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イベント情報 2016.10.06

越谷イオンレイクタウンの常設VR施設「VR Center」体験ガイド

埼玉県越谷市のショッピングセンターである「イオンレイクタウンmori」にて、10月7日から常設のVRアミューズメント施設「VR Center」がオープンします。

https://taiken.tv/facilities/18

VR Center

「VR Center」は、イオンレイクタウンmori 3階に位置します。越谷レイクタウン駅から施設内の建物の中を通って20分程。ショッピングモールの中を進んでいきます。

VR Center

店舗前に到着すると、入り口にワープ装置のような近未来を感じさせるオブジェクトがあるので分かりやすいです。入り口を通る前に、体験したいコンテンツのチケットを自販機で購入しましょう。

VR Center

用意されているコンテンツは全部で7つ。ARバトルの『HADO』以外、すべて大掛かりなVRマシンに乗って体験するものばかりです。

VR Center

オープンに先がけて開催された記者発表会ではお笑い芸人コロコロチキチキペッパーズさん、ガチャピンさんが登場し、先にVR体験しました。

ガチャピンさんは特別使用の巨大VRヘッドマウントディスプレイ(?)を装着しています。

コロコロチキチキペッパーズさんの2人は以前、番組でVRを体験してるとのことですが、ガチャピンさんはかぶれるVRヘッドマウントディスプレイがなかったので今回が初めての体験とのこと。

以下、体験できる7つのコンテンツを紹介していきます。

『Hashilus』(体験時間 約2分)

 

馬に乗って競う4人対戦のレースゲームです。馬に乗っているかのような動きをする椅子型マシンにまたがり、北海道・美瑛が舞台のアップダウンの激しいコースを走り抜けます。手にもったコントローラーが鞭になり、振ることでスピードアップします。かなりのスピードで坂を登り下りするスリルが味わえますが、怖いと感じた時はスピードを上げずに乗っているだけでもゴールにつきます。

VR Center

鞭を振ると音がパシンパシンと聞こえます。上下動がありますが、映像と動きが同期しているので鞭を振ってスピードを出しても、筆者は酔いを感じませんでした。

周囲には一緒に走る人の姿を見ることができます。下を向くと、毛並みが美しい馬の首筋がそばにあり思わず手をのばしてしまいます。触ることはできませんが、ガシッとした筋肉と密集した毛を感じそうな実物のような毛並みです。

コースは美しい丘陵地帯となっているので、余裕がある人はレース中にまわりを見渡すことをおすすめします。なお、今回の展示では落下防止柵がついています。

(料金 1プレイ500円)

株式会社ハシラス

『Urban Coaster』(体験時間 約2分)

スカイツリー並の高さから一気に地面スレスレまで落ちる、現実ではありえない高低差のコースのブランコ式ジェットコースター。実際はブランコに乗っているだけですが、乗っているだけとは思えない、重力や傾きを感じるのがこのアトラクションの面白さ。

VR Center

超高層ビルが立ち並ぶキラキラした街並みの中をすり抜けます。足がぶらぶらしているため不安定で、地面から数10cmの高さに腰かけているだけということは忘れてしまいます。余裕があれば、まわりを見まわすと、隣に乗っている人も別のコースで通過していくところを見ることができます。

『Urban Coaster』はこれまでのイベントでも展示されていますが、今回、非常に映像が美しくなり、同名タイトルですが別物のようにきれいな世界になっています。金属やガラスの部分にあたる光の映り込みがきれいなのでぜひそのあたりもみてみてください。

(料金 1プレイ500円)

株式会社ハシラス

VRホラー『AFTER LIFE ~記憶の牢獄~』(体験時間 約5分)

VR Center

廃墟を探索にきたところ、次々に不気味な出来事が起こるホラームービー。無事廃墟から脱出できるか。映画のように見ているだけで進行していきますが、映像と連動してさまざまな仕掛けが起こるので、ホラーが苦手な人は注意が必要です。

VR Center

こちらは座面が落ちる、足元チューブ、首元エアー、座面振動というギミックにより、座っている人を驚かせる機能を持つアトラクション用のシート「ギミックチェア」に座って体験します。このシートは主に遊園地などにある3Dシアターで使用されています。3Dシアターなどのスクリーンで見るものとVR体験では大きな違いがあります。スクリーンは基本前を向いたまま座っていますが、VR内で移動があれば体全体が歩く振動を感じ、足元に何かが触って、下を向けば何かがいる。そして首筋にブワッと空気がかかったときに振り向けば、後ろには……。

初めてVR体験する人は振り返る余裕はないかもしれませんが、何度かVR体験済みの人は、ときどき後ろを振り向くことをおすすめします。振り返れる人向けにいろいろ仕掛けられています。

