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イベント情報 2017.01.01

続・VR Center体験ガイド VR野球で時速165㎞の剛速球をキャッチ!

2016年12月26日~2017年1月3日、越谷・イオンレイクタウンmori 『VR Center』では年末年始限定企画として、期間限定のVRコンテンツが追加されています。また、10月にオープンして以来、追加されたり、変更があったコンテンツを紹介します。

VR Centerのことをもっと詳しく知りたいという方はこちらの記事も合わせてご覧ください。

越谷イオンレイクタウンの常設VR施設「VR Center」体験ガイド

https://taiken.tv/facilities/18

この年末年始に新登場の体験

『VR Dream Match – Baseball 』 体験時間約7分

『VR Dream Match – Baseball 』は野球選手のデータと投球モーションを使った、野球選手の実際の投球を精密に再現することでリアルな野球体験ができるコンテンツです。実際のデータをもとに球の軌道や速度を再現していることが特徴です。

体験することができるのは時速165㎞の球を捕球するキャッチャー体験と、バッティング体験です。

舞台は実際のヤンキースタジアムをモデルにした、グラウンドです。ホームベースの前に立ち前方も背後を振り返っても、満員の観客がひしめいています。ナイターのため、ライトに照らされた球場に気分が高揚します。暑さ対策で置かれた扇風機の風が、屋外野球場の風のように感じられ没入感が増します。

まずはキャッチャー体験、HTC Viveのコントローラーがついたキャッチャーミットを渡され、ホームベースの後ろでしゃがんで構えます。筆者は野球の経験がないためキャッチャー体験自体が初めてです。目の前には立方体が浮いています。次に投げられる球が立方体のどの位置に来るか、事前に表示されます。プレイヤーは球が表示された場所に合わせて、ミットを構えれば捕球できます。

筆者にとって時速165㎞の球をキャッチすることも人生初で、緊張しました。球が表示された位置にミットを構えます。ピッチャーが振りかぶった瞬間にはミットの中に球が入ったような感覚です。キャッチした瞬間にコントローラーが振動するため痛みはありませんが、ボールが手の中に入ったことを感じました。

筆者には球が速すぎて、恐怖を感じる間もない状態でしたが、実際に野球経験がある人ほど、球の速さに恐怖を感じて声を上げるとのことです。

 

Mogura VRさん(@moguravr)が投稿した動画

続いて、コントローラーがついたバットに持ち替えて、バッティングです。まずはバットを空へ垂直にもって両手を伸ばし、腕の長さを計測。VRでの腕の位置に違和感がでないように調整します。

体の前には野球の試合の放映中、よく見るようなストライクゾーンが立体的に見えています。次に投げられる球種と、位置が立法体内に表示されます。野球ゲーム『パワプロ』を実際に体験しているかのようです。

まずは練習からスタートします。表示された球の前で、バントのようにバットを構えます。初心者でもバントなら当てられます。感覚がわかればフルスイング。球種はストレート、カーブ、スライダーと変化があります。165㎞のストレートはフルスイングすると完全に振り遅れました。面白いのは、1球打つごとに球の軌跡と、バットの軌跡が表示されるところ。軌跡を参考に自分のバッティングを見直すことができます。

野球未経験だと難しいように思えますが、最後の12球はバットが太くなり当てやすいよう、初心者も楽しめるように工夫されています。

VRなのでフルスイングしなくても、体の前でちょっと振るだけで、実は飛ばせるとのことですが、野球経験者ほどフルスイングしたがるそうです。

今回の投球は自動でしたが、球種を選べる対戦モードも今後考えているとのこと、友人同士で盛り上がること間違いなしです。

現実では本物のスタジアムでプロの選手と対戦できる人はごく少数です。VRであれば、普段、観客席やモニター越しに見ている時速165kmのスピード感、変化球の手元での軌道の変化などを誰でも体験することができます。スポーツ観戦するときに今までと違った気分で見られるようになりそうです。

