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【PSVR】VRサイコスリラー「トランスファレンス」レビュー、問題を抱えた脳科学者とその家族に何が起きたのか?

プレイヤーに恐怖を与え、楽しませることに重きを置く「ホラーゲーム」。没入感をより高めることから一人称視点との相性がよく、VRヘッドセットの本格的な発売以後、多種多様な作品が誕生しました。今回ご紹介するトランスファレンス(Transference)もまた、一人称視点とVRによる高い没入感を持ち味とするサイコスリラーのひとつです。

https://www.youtube.com/watch?v=OL4qkd0JlDA

本作は映画「ロード・オブ・ザ・リング」三部作のフロド・バギンズ役などで知られるアメリカの俳優、イライジャ・ウッドが代表を務める映像スタジオ「Spectre Vision」とユービーアイソフト・モントリオールスタジオのコラボレーションによって制作された作品で、2018年11月1日にPlayStation 4、Xbox One、PC(Windows)用ソフトとして発売。海外では同年9月18日に先んじて発売されました。

デジタル空間上に再現されたアパートを探索せよ

本作の舞台となるのは、ある問題を抱えた脳科学者「レイモンド・ヘイズ」とその家族の脳内データを元に構築されたデジタルシミュレーションの世界。プレイヤーは彼の協力者という立場でこの世界へと入り込み、この世界が作られた狙いやレイモンドとその家族に何があったのか、といった真相を解き明かすべく、探索を進めます。

シミュレーション世界は、レイモンドとその家族が生活を営む家で、彼自身の研究の場でもあった「ハーモニー研究所」という名のアパートを模したものになっており、本編はこの内部を中心に展開されます。

アパート内部には再現のためのデータが欠落しているがゆえの黒い“何か”があちこちに広がっています。この大半は進むべき道を阻む障害になっていて、欠落箇所に表示されたデータファイルが無ければ、そこから先に行くことができない仕組み。

このような障害を取り除くべく、プレイヤーはデータファイルに当たるオブジェクト(物)を周囲から探し求めることになります。見つけたらそれを手に取り、黒い欠落箇所にかざして道を確保し、先へと進む……という流れです。

アパート内には非常に多くのオブジェクトが散らばっており、7~8割近くは探索に無関係で、関連するのはごく一部だけ。そんな状況で必要なただ一つのオブジェクトを見つけ出す作業は、決して一筋縄ではいきません。オブジェクトをかざすのではなく、特殊な手順を踏む必要のあるケースもあるのでなおさらです。

さらに、この世界は三つの視点から眺めることができます。アパート内にある「スイッチ」を押すことで、現在見ている視点を切り替えることができ、それによって別の視点に無かったオブジェクトが現れたり、閉ざされた扉が開く、といった変化が生じます。ときには二つの視点を跨いで解き明かす謎も登場し、試行錯誤が求められることも。

また、探索中には黒い怪物が出現することもあり、襲われると強制的に視点が切り替わったり、常軌を逸した現象に見舞われてしまいます。残念ながら怪物に対抗する手段はなく、それどころか、逃げることさえできません。何の変哲もない廊下や階段を探索している最中に襲われることもあり、その時どんな感情がプレイヤーを襲うのかは、もはや語るまでもないでしょう。

アパート内部を進み、散らばったオブジェクトの中から必要なものを探し出す、とプレイヤーのやることは単純明快で、ゲームとしては比較的取っつきやすいつくりです。しかしその分、入念な観察や異なる視点に応じた試行錯誤が求められるシステムで、非常にやり応えのある探索アドベンチャーゲームになっている、という印象。さらに逃げ切ることも対抗することもできない脅威が内部を徘徊している……ホラーを題材にした作品としてのポイントもしっかりと抑えられています。

断片的に語られるストーリーとそれを読み解く面白さ

とはいえ(そして意外にも)、本作はプレイヤーをドキッとさせる類の演出は多くありません。それ以上に本作は精神面へと訴えかける演出が大半を占めています。探索を進める度に聞こえてくる誰かの叫びや悲嘆の声、不気味な電子音、赤・青・黄の光に照らされた各視点のビジュアル……いずれも不穏な空気を醸し出し、プレイヤーの恐怖心を掻き立てます。

ストーリーも謎に満ちており、特に経緯も分からないまま、レイモンドから招待を受けるようにシミュレーション世界へと送り込まれるオープニングは、プレイヤーを大いに困惑させることでしょう。流れに沿ってアパートに足を踏み入れた後も、どこからともなく子供の声が聴こえてきたり、その子供が誰かに襲われる様子がドアの窓に映し出される……といった奇妙な現象が多発。現状がよく分からないまま、話は奥深くへと入り組んでいきます。

探索が進むにつれ、レイモンドがシミュレーション世界を作り上げた背景、彼の家族がどのような状況にあったのかは分かってくるものの、いずれも明かされるのは断片的な情報。アパート内を探索していると見つかるVHS(ビデオテープ)、USBメモリ、ハードディスクなどを手に取ることで得られる「ビデオログ」、多数のオブジェクトから情報を集め整理することで、ようやくその全貌を(おぼろげながらも)つかむことができるようになります。

「読み解く」という工程にフォーカスした内容であるがゆえに、流れるがままに進めていくと、ざっくりとことしか分からないままