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VIVE 2025.01.03

VR/MR対応ヘッドセット「VIVE Focus Vision」徹底レビュー 「妥協しないPCVR」の看板は本物か?

HTCから発売中の、新型VR/MRヘッドセット「VIVE Focus Vision」。価格は、169,000円(税込)と高価なデバイスですが、単体だけでVRとMRのコンテンツの両方を体験でき、PC接続によってSteamVRに対応のゲームやメタバースにも没入できます。発表の記者会見では「妥協しないPCVR」というフレーズを用いており、特にPC接続後のVR体験については強い自信を見せていました。

その理由のひとつが、USB経由だけでは無く、(別売のコードとの接続で)DisplayPort経由でのPC接続が可能である点です。これにより、従来のPC接続よりも滑らかで快適なVR体験ができると言われています。また、視線による操作が可能な「アイトラッキング」機能を標準搭載しており、公式の追加アクセサリーを購入すれば、口の動きをアバターと連動させる「フェイシャルトラッキング」にも対応しています。さらに、精度の高さという点で評判の良い「VIVE トラッカー(Ultimate)」とも連携でき、すべてを活用すれば、目、口、全身の動きをアバターと同期させられるという点も見逃せないところでしょう。

今回は、「VIVE Focus Vision」と「VIVE トラッカー(Ultimate)」の性能レビューと、同価格帯のハイエンドヘッドセット「VIVE XR Elete」と「Bigscreen Beyond」や、モーショントラッカーの対抗馬となる「Pico motion Tracker」と「mocopi」との比較を行っていきます。

ハードウェアの性能

重さはあるものの、ヘッドセットの装着感は問題なし

「VIVE Focus Vision」は、接顔パーツと後頭部のクッションがあるおかげで、装着感は快適です。後頭部のクッションはメッシュ素材になっているため、汗をかいても渇くのは早そうです。頭部に固定する際は、後頭部にあるダイヤルとボタンでバンドを調節することができます。そのため調整は容易にできるでしょう。

ヘッドセットの重さは約860gあります。「VIVE Pro 2」や「VIVE Pro eye」といったHTCのVRヘッドセットや、他社の同価格帯のものと比べても重くなっています(写真を見れば分かる通り、デバイスそのものが大型です)。しかしバッテリーが本体の後ろに付いており、全体のウェイトが分散されている設計になっているため、実際の重さよりも頭への負荷は気になりませんでした。充電ケーブルの挿し口は頭の後ろ側にあり、そこにACアダプターを接続する形式です。

ディスプレイの見え方

「VIVE Focus Vision」のディスプレイの解像度は、合計4896×2448ピクセルの5Kです。VRゲームやコンテンツは自然にハッキリと見えるので、単体操作でも問題ないと思います。

しかし、MRモードでの体験中は少々ぼやけて見える印象で、大きな文字なら認識できますが、小さな文字は読めませんでした。MRの映りに関してはMeta Quest 3の方が良いと思えます。なお、レンズはフレネルレンズを採用しているため、暗転時などに若干の周囲の凹凸が気になるかもしれません。


(※レンズを撮影したもの。VR体験中はここまで視界がぼやけたものにはなりませんが、レンズの凹凸が少し気になります)

また「VIVE Focus Vision」には「自動IPD設定」という使用者の瞳孔間距離に合わせて自動でセッティングされる機能が備わっています。これにより使用者の目の焦点に適した状態で体験できるようになります。やり方は画面に青い点が表示されたら、それをじっと見るだけ。数秒間じっと見つめると設定完了になります。この機能、たしかに映像の焦点が定まっていない感覚の際に設定しなおすと「くっきり見えるようになった」印象にはなります。ただし、ヘッドセットをいちいち装着し直したり、頭の位置がズレたりすると、いちいちIPD設定がはじまるのは正直わずらわしいところです。個人的には、自動設定はオフにできるので、友達にデバイスを貸したり、焦点が合わないと感じたときにのみオンにすれば良いと思います(多人数への使用を想定した展示会やイベントで利用する際には、たしかに便利な機能と言えるかもしれません)。

