Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud」が一般提供開始 ChatGPTとの連携も試験的に導入

Webメタバース開発エンジン「Vket Cloud（ブイケットクラウド）」が、4月20日（木）より一般サービス提供を開始しました。

「Vket Cloud」は、VRイベント「バーチャルマーケット」を主催する株式会社HIKKYが開発した、「Webメタバース」という形でメタバースを開発できるエンジンです。これまで、HIKKYから他社企業への技術提供やβ版をテスターに提供してきましたが、一般提供開始により、個人・法人問わず誰でもVket Cloudを使えるようになりました。

無料で使えるフリープランが用意されており、Vket Cloud SDKをダウンロードしてUnityへ取り込むことでメタバースを制作できます。人・法人を問わず自分（自社）のサービスでの商用利用が可能で、C#をベースとした独自スクリプトを用いてミニゲームなども制作できます。

Vket Cloudでワールドを制作すると、制作したワールドが掲載されたWebサイトを制作可能。さらにVket Cloudで作られたワールドは、HIKKYが運営するメタバースサービス「My Vket（マイブイケット）」内にも一覧で表示できます。

AIチャットボット「ChatGPT」との連携機能が試験的に導入されており、ChatGPTによってテキストチャットを行うAIアバターの配置が可能です。空間内を自由に動くAIアバターと音声による会話などもできるようになる予定としています。

今後も独自URLの使用、外部APIとの連携、メタバース内での決済など新たな機能を実装し、そのうち一部は有償プランとして提供予定です。

公式サイトはこちら。
Vket Cloud公式サイト：https://cloud.vket.com
Vket Cloud公式Twitter：https://twitter.com/VketCloud

Vket Cloud本リリース記念YouTube生配信

Vket Cloudの一般サービス提供開始を記念して、YouTubeにて生配信が行われます。

公式ディスコードで勉強会を毎日開催

Vket Cloud SDKの導入方法、ワールドの作成方法など、詳しく解説する勉強会を4月21日（金）～4月28日（金）の期間中、公式ディスコード内で毎日開催されます。

Vket Cloud公式ディスコード：https://discord.gg/cwvybpskm

（参考）プレスリリース