Valve、無線接続型のワイヤレスVRヘッドセットを開発中か？

Valveが、米国特許商標庁（USPTO）に、同社製のワイヤレスVRヘッドセットを示唆している可能性がある特許を出願していたことが判明しました。

出願されていた特許の正式名称は「アジャスタブルなHMD（ADJUSTABLE HEAD-MOUNTED DISPLAY）」。特許自体は、調節可能なヘッドストラップに関するものですが、文章内には興味深い“表現”が存在します。

「HMDの前面には1つ目のワイヤレスインターフェイスか、アンテナが装着されている可能性があり、またHMDの後部には、2つ目のワイヤレスインターフェイスか、アンテナが装着されている可能性があります」

2021年3月現在、今回公開された特許に含まれていた文章が、実際のデバイスに関連しているかは不明です。Valve内で、実際にワイヤレスVRデバイスの開発が行われているかは不明ですが、米メディアUploadVRによれば2020年、ValveはVR向けのワイヤレスソリューションを開発していることを、同メディアに対して語ったとのこと。

Valveは、2019年にVALVE INDEX（バルブ・インデックス）を発売して以降、VR関連のハードウェアはリリースしていません。ただ同社は、VR向けのブレイン・コンピューター・インターフェースの開発を公表しています。