さらにフォービテイテッド強化機能によって、使用者の視野の中心が見てる部分の描画が綺麗になっているのも特徴です。。これにより全体の描画負荷を軽減し、体験を向上させる効果があります。ただし、これはVRゲームやメタバースに集中している際に、恩恵を強く感じると言ったものではない印象です。裏側でそういった処理が行われていることを知っているだけで十分だと思います。

まとめると、VRコンテンツ系の見え方に関しては大きなクセなどもないデバイスと言えそうです。ただし、MR系のコンテンツの見え方に関しては、MetaやPICOなどのデバイスと比較すると、ボヤけなどの部分が気になります。MRに特化しているデバイスというよりは、MRにも対応しているが、どちらかといえばVR用途向けと考えた方が良さそうです。

コントローラーの使い心地

VIVEのコントローラーは、従来のシリーズから大きな変化はなく、軽く持ちやすいです。ボタンを押しづらかったり、反応が遅かったりといった欠点はありませんでした。あえて難点をあげるとすれば、サイズの大きさでしょうか。その要因は先端の輪っかのパーツ。これは、本体がコントローラーの位置を検出するためのものになります。近年のMeta Quest 3やPICO 4 Ultraなどのデバイスではこのパーツがカットされ、小型化が進んだため、変化の速さに差を感じてしまうところではあります。

なお、本体側のセンサーとカメラによって、コントローラーを持たずに両手で操作する「ハンドトラッキング」機能を使うこともできます。実際に試してみましたが、指の動きも綺麗にトラッキングできました。すべてのVRコンテンツがハンドトラッキングに対応しているわけではないので、コントローラー不要とはいきませんが、細かい作業などをする際などに、便利です。

ヘッドセットとPCの接続方法について

「VIVE Focus Vision」は、単独のみでの使用も可能ですが、真価を発揮するのはPC接続です。なぜなら、単独操作時に扱えるコンテンツは基本的にVIVEのプラットフォームで購入できるアプリになるのですが、そのアプリの数については、Meta Questシリーズの方が明らかに充実しているためです。また先述したように、MRを取り入れたコンテンツとなると、MetaやPICOよりも特段秀でているわけではないため、PCVR状態で体験できるSteamのVRコンテンツ、さらに言えば「VRChat」などのリッチなコンテンツ体験に特化しているといえます。

あらためて「VIVE Focus Vision」は、本体の機能で有線・無線のどちらでもPCと接続可能です。有線の場合は、DisplayPort接続とUSB接続の2種。無線の場合は、WiFiで接続させることができます。PCに接続するには、PCに「VIVE Hub」というアプリをインストールして、「VIVE Streaming」機能を使用します。これによりSteamVR対応ゲームでも遊ぶことができるようになり、使える幅が広がります。

USB有線接続の体験は〇,DisplayPort接続の体験は問題あり

有線の場合、DisplayPort接続とUSB接続というふたつの選択肢があります。DisplayPortとは、そもそもPCモニターやプロジェクターといった映像出力機器でよく使われているインターフェースです。こちらの接続によって、USB接続以上に映像伝達の遅延が少なく、滑らかな映像体験ができるとされています。DisplayPort接続で使用するケーブル一式は、VIVE公式から「VIVE優先ストリーミングキット(DisplayPortモード対応)」が販売されており、29,000円(税込)です。コンバータ用に電源が必要になるため、コンセントの準備も必要になる点には注意です。接続の手順は「VIVE Hub」がわかりやすい動画で示してくれます。

さて、上記のキットを利用してDisplayPortでの接続を試みたのですが、今回のレビューでは非常に残念なことに、DisplayPortでの接続の不具合が連続で発生し「検証失敗」となりました。VRコンテンツを体験できる推奨環境を満たしているゲーミングPCかつ、DisplayPort接続用の端子がすでに備わっているものを、4台ほど用意して接続してみたのですが、4台中の3台でDisplayPortとUSBのどちらかの接続の際に「VIVE Hub」側で「接続できてない」という表示がでてしまい、それ以上先に進めないという状況でした。