野球体験といえば東京・渋谷にある『VR PARK TOKYO』のVR野球盤『対戦!ハチャメチャスタジアム VR』ですが、『対戦!ハチャメチャスタジアム VR』はキャラクターがリアルよりではなくデフォルメされたキャラクターであること、球種も魔球があったりと、同じ野球をモチーフにしたVRゲームでも2つの体験は異なります。

1月下旬頃には常設されるとのこと、詳細が待ち遠しいです。

期間:2016年12月29日~2017年1月5日

制作会社:株式会社AOI Pro.×株式会社バスキュール

使用デバイス:HTC Vive

料金:¥800

『CIRCLE of SAVIORS』 体験時間約5分

『CIRCLE of SAVIORS』は剣と魔法と盾で、襲い掛かるゴブリンを倒していくアクションゲームです。プレミアムモード(課金すると使えます)では「メテオストーム」と叫ぶことで炎が降り注ぐ魔法を使用することができます。

 

Mogura VRさん(@moguravr)が投稿した動画

クロマキー合成でVR内の映像に自分自身が入っているかのように、周りに見せられることも『CIRCLE of SAVIORS』の特徴です。そのため体験したあと、剣と盾を持ったまま記念撮影をしている体験者いることが印象的です。

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ラスボスに勝てば花火を背景に記念撮影。負ければラスボスとの2-ショットです。

期間:2016年12月29日~2017年1月3日

制作会社:株式会社 PD トウキョウ

使用デバイス:HTC Vive

料金:¥500~¥1000

『リアルモンスターバトル「魔王戦」』 体験時間約3分

『リアルモンスターバトル「魔王戦」』はAR技術を使ってドラゴンを倒す『リアルモンスターバトル』の敵側を体験する体験。LASTR魔王とその配下になって戦うコンテンツです。ドラゴンより巨大な翼の生えた魔王は迫力がありますし、強いです。他に必殺魔法の種類も違います。雷系から巨大炎が下から吹き上げるタイプに変わっています。

筆者は魔王を倒せず負けてしまいましたが、12月29日~1月3日の期間中は魔王を倒した後、ブルードラゴンが登場。ブルードラゴンを倒すと1,000円分の商品券が、ブルードラゴンを倒した次に現れるレッドドラゴンを倒せば5,000円の商品券が賞金として獲得できます。

期間:2016年12月29日~2017年1月3日

制作会社:株式会社meleap

使用デバイス:モバイルヘッドマウントディスプレイ・アームセンサー

料金:¥600

リニューアルや追加のあったもの

常設のコンテンツの中から、リニューアルしたり、追加コンテンツしたものを紹介します。

『BLADE×BLADE』 体験時間約7分

 

Mogura VRさん(@moguravr)が投稿した動画

『BLAST×BLAST』は両腕がビーム砲のようになり、敵を撃つシューティングゲームで、可動式の椅子SIMVRに座って体験するものでした。『BLADE×BLADE』はそのリニューアル版で、ビームサーベルのような剣で敵を斬るゲームです。

両腕が「ツインライトブレード」というビーム状の剣になっています。剣を振りかぶったままエネルギーチャージを待つと動きによって、離れた敵にもソニックブームを当てて攻撃できるようになります。

近くの敵は直接斬撃、遠くの敵はチャージしてソニックブームで全体攻撃で進んでいきますが、距離感を掴みにくい、チャージに時間がかかるため『BLAST×BLAST』に比較して『BLADE×BLADE』は難易度が高いです。

