河出書房新社より発売される作家・⼭⽥悠介さんの小説「俺の残機を投下します」のプロモーションビデオに、バーチャルシンガー花譜さんの楽曲が歌う「畢⽣よ(ひっせいよ)」がテーマソングとして採用されました。
「俺の残機を投下します」は、「リアル鬼ごっこ」や「僕はロボットごしの君に恋をする」で知られる作家の⼭⽥悠介さんが手がける最新作。「eスポーツ」の近未来を舞台に、家族の絆や⽣きることの意味を⾒つめ直し、再起をかけるプロゲーマーを描いた作品です。
本作の刊⾏にあたり、各分野で活躍するトップクリエーターによるPVプロジェクトが進⾏しており、作曲家のカンザキイオリさんが本作をイメージして書き下ろした楽曲「畢⽣よ」を花譜さんが歌います。また、イラストレーターの⽶⼭舞さんが描き下ろしたイラストが提供される他、さらなる参加者も予定しているとのこと。
6⽉1⽇(月)より特設サイトを公開しており、期間限定で物語のプロローグとなるスピンオフ作品「エピソード0」を特別公開中です。全5篇、8⽉末までの限定公開されます。
特設サイトはこちら。
本編あらすじ
2030年、横浜。家族を捨てて、世界⼀のプロゲーマーを⽬指す⼀輝。それでも最近は成績が振るわず、徐々に⼼も荒んでいく。そんなとき、悩める⼀輝の前に謎の三⼈組が現れた。当初、不審に思い避けていた⼀輝だったが、彼らの命を賭けた切実な想いが、少しずつ⼀輝の凍った⼼を溶かしていく。元妻の結⾐や⼀⼈息⼦の晴輝との絆を取り戻し、eスポーツワールドカップ・格ゲー部⾨で奇跡の快進撃を⾒せるのだが……そこに待ち受けていた最⼤の危機。はたして⼀輝は愛する⼈たちを守ることができるのか?そして最後に選んだ⼀輝の答えとは?
クリエイターからのコメント
カンザキイオリ
「畢⽣よ」は、残機達と出会い、葛藤する主⼈公の姿を、歌詞に込めました。畢⽣よ、という話しかけるような題名は、主⼈公から残機達へ向けた問いかけと、決意を表してもいます。沢⼭の⼈に読んで、聴いてもらいたいです。
花譜
友達が授業で本の紹介の時に紹介していたり、本屋さんでたくさん⽬にしたり、学校の図書室にあったり、めちゃくちゃといって良いほど⼭⽥さんの作品が⾝近にあります。たくさんの⼈にずっと愛されてきているのだなーと感じていて、そんな⼭⽥さんの作品に関わることができてとても嬉しいです。
書誌情報
タイトル |
俺の残機を投下します |
著者名 |
⼭⽥悠介 |
体裁 |
四六判/384ページ |
予価 |
1,150円(税別) |
発売⽇ |
2020年7⽉14⽇より全国順次発売 ※地域により差があるとのこと |
(参考)河出書房新社 プレスリリース