かろうじて、一台のみUSBとDisplayPort両方の接続に成功し、SteamVRの起動まで達成できたのですが、ゲームコンテンツを立ち上げる際に、DisplayPortの接続にエラーが表示され、結局USB接続状態でしかコンテンツを体験できませんでした。この不具合が何故発生したのかは現状不明です。考えられるのは「USB、DisplayPortどちらかの差口が間違っていた(ただし検証時はすべての差口での組み合わせを試しています)」「PC側が対応している機器ではなかった」「今回検証したデバイスとソフトウェアのうちのどれかに不具合があった」などがありますが、正直一台のみが同じ条件で途中までは成功していることを考えると、検証は難しいところです。別途、リアルで実施された体験会では、DisplayPortでの接続に成功した状態でVRコンテンツを遊べたため、上記のキットに一律問題があったとも言えません。そのため、ここでは、起きた不具合のみを記載しておきます(※後日、原因が判明した際には追記する可能性があります)。

では、もうひとつの選択肢である「USB接続」での検証も実施します。こちらは何事もなく、チュートリアル動画どおりに設定を進めれば、そのまま利用可能でした。

接続の安定度を確かめるため、今回は「VRChat」で検証を行いました。
接続は安定しており、途切れることはありませんでした。正直に言えば、(他の選択肢を考えなくとも)USB有線ケーブル接続のみで十分です。他の有線で使用するVRヘッドセットと同じですが、体験中にケーブルを気にすることはありますが、大きなモーションやその場で回るなどの動きをしなければ問題なく使えます。映像表示や通信のラグなども大きな違和感はありません。後述するフェイシャルトラッキングや、「VIVEトラッカー(Ultimate)」を使ったフルトラッキングにも対応しており、とても良いVR体験ができるでしょう。

無線接続は「VIVE Streaming」が怪しい?

もうひとつの選択肢も検証しましょう。ヘッドセット側でPCが接続しているアクセスポイントと同じWiFi環境に接続すると、無線接続で使うことができます。接続できるとヘッドセット側の画面で、ヘッドセット内に保存されたゲームとPC側に保存されたSteamVR対応ゲームが切り替えて表示できるようになります。

さて、ヘッドセット+無線接続でVRChatを試してみました。

結果として、検証した環境では「VIVE Streaming」の接続が安定せず、ロード画面になることが頻発しました。映像が固まったりするため満足して遊ぶのは難しい状況です。PC上で起動しているVRChatの画面では、スムーズに動いているようだったので、「VIVE Streaming」で遅延が発生しているように思います。普段、筆者は「Meta Quest 3」と「Virtual Desktop」を使用してVRChatをプレイしており、それと同じネットワーク環境で検証を行った結果になります。

「VIVE Hub」には「VIVE Streamingのヒント」として、状況に合わせて注意や対応を提案する機能が備わっています。接続が安定していない時にもいくつか表示され、解決方法を提案していました。グラフィック設定の「ストリーミンググラフィックの設定」を「バランス」に変更することや、ダイナミックビットレートの設定変更を勧められましたが、接続状況は変わらず解消することはできませんでした。そのため、現状著者としては、安定して使いたい場合は「USBケーブルの有線接続」一択と考えています。バージョンアップによって今回表示されたような不具合が解消される可能性もあるため、今後に期待です。

フェイシャルトラッカー&アイトラッカーで表情を動かそう

VIVE社のヘッドセットの大きな魅力のひとつは、トラッカーの多さと言っても過言ではありません。「VIVE Focus Vision」では、目の動きを検知してアバターに反映させるアイトラッキングが搭載され、さらに、別売のデバイスを購入すれば、口まわりの表情を連動できる「フェイシャルトラッキング」機能も利用できます。


フェイシャルトラッキング機能を使うには、別売りの「VIVE フェイシャルトラッカー(VIVE Focus シリーズ)」が必要になります。価格は、14,900円(税込)。

フェイシャルトラッキングの接続は、ヘッドセット本体の前面に接続用の穴があるのでカバーを外し、デバイスを接続するだけです。使用する際は、ヘッドセット側のフェイシャルトラッカーの設定をオンにします。フェイシャルトラッカーは小さく、本体に接続してもコンパクトにまとまります。口の周りを覆うような印象は全くなく、使用しながら水を飲むなども簡単です。