『BLAST×BLAST』では撃つ反動がありますが、斬る方は剣がビーム状のため斬った感触を感じないため物足りく感じます。

7分間両手を振り回し続けるため終わった後、筆者は筋肉痛になりました。運動不足解消によいかもしれません。

制作会社:株式会社しのびや.com × 株式会社積木製作

使用デバイス:HTC Vive・SIMVR

料金:¥600

『DYNAMO VR TOURSメガロドン 伝説の巨大鮫』 体験時間約4分

『DYNAMO VR TOURSメガロドン 伝説の巨大鮫』は映像に合わせて動いたり、水がかる椅子「MX4D®」に座って体験することを想定して作られました。

『DYNAMO VR TOURSメガロドン 伝説の巨大鮫』は1人用潜水艦に乗り、ガイドロボットの案内で海中散歩に出発。途中巨大な鮫メガロドンに遭遇するスリルも味わえる映像体験です。

海に入る瞬間に顔に水しぶきが実際にかかるためびっくりします。最初はサンゴがあり、日の光が届く明るい海底から、暗い深海へ。巨大鮫のメガロドンだけではなく、巨大イカや、クジラなど巨大生物が次々に現れます。

巨大生物に襲われるため、前後左右に揺さぶられ激しい動きになりますが、映像と椅子による体の動きが連動しているため、酔いにくくなっています。

映像がきれいで明るくワクワクするシーン、恐怖を感じるシーン、広大で海の神秘を感じるシーンなど4分間の中に見せ場が詰め込まれています。可愛いガイドロボットの存在も、これから何をするのかと体験者に戸惑わせず、コンテンツに入り込みやすくしています。

気になる点は4DXの椅子の足元を触るギミックでした。映像から受ける海棲生物のヌメヌメした印象と実際の触感がかけ離れているため、驚き+視線を足元に向かせる意図があるにしても違和感があり、かえって没入感がそがれてしまったこと。

「MX4D®」の動き自体は、映像とぴったりあっていることで、海中を進んでいるような没入感を得られます。

制作会社:株式会社ダイナモアミューズメント

使用デバイス:Gear VR・MX4D®

料金:¥600

『レイクタウンVR~落下体験~』体験時間約1分

 

Mogura VRさん(@moguravr)が投稿した動画

これまた「MX4D®」に座って体験する『レイクタウンVR~落下体験~』はオープン当初とは違い、内容がリニューアルされています。

レイクタウン上空にジャンプし落ちてくる360度実写映像であることは当初と同じですが、椅子の揺れ具合が激しくなり、2度目のジャンプでは地面に衝突直後、バウンドしてまた上空へ逆戻りします。

映像を再度撮影したわけではなく、「MX4D®」の動かし方と見せ方を変更したことで、オープン当初より、更に臨場感とスリルが増しています。

360度映像をどう見せるか、動く椅子をどう動かすか、それだけで受ける印象が変わることを実感させてくれます。

制作会社:株式会社ダイナモアミューズメント

使用デバイス:Gear VR・MX4D®

料金:¥500


また、オープン当初からの人気第1位はジェットコースターに乗って東京の上空を駆け抜ける『Urban Coaster』とのこと。

入り口でお出迎えしているPepper君。小さい子に人気です。

「VR Center」が入っているフロアは子供向けの店舗が多いため、客層も3割程は小学生以下とのこと。そのため「VR Center」ではHTC Viveを使ったコンテンツは「親の同意の元に1日3回まで体験をできる」ことになっていますが、更に小さな子向けには『VR(View Reality=現実)射的』(料金¥200)というPepper君とお揃いのゴーグルをつけて遊ぶリアル射的もあり、小さい子連れの家族も楽しめる工夫がされていました。

オープンから3ヶ月、コンテンツの追加リニューアルなど、1度遊んだ人でもまた楽しめる工夫がしてあります。

https://taiken.tv/facilities/18

施設概要

店舗名:「VR Center レイクタウン店」

営業時間:10:00〜21:00

体験方法:店舗入り口でコンテンツごとにライドチケットを現金もしくはWAONで購入

アクセス

〒343-0828 埼玉県越谷市レイクタウン3丁目1番地1イオンレイクタウンmori 3F Right-on横

[map]埼玉県越谷市レイクタウン3丁目1番地1[/map]


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