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ゲーム・アプリ 2021.01.08

2021年に発売予定のVRゲーム38選 注目タイトルがズラリ!

The Game Awards 2020」で「BEST VR/AR」を受賞した「Half-Life:Alyx」を始めとして、様々なVRゲームがリリースされた2020年。今年2021年も、そんな同年に引き続き、バリエーション豊かなVRタイトルのリリースが予定されています。

本記事では、米メディアUploadVRが作成したリストをベースに、今年発売されるタイトルから特に期待や注目度の高い38作品を紹介します。

After The Fall

「After The Fall」は、VRゾンビシューター「アリゾナ・サンシャイン」で知られるオランダのVRゲームスタジオVertigo Gamesが開発中のVRFPS。PCVR(SteamOculus Store)、PlayStation VR向けに発売が予定されています。

舞台となるのは文明が崩壊し、氷と雪に覆われたアメリカ・ロサンゼルスの地。プレイヤーは「スノーブリード」と呼ばれる異形の存在との熾烈な戦いを繰り広げていきます。電撃メリケンサック、カスタムハンドガン、炸裂弾を込めた狩猟ライフルと言った個性的な武器を駆使して、襲い来るスノーブリードたちを華麗に、かつ戦術的に倒していく爽快感溢れるプレイスタイルが特長です。

本作は当初2020年の発売が予定されていましたが、その後2021年に延期されることが告知されました。

Assassin’s Creed VR

歴史を題材とした人気シリーズ「アサシンクリード」を題材にしたVRゲーム。2021年1月現在、リリース時期や設定、ゲーム性など、各種詳細は判明していませんが、過去作に劣らない、規模の大きなタイトルになることが期待されています。

The Climb 2

VRロッククライミングゲーム「The Climb」の続編。都市や、広大な洞窟、雄大な山などで(ロック)クライミングを楽しめます。ショートカットの発見といった、ルート開拓的な楽しみも存在するとのこと。フレンドなどとスコアを競えるリーダーボード(非同期型マルチプレイヤー)も実装されます。

判明している対応VRヘッドセットはOculus Questです。

Cooking Simulator VR

料理シミュレーター「Cooking Simulator」のVR移植版。“原作”では、真面目なクッキングのほか、好き勝手に素材で遊ぶことも可能。現時点ではゲームの詳細は発表されていませんが、注目が集まっている作品のひとつです。

Demeo

重装騎士、アーチャー、魔導士など複数用意された職種を選択してパーティを編成し、魔物が巣食う地下世界の探索に挑むVRRPG。サイコロ(ダイス)を振って攻撃、防御などを行うゲームシステムが特長です。

開発元のResolution Gamesいわく「古典的なテーブルトークRPGをVRで翻案したタイトル」とのこと。2021年春に、SteamとOculus Store(Rift / Quest)で発売される予定です。

Eye Of The Temple

長い期間、開発が行われているVRアドベンチャーゲーム。古代の神殿で鞭を片手にパズルを解き、冒険を繰り広げます。UploadVRは、「インディー・ジョーンズ」に最も近い雰囲気が体験できる作品と評しています。

HITMAN 3

「World of Assassination」3部作の完結編を謳う「HITMAN」シリーズの新作。プレイヤーは主人公の暗殺者47(フォーティーセブン)となり、様々な暗殺任務を遂行していきます。海外では、2021年1月20日に発売予定。

対応VRヘッドセットはPSVRですが、VRモードを遊べるのはPlayStation 4版限定です。PlayStation 5版の購入者には、PS4版ダウンロード版が無料で提供されます。

Humanity

Rez Infinite」や「テトリス・エフェクト」を手がけたエンハンスより発表された、「人間集団シミュレーター」という発想から生まれたゲーム。インターフェースデザイナー中村勇吾氏がプロデュースしており、超越者の視点から「人間という集団をダイナミックな観点から操作し、楽しみながら、何かを感じ、 何かを発見していくゲーム」と明かされています。対応VRヘッドセットはPSVRです。

Jurassic World: Aftermath Part 2

Oculus Quest向けタイトル「ジュラシック・ワールド: アフターマス」の続編。ュラシック・ワールド崩壊後のイスラ・ヌブラル島に不時着したプレイヤーは、貴重な情報を回収する任務に大失敗し、研究施設に閉じ込められる…というのが前作のあらすじでした。

Lone Echo 2

Ready at Dawnが開発中の無重力環境が特長の、Oculus Rift向けの新作VRゲーム。2017年に発売された「Lone Echo」の続編ですが、度重なる延期が続いています。作品では、前作のEDから続く物語が展開されると思われます。

Mare

名作「ICO」の影響を感じるVRパズルアドベンチャー。なぜか機械仕掛けの鳥へと姿を変えていた主人公になって、非力な少女を導きながら、不思議で広大な土地を探検していきます。ボリュームも大きく、8章に及ぶ壮大な冒険と物語が展開されていく模様です。