このアイトラッキング&フェイシャルトラッカーの機能についても「VRChat」で動作確認しました。

口をアイウエオの形で開いたり、口角を動かしたりするとアバターに、そのままフィードバックされます。アバター自体の構造にもよると思いますが、検証で使用したアバターはとても綺麗に口の動きが反映されていました。舌の動きについても、舌を出し入れしたり、口の周りを大きく回したりすると、アバターでも同じような動きになります。舌を出している状態としまっている状態のオンオフだけでなく、舌をしまうまでの動きもある程度フィードバックされました。想像以上に口の動きがフィードバックされます。また、デフォルト機能であるアイトラッキングは設定なしにすぐに反映され、瞬きやウィンクと言った動きが精確にアバターに反映されていました。

なお、VRChatでフェイシャルトラッキングを使用する場合は、アバター側に「VRCFacialTracker」の設定が必要です。Unityでアバターの編集が必要になりますが、アバターごとに別途有志の方が編集用のファイルを販売している場合があるため、必要な方はあらかじめ確認しておきましょう。

さらに、全身の動きをトラッキングできる「VIVEトラッカー(Ultimate)」も入手すれば、「目+口+両手足」と、人間の重要なパーツのほぼ全てをアバターに反映できることになります。他社のヘッドセットでもサードパーティ製のデバイスを取り入れれば限りなく近い構成にもできますが、「VIVEブランドだけで完結する」という点は魅力です。これは、日本人ユーザーであれば「VRChat向け特化のデバイス」としては申し分ない構成に思えることでしょう。

ちなみに、フェイシャルトラッカーとアイトラッキングの両方に対応したゲームでは、他にVIVE制作のメタバースサービス「VIVERSE」やビジネスシーン向けの「VIVE SYNC」などがあります。しかし、上記のVRChatなどを含めても、全てのトラッカーを十分に活用したゲームやメタバースの数はまだまだ少ないことには注意が必要かもしれません。

他VRデバイスとの比較

「VIVE Focus Vision」と金額感が近い、ハイエンドなHMDの「VIVE XR Elite」と「Bigscreen Beyond」と比較します。

まず、金額では「VIVE Focus Vision」は「Bigscreen Beyond」とほぼほぼ同額ですが一番お安い169,000円(税込)となっています。しかし、「VIVE Focus Vision」は3つの中で唯一フレネルレンズを採用しており、パンケーキレンズと比べ画面の見え方がやや劣ります。ほぼ同額の「Bigscreen Beyond」は、パンケーキレンズを採用しており、さらにディスプレイの解像度も3つの中では最も高い片目「2560×2560」ピクセルです。また、今回の3つ以外のVRヘッドセットを含めても圧倒的に軽く、重さが気になる方には大変オススメです。しかし、「Bigscreen Beyond」は、ゲーミングPCに接続することが前提で、単体での使用ができません。ベースステーションやコントローラーも必要になってくるため、ライトハウス方式のVIVE製品をフルセット購入したことがある方向けになってくるでしょう。そう考えると、おのずと価格もヘッドセット単体から増えます。

「VIVE XR Elite」は、「VIVE Focus Vision」と同じく、別売りのアクセサリーを使うことによってフェイシャルトラッキングが可能になります。パンケーキレンズを採用しているため、「VIVE Focus Vision」よりレンズの見え方は鮮明になるかと思います。さらに「VIVE XR Elite」の特徴として、バッテリー部分を取り外し、専用のアクセサリーをつけることによって眼鏡のようにかけて使用することができます。重さは273.5g。こちらも非常に軽量です。

総じて、同価格帯のヘッドセットの中では、「VIVE Focus Vision」が比較的安価でゲーミングPC無しでも使えることができるものになります。さらに金額を上乗せできる方であれば「VIVE XR Elite」でも良いでしょう。

重さが気になる方であれば、「Bigscreen Beyond」が良いですが、事前に用意の必要なものが多いため、キット一式を簡潔に揃えたいのなら「VIVE Focus Vision」が視野に入るかと思われます。

