Owlchemy Labsによる新作VRゲーム「Vacation Simulator」が、Steamにて2019年4月に発売されたソフトの中で、売上上位20位にランクインしていることが報告されました。
自由度の高いゲーム性はそのままに、舞台は海、森、雪山へ
Owlchemy Labsは、VRゲームのヒット作「Job Simulator」を手がけています。前作の職場体験ゲーム「Job Simulator」は、仕事というものにもはや馴染みがなくなった人類のために、ロボットに手ほどきを受けながら職場を体験するというゲームでした。
今回の「Vacation Simulator」もまた、バカンスでは何をするべきなのかを、ロボットに教えてもらいながら体験するというアイロニカルな世界観のゲームになっています。
バカンスの舞台は海、森、雪山の3つ。それぞれの場所に合わせて、バーベキューをしたり、草花を育てたり、ロッククライミングをしたりと、様々なレクリエーションを楽しめるようになっています。また、目の前の物をとっては好き放題に投げつけたりと、前作に引き続き自由度の高いゲームに仕上がっています。
数百タイトルをおさえて堂々のランクイン
Steam Blogでは、4月に発売された有料ソフトの中から、それぞれ発売後2週間の売り上げの上位20作品が取り上げられています。ブログ内では、各ゲームの紹介が発売日順に記述されてはいますが、この20作品中での順位は明らかにされていません。
「Vacation Simulator」はこの上位作品の中で唯一のVR用ゲームでした。同月には50以上のVR用ゲーム、さらには数百のその他のゲームが発売されていたという状況からすれば、専用のハードウェアを必要とするVR用ゲームでありながらも、非常に好調な売り上げを誇っているということが伺えます。本作はまたPS VR版の発売も6月18日に予定しており、こちらでの販売も期待されるところです。
(参考)Road to VR
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