VRでは自分の意思と関係ない歩きでの移動は酔いやすいものですが、こちらは酔いやすい筆者でも酔いは感じませんでした。スピードがゆっくりで、体に振動が伝わること。全体が薄暗く、影になる場所もあり、視野が狭まっているため酔いにくい効果になっているようです。ホラーでは、建物内に影で見えない部分が多いと、想像から恐怖が増幅されるのもいいですね。VR Zoneの『脱出病棟Ω』では懐中電灯が同様に効果的な使われ方をしていました。(GearVR)

(料金 1プレイ600円)

株式会社ダイナモアミューズメント

『BLAST×BLAST』 (体験時間約7分)

VR Center

自分の両腕がバルカン砲になったかのようなロボットに乗り、敵ロボットを撃つ爽快シューティングです。VR専用シート「SIMVR」(シンバ)という、撃った反動まで再現する、振動や動きが映像と伴う椅子に座って体験します。

落下したり、猛スピードでビルの間をすり抜けたりしながら、ひたすら敵を撃ちます。両手のトリガーを同時に引くと、見えてる範囲の敵をロックオンして殲滅する必殺技ブラスト砲は反動も含めて気持ちいいです。(HTC Vive)

(料金 1プレイ600円)

株式会社しのびや.com × 株式会社積木製作

『恐竜戯画』 (体験時間 約4分)

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VR Center
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VR Center
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映画『ジュラシック・パーク』に出てくる恐竜の世界に、紛れ込んだようなムービーです。

こちらは映画館に使われる振動や風など特殊効果を発生させるシート「MX4D」に乗って体験します。巨大恐竜の足音の振動も体に伝わります。(GearVR)

公開はまだ未定ですが、新作である海の中の冒険『DYNAMO VR TOURS メガロドン 伝説の巨大鮫』も楽しみです。

(料金 1プレイ700円)

株式会社ダイナモアミューズメント × 株式会社積木製作

『HADO』 (対人 約2分×2ラウンド) 

スマートフォンのカメラで映してる映像に、自分や相手の手の動きに連動して、CGのエナジーボールやバリアが現れます。この映像を見ながら体を動かして戦います。最大3人対3人で、お互いに手からエナジーボールを発射して、相手の体の前にあるライフを削ってポイントを稼ぎ、一定時間内で得点を競います。エナジーボールは実際に動いて避けるか、バリアを張ることで防ぎます。

VR Center

スマホを挿入するVRヘッドマウントディスプレイと、アームセンサーを装着してフィールド内を動き回るテクノスポーツです。友人と遊ぶのにおすすめです。

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VR Center
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VR Center
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11月26日には第1回世界チャンピオンを決める、賞金総額100万円の「HADO WORLD CUP 2016」が開催されます(会場は10月4日時点で未発表)。今回の展示で、どのようなものか体験してはいかがでしょうか。

まだ時期は未定ですが、現実空間に出現したモンスターと仲間と協力して戦うARバトル『リアルモンスターバトル』も導入予定です。

(料金 1プレイ700円)

株式会社meleap

『レイクタウンVR ~落下体験』(体験時間約1分)

VR Center

こちらは4Dを実現する椅子「MX4D」に座って体験します。今いるレイクタウンから、上空に向かって2回大ジャンプします。静止画ではなく動画なので、上空から下を見下ろすと、道路を小さくなった自動車が走っているのが見えます。

上空ではしばらく止まっているので、遠くの眺めを楽しめます。上空では風が吹き、落下して着地したときは振動もあります。足のつかない椅子に座ってるので足がぶらぶらし、まるでブランコに乗って打ち上げられ、落下するフリーフォールに乗ったような気分を味わえます。

(料金 1プレイ通常500円、10月30日までは300円)

株式会社ダイナモアミューズメント


10月10日には都内では東京・お台場『VR ZONE Project i can』が終わってしまいます。常設で複数の大掛かりのVRコンテンツが楽しめる場所が、予約なしで今後も遊べる場所ができたことは、より気軽にVRを楽しめて、VR人気が広まってることを実感します。

「VR Center」ディレクター井関定直氏による「我々が目指したいことは、プラットフォームとしてユニークなVR体験を提供することで「VR Center」を体験したお客様からフィードバックを得、コンテンツ、デバイスメーカーといった開発側、提供側、消費者側とのコミュニケーションハブを担うこと」というコメントが印象的です。

今後も週末イベントや、東京ゲームショウで出展していた制作会社数社とも協議中とのこと。これから、入れ替えや追加で新しいコンテンツが増えていく予定のため、期待がふくらみます。

https://taiken.tv/facilities/18

<施設概要>

店舗名:「VR Center レイクタウン店」
所在地:〒343-0828
    埼玉県越谷市レイクタウン3丁目1番地1 イオンレイクタウンmori 3F Right-on横
営業時間:10:00〜21:00
体験方法:店舗入り口でコンテンツごとにライドチケットを現金もしくはWAONで購入


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