金額、レンズ性能、重さ、選ぶ観点によってどれを選ぶかは異なってくるため「一強」といった状態ではなさそうです。

VIVE Focus Vision VIVE XR Elite Bigscreen Beyond
価格 169,000円(税込) 179,000円(税込) 169,800円(税込)
SoC Qualcomm Snapdragon XR2 Qualcomm Snapdragon XR2 接続するPCに依存
ディスプレイ 片目:2448×2448
両目:4896×2448
片目:1920×1920
両目:3840×1920
片目:2560×2560
両目:5120×2560
マイクロ有機ELディスプレイ
ストレージ 12 GB LPDDR5 RAM
128 GB ROM
MicroSD経由で最大2TBまで拡張可能なストレージ
128 GB / 12 GB 接続するPCに依存
リフレッシュレート 90Hz 90Hz 90Hz
レンズ フレネルレンズ パンケーキレンズ パンケーキレンズ
視野角(FOV) 最大120度 最大110度 102度
同行間距離 57mm~72mm(自動調整機能付) 54~73mm 55mm~72mm(購入時に計測)
重さ 約860g 約625g
約273.5g(バッテリーなし)
約127g
純正ゲームストア VIVE PORT
ゲームタイトル数:131件
VIVEPORT
ゲームタイトル数:153件
無し
その他 ・自動IPD調整機能
・フェイシャルトラッキング対応(別売)
・MR対応
・フルカラーパススルー
・フェイシャルトラッキング対応(別売)
・MR対応
・ゲーミングPCとSteamVR対応ベースステーションが必須
・ベースステーションやコントローラーは同梱されないため別途購入

まとめ:中・上級者向けのデバイス、妥協しないためにはVRデバイス知識が必要

「VIVE Focus Vision」は、VR/MRで使用することができ、ヘッドセット単体で「VIVE トラッカー(Ultimate)」を使えるなど、機能としてはとても良いデバイスであると言えます。しかし、DisplayPortのケーブル接続や「VIVE Streaming」を使用したPCへの無線接続については、接続状況が安定しないため課題であると感じました。現状、PC接続をしたい場合には、USBケーブルの有線で行うことになるでしょう。

冒頭で「妥協しないPCVR」という言葉を紹介しましたが、たしかに「目+口+全身」のトラッキングに公式対応しているVRヘッドセットは貴重であり、特にVRChatのディープなユーザーにとっては理想的と言えるでしょう。しかし、上記の不具合への対処やデバイスそれぞれの細々とした調整が必要な点を考えると、VRデバイスに対しての知識を事前にしっかりと持っている必要がありそうです。少なくとも購入してからすぐに安定して利用できるMeta QuestシリーズやPICOシリーズとは違うため、初心者向けのデバイスではありません。ある程度VR体験にも慣れ、さらなるステップアップを目指す際に、あらためて購入を検討するのが良いといえそうです。

VIVE Focus Vision
価格 169,000円(税込)
プロセッサ Qualcomm® Snapdragon™ XR2
メモリとストレージ ・12 GB LPDDR5 RAM
・128 GB ROM
・MicroSD経由で最大2 TBまで拡張可能なストレージ
スクリーン LCDパネル×2
片目あたり2448×2448ピクセル(合計4896×2448ピクセル、5K解像度)
視野角(FOV) 最大120度
リフレッシュレート 90Hz
バッテリー ・着脱式で交換可能なバッテリーは、バッテリー駆動時間最大2時間。
・付属の30Wアダプターで30分で最大50%充電可能。
オーディオ ・ノイズキャンセリングとエコーキャンセリング付きデュアルマイク
・特許取得の指向性スピーカーデザインのデュアル・ドライバー×2
外部の音漏れを最小限に抑えるプライバシーモード
3.5 mmオーディオジャック出力
接続 ・USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1
・DisplayPort 対応 USB 3.2 Gen 1 Type-C ポート x 1
・Bluetooth 5.2 + BLE
・Wi-Fi 6, 6E
センサー ・トラッキングカメラ x 4
・アイトラッキングカメラ x 2
・高解像度フルカラーパススルーカメラ x 2 Gセンサー
・近接センサー
・深度センサー
・赤外線センサー
・ジャイロスコープ
アイトラッキング ・120 Hzの視線データ出力周波数(両眼)
・20度の視野内で0.5~1.1度の精度
・5点キャリブレーション
・自動IPD調整

参考:公式サイト


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