販売されます。


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