イラストレーターVTuberしぐれういさんの声をもとにした音声合成ソフト「雨衣(うい)」が発表されました。2025年にリリース予定です。
雨衣は、10月2日(火)に開催されたしぐれういさんのソロライブ「SHIGURE UI 5th Anniversary Live “masterpiece”」にて情報が公開されました。しぐれういさんがキャラクターデザインとボイスを担当し、AI技術でリアルな歌声を再現する音声創作ソフト「VoiSona」が採用されています。
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VoiSona 雨衣(うい)始動 🌧
╰━━━━━━━━━━━━━╯Character Design / Voice :しぐれうい(@ui_shig)
2025 Coming Soon* .・゚.゚・@VoiSonaOfficial#雨衣 #バーチャルシンガー #しぐれうい #VoiSona pic.twitter.com/rVEq8nuRFF
— 雨衣@うたの練習中🌧 (@ui_roid) October 2, 2024
これまでにVTuberの声をベースとした音声合成ソフトは複数公開されています。キズナアイさんの声の仮称特化型AI「#kzn」、春日部つくしさんの声のVOICEVOX「VOICEVOX 春日部つむぎ」、犬山たまきさんの声のVoiSona「玉姫」などがあります。音声合成ソフトは、基本的に動画のナレーションやオリジナル楽曲の歌唱などに用いられることが多く、VTuberとはまた別の人格のキャラクターとして独立し、クリエイターや視聴者に親しまれています。特に、文字の読み上げに特化しているVOICEVOX「春日部つむぎ」は、ゲーム実況や解説動画などに積極的に活用され、人気を集めています。その状況を、声のモデルの春日部つくしさんも好意的に受け止めており、過去には2人でコラボするという実験的な配信も実施されています。
また、KAMITUBAKI STUDIOでは、花譜さんの声の音楽的同位体「可不」を筆頭に、バーチャルシンガーグループ「V.W.P」メンバー5人全員の音声合成ソフトをリリースしました。「可不」は、初音ミクのような歌唱特化のソフトウェアとして認知されており、クリエイターが数多くのオリジナル楽曲を投稿。その楽曲を、花譜さん自身が歌うこともあれば、花譜さんと可不がデュエットというかたちで歌唱を披露することもあり、柔軟に活用されている状況です。
今後、新登場した「雨衣」がどのように活用され、どんな作品が生まれてくるのか、注目したいところです。
雨衣の公式サイトはこちら。
https://www.ui-roid.com/
(参考)公式X(旧Twitter)