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Meta Quest 2019.06.07

Oculus Questの「Vader Immortal」レビュー数が1,000件突破、売れ行き好調の証か

「スター・ウォーズ」シリーズの人気キャラクター、ダース・ベイダーを題材としたOculus Quest専用VRゲーム「Vader Immortal」の、Oculus Stroreでの累計ユーザーレビュー数が1,000件を突破しました。発売からわずか数週間での出来事であり、Oculus Questの売れ行きの好調さを示すものであると考えられます。

本タイトルは2019年5月21日に、Oculus Quest(Quest)のローンチタイトルとして、Oculus Strore限定で配信された作品です。時系列としては、「エピソード3/シスの復讐」と「エピソード4/新たなる希望」の間の出来事を描いており、3部作を予定しています。

Questの売れ行き好調を示す結果か

2019年6月現在、Oculus Storeで最多ユーザーレビュー数を記録しているのは、Epic Games開発のVRFPS「Robo Recall」(2017年3月発売)です。本作は累計で、約6,000件のユーザーレビューを獲得しています。

「Vader Immortal」は発売から数週間で、数年前に発売されたタイトルの6分の1(約1,000件)というレビュー数を獲得した事実は、Questの販売状況がそれだけ好調であることを示していると推測されます。フェイスブックはQuestの正確な販売台数を公表していませんが、海外の複数の小売店で、同ヘッドセットが売り切れ状態になっていることが確認されています。

Goの好調に続けるか

フェイスブックが展開するVRヘッドセット(Oculusシリーズ)のなかで、特に販売状況が好調とされているのが、一体型VRヘッドセットOculus Go(以下Go)です。Goは2018年5月に発売されました。

他のヘッドセットと同様に、フェイスブックから公式な販売台数は発表されていないものの、同社のCTOジョン・カーマック氏は2018年9月「Oculus Goは期待以上の売れ行き」と講演で説明。また調査会社Superdataは、2018年第4四半期のGoの売り上げを55万5千台と見積もり、低価格(海外販売価格199ドル)が好調の理由と述べました。

2019年6月現在、Goの売り上げは2018年時点よりも更に増加していると考えられます。Questの販売台数が、同ヘッドセットの売り上げに並び、追い越すことができるのか。今後の展開に注目が集まるところです。

(参考)UploadVR


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