対応VRヘッドセットは、Oculus Quest。2021年1月8日(日本時間)に発売予定です。

Maskmaker

「A Fisherman’s Tale」で知られるInnerspaceVRの最新作。ジャンルはパズルアドベンチャーです。プレイヤーは、Maskmakerの弟子。様々なマスクを制作し、使用するシステムが特色のひとつ。

本作は、Oculus QuestやPCVR、PSVR向けに、2021年春に発売される予定です。

パンツァードラグーンVoyage Record

本作は、日本の株式会社ワイルドマンが株式会社セガゲームスよりライセンスを受け、VRヘッドセット専用ソフトとして制作を発表した作品。セガサターン用ソフト「パンツァードラグーン」「パンツァードラグーンツヴァイ」「AZEL -パンツァードラグーンRPG-」の3作品に登場したエピソードを追体験できる、VRドラマティックシューティングとして開発されています。

Project 4

「Boneworks」を手掛けたStress Level Zeroが開発を進めていると告知したタイトル。現時点では詳細は不明ですが、「Boneworks」と世界観を共有することが公表されています。PCVR版のほか、Oculus Quest版が発売される予定です。

Splinter Cell VR

Oculusのプラットフォーム専用にUbisoftがゼロから開発している、有名シリーズの最新作。VR版「アサシンクリード」と同時に発表されました。どのようなゲームになるのか、多くの期待が集まっているタイトルです。

Star Wars: Tales From The Galaxy’s Edge Part 2

映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」の中間を舞台にした物語が描かれたQuest向けタイトル「Star Wars: Tales From The Galaxy’s Edge」の続編。前作と関連する物語が展開されると思われますが、現時点では、詳細は判明していません。

Zenith MMO

JRPGや日本のアニメから影響を受けたVRRPG。クラウドファンディングの成功でも話題を呼びました。PC向けの大型のオープンワールドゲームとなる予定で、クラスシステムのあるキャラクターメイキングや、100万本以上を売り上げたVRリズムゲーム「Beat Saber(ビートセイバー)」をインスパイアした戦闘システムが導入される予定とのこと。

Alvo

PlayStation VR向けのシューター。UploadVRは、「Firewall Zero Hour」に続く、良質なマルチプレイヤーゲームになることが期待されている作品と評しています。PCVR版やOculus Quest版のリリースも予定されています。

Area Man Lives

癌で亡くなった幼い男の子とその家族の物語を、アドベンチャーゲームとして体験することができる「That Dragon, Cancer: I’m Sorry Guys, It’s Not Good」を手掛けたNuminous Gamesの新作。プレイヤーは小さな町のラジオDJとして、声を使ってインタラクトや広告の収録、発信者とのやり取りなどを行います。

A Wake Inn

ポーランドに拠点を置くインディーVRゲームスタジオVR Bros.開発のアクション要素強めのVRホラーゲーム。プレイヤーは古めかしいホテルの中で目覚めた記憶喪失の主人公となり、通信機を通して語りかけてくる謎の人物に導かれながら内部を探索し、自らの正体に迫っていきます。販売は、SteamとVIVEPORTで行われる予定です。

Blunt Force

ハリウッドの脚本家であるMark Bristol氏が手がける、第二次世界大戦を舞台とした、PCVR向けのシューティングゲーム。2016年の発表以降、長らく続報がありませんでしたが、2020年デモ版が公開(現在は配信終了)されました。

Cosmophobia

映画「エイリアン」シリーズへのオマージュが満載のサバイバルホラー・ローグライクゲーム。プレイヤーは宇宙船内に閉じ込められた主人公となり、内部を探索し、様々な武器・資源を回収しながら脱出の手がかりを探っていきます。

ローグライクの仕組みに基づき、船内の構造はプレイするたびに変化。さらに船内には“なにか”が徘徊していて、遭遇すると所持している武器を用いて戦闘することになります。Oculus QuestとPCVR向けに、2021年第1四半期に発売される予定です。

DeMagnete VR

PCVR向けのパズルゲーム。公開されている映像からは、磁気(magnetism)を活用し、ブロックを使用する謎を解いていく様子が確認可能。リリースは2021年第1四半期が予定されています。

Green Hell VR

オープンワールドサバイバルゲーム「Green Hell」のVR版。“原作”では、森に住む猛獣や虫、熱帯病などに対処しつつ、水を確保し、火を起こし……といった本格的なサバイバル体験が可能でした。PCVR版とOculus Quest版の発売が予定されています。

Ilysia

ゲームスタジオTeam 21 Studioが手掛ける新作VRMMORPG。プレイヤーはクエストや戦闘、探検などをソロプレイに加えて、フレンドなどと一緒に楽しむことができます。様々な獣やワールドボスも登場。PVP要素はオプションとのこと。

Oculus Quest版のほか、PCVR版がリリースされる予定です。

Lonn

SixSense Studiosが開発中の、サイバーパンクな世界観が特長となっている、PCVR向けのアクションアドベンチャーゲーム。公開されている映像からは、近接攻撃と銃を組み合わせた戦闘や凝ったグラフィック、謎解き要素などが見て取れます。

