伊東ケイスケ監督のVRアニメーション「Beat」が、第40回バンクーバー国際映画祭「VIFF Immersed 2021」部門のアニメーションカテゴリーで受賞しました。
「Beat」は「自分の心音で物語を操作する」という新感覚のアニメーションです。主人公のロボットに自らの心臓を分け与え、”心”を持たせる事で物語が始まります。体験中は心臓大の大きさのセンサー(VIVEトラッカー)と聴診器が使用され、より没入感を高められます。
バンクーバー国際映画祭(VIFF)は、10⽉1⽇(⾦)〜11⽇(⽉)まで開催中。70カ国以上の国と地域から集まった世界のトップレベルの作品からまだ知られていない作品まで、毎年多くの昨品が上映。主にクリエイティブなストーリーテリングの観点から表彰される特徴があります。
伊東ケイスケ監督 受賞コメント
ちょうど40周年の節目の、歴史ある国際映画祭で受賞させていただき、大変光栄に思います。Beatは心と心をつなげる物語です。それは自分の心臓の鼓動を意識することから始まります。世の中は目まぐるしく変わっています。しかし、あなたの心臓の鼓動はいつでも変わらないのです。上映の機会をくださった映画祭と、一緒にBeatを作り上げてくれた仲間たちに心から感謝します。
(参考)プレスリリース