中国のスマートフォンメーカーVivoは、初のMRヘッドセット「Vision Discovery Edition」の詳細を発表しました。中国国内でライブデモを開始し、主要な仕様を公開しています。本製品はApple Vision Proに比べ、大幅な軽量化と低価格が特徴となっています。(執筆時点で日本出荷のスケジュールや技適の取得状況は不明です)

(vivo公式より:vivo Vision ディスカバリーエディション)
本体の重量は398gで、約600gとされるApple Vision Proより大きく軽量化されています。価格は約1,400ドル(約20万6千円)と報じられ、Apple Vision Proの3,500ドル(59万9,800円)を大きく下回ります。サイズは高さ83mm、厚さ40mmで、業界平均より26%小型化されました。デザインにはApple Vision Proの影響も見られます。

(vivo公式より:vivo のイメージング担当副社長 Yu Meng 氏が vivo Vision 発表イベントとイメージング大式典で講演)
ディスプレイにはデュアルMicro-OLEDを採用し、8K相当の両眼解像度を実現します。94%のDCI-P3色域をカバーし、色の誤差を示すDeltaE値は2未満と高精度です。Qualcomm Snapdragon XR2+ Gen 2プラットフォームを搭載し、前世代と比べてGPU性能は2.5倍、AI処理性能は8倍に向上しています。OSは独自の「OriginOS Vision」を採用しています。

(vivo公式より:vivo社のイメージング製品担当シニアディレクターのLi Zhuo氏が、同社のイメージングにおける最新の成果を紹介)
機能面では、1.5度単位での高精度アイトラッキングを備え、26自由度での指先ジェスチャー認識に対応します。175度の垂直範囲で「move-and-pinch」と呼ばれる操作が可能です。用途としてはエンタメやゲームに加え、生産性向上も想定されています。120フィート相当のバーチャルシアターを体験でき、4種類のライトシールと8種類のフォームパッドが用意され、長時間の装着にも配慮されています。
現在は中国国内でのデモが行われていますが、発売時期はまだ発表されていません。
スペック概要
| 製品名 | vivo Vision Discovery Edition |
| 重量 | 398g |
| 高さ | 83 mm |
| 厚さ | 40 mm |
| オペレーティングシステム | OriginOS Vision |
| 視線追跡精度 | 1.5度 |
| 指先ジェスチャー認識 | 26自由度 |
| 垂直トラッキング範囲 | 175度 |
| パネルタイプ | デュアルマイクロOLED |
| 解像度 | 8K |
| 色域 | DCI-P3の94% |
| 色精度 | DeltaE < 2 |
| 両眼の明るさ差 | ≤ 2 nits |
| 両眼色度差 | ΔE < 2 |
| チップセット | Qualcomm Snapdragon XR2+ Gen 2 |
| パノラマビデオ視聴 | 対応 |
| スポーツ/eスポーツ放送 | マルチアングルと分割画面 |
| バーチャルシアタースクリーン | 120フィート相当 |
参考
https://vivonewsroom.in/press-release/vivo-unveils-first-mixed-reality-headset-and-new-imaging-strategy-at-30th-anniversary/
https://www.roadtovr.com/vivo-vision-china-vision-pro-release-price-specs/
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