Low-Fi

映画「ブレードランナー」や「ロボコップ」などからインスピレーションを得ている作品。こちらもサイバーパンク的な世界観を有するゲームで、プレイヤーは、犯罪多発地区「block303」に転属となった警察官として、犯罪者たちとの戦いに挑みます。

対応VRヘッドセットは、Oculus Rift(Rift S)、HTC VIVE系ヘッドセット、Valve Index、Windows Mixed Reality系ヘッドセット。PS5版の発売も決定しています。

Rhythm of the Universe: Ionia

シングルプレイ専用のファンタジーパズルアドベンチャーゲーム。プレイヤーは古代遺跡を探索し、音楽を奏でる魔法を発見しながら、舞台となる「イオニアの森」の守護神「ハルパ」と森に住まう動植物たちを侵略軍の魔の手から救うべく、冒険を繰り広げていきます。

7つのエピソードに渡って展開する予定で、開発元のROTU Entertainmentいわく、半年ペースでのリリースを計画しているとのこと。PCVR版とOculus Quest版の発売が予定されています。

Ryte: The Eye Of Atlantis

名作「Myst」から着想を得たと開発元が公言しているVRパズルゲーム。“もうひとつ”のVR版「Myst」とも言える作品です。舞台となるのは古代ギリシャの伝説の島「アトランティス」。ある事情で不当に監禁されていたアトランティスの民となり、破滅の運命に晒された文明を救うため、聖職者たちと力を合わせながら奮闘していく物語が描かれます。

対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Riftです。

Sam & Max: This Time It’s Virtual

閉鎖されたゲームスタジオTelltale Gamesが手掛けていた「Sam & Max」の新作。本作は、Happy Giant Gamesが開発を担当しています。現時点では対応VRヘッドセットなどは公表されていませんが、公開された映像からは、VRを活かした、ストーリー重視の作品であることが見て取れます。

Sniper Elite VR

FPSゲーム「Sniper Elite」シリーズの新作タイトル。第2次世界大戦中のイタリア・シチリア島。ナチス・ドイツの潜水艦Uボートの脅威を排除するための戦いが描かれる、VRステルスアクションゲームです。

シリーズとしては初の1人称視点を採用した作品で、VR向けにデザインされたXレイキルカメラも実装されているとのこと。第二次世界大戦時の様々な銃火器を使用して戦うことができます。

Traffic Jams

信号機が消滅してしまった世界が舞台というユニークなタイトル。プレイヤーは、ハチャメチャな出来事や危険な運転に対応し、道路の秩序を保たなければなりません。ローカルでのマルチプレイヤーにも対応しています。

Trial By Teng: A Twilight Path Adventure

「 Twilight Path」を手掛けたCharm Gamesの新作。“THE UNDERWORLD OF KING YAMA”を舞台にした、パズルアドベンチャーです。PCVR向けのリリースが予定されています。

Unplugged

Oculus Questのハンドトラッキング機能を活用したVRエアギターゲーム。VR空間上でエレキギターを持ち、奥から流れてくるリズムノーツに沿って(右利きの場合)左手と指のコードを動かし、右手に持ったピックを用いて弦を弾き、楽曲を演奏していきます。

Vertigo 2

名作FPS「Half-Life」シリーズの影響を受け、パロディーも盛り込んでいるPCVR向けのタイトル。広大な量子リアクターの深部を探索します。UploadVRによれば、VRにマッチした武器の登場や奇妙な敵の登場が期待できるとのこと。

Warhammer Age of Sigmar – Tempestfall

ミニチュアゲーム「ウォーハンマー:エイジ・オヴ・シグマー」を題材したVRゲーム。「The Wizard」シリーズで知られるCarbon Studiosが開発を行っています。ゲームの詳細は不明ながら、公開されている動画からは、綺麗なグラフィックが確認できます。

Wraith: The Oblivion – Afterlife

テーブルトークRPG(TRPG)「ワールド・オブ・ダークネス(World of Darkness)」シリーズのひとつ「Wraith: The Oblivion」を原作とした作品。スウェーデンのVRゲーム開発スタジオFast Travel Gamesの新作で、2021年初頭に発売予定です。

現実空間の狭間でさまよう亡霊レイスとなって、カリフォルニア州バークレーの豪邸を探索。内部で起きる様々な怪奇現象を体験・切り抜けながら、自らを死に追いやった原因を探っていきます。対応VRヘッドセットは、VALVE INDEX、Oculus Rift、Oculus Questなど。Steamのストアページによれば日本語にも対応とのことです。

Yuki

日本アニメ風のグラフィックが特長の、VRシューティングゲームです。アニメキャラクター「YUKI」のフィギュアを手にした少年が思い描いた空想世界が舞台。プレイヤーは、「YUKI」本人として、熾烈な空中戦に挑みます。

発売予定は2021年前半。Oculus QuestやPCVR、PSVR版のリリースが予定されています。

(参考)UploadVR


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