新型コロナウイルスのような見た目のキャラクターを撃退するVRゲームが4月10日よりSteam、Viveportで配信中です。
ゲームの名前は「Virus Popper」。インディーゲームスタジオ「Starcade Arcade LLC」が制作しました。価格は無料。対応ヘッドセットはValve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Realityで、言語サポートは英語のみです。
プレイヤーは画面奥からこちらに向けて迫ってくるウイルスの大群を消毒剤、スプレー、スポンジ、スクラバーなどの道具を用いて撃退。どれだけの数を撃退できたかの合計スコアを競い合います。
連続してウイルスを倒すとコンボボーナスが発生し、倍率が上昇。より高いスコアを得られるようになりますが、ウイルスの直撃を受けてしまうとダメージとなってリセット。数度、直撃を喰らうとゲームオーバーです。
またウイルスに混じって撃退用の道具が飛んでくるので、触れると新たな道具に持ち変えられます。道具はそれぞれで使い勝手が異なるため、倒し方の変更に応じてリズムが乱れることも。突発的な事態に対応しつつ、どこまでウイルスを倒し切れるか……という、スリリングな作風のスコアアタックゲームです。
制作元の「Starcade Arcade LLC」いわく、ウイルスに対する重要なメッセージを楽しく、親しみやすい形で共有するために本ゲームを制作したとのこと。その象徴になっているのがゲーム開始の流れで、20秒間、石鹸を使って手を洗わなければ本番が始まらないようになっています。
手洗い時には案内役の小型ロボットが、ピコ太郎の「PPAP-2020」チックな掛け声と共に手洗いをサポートしてくれます。カジュアルに新型コロナウイルスへの注意をうながしてくれる作品と言えるでしょう。
なお4月13日にはオンライン対応のリーダーボードがアップデートで追加。世界中のプレイヤーとスコア争いを楽しめるようになりました。また、プレイヤーの分身たる主人公の手がコロナウイルスではない別のウイルスを持っていそうな色をしていますが、感染の危険は全くございませんのでご安心ください。
ソフトウェア概要
タイトル |
Virus Popper |
発売・開発元 |
Starcade Arcade LLC |
対応ヘッドセット |
Valve Index、HTC Vive、Oculus Rift、Windows Mixed Reality |
プレイ人数 |
1人 |
価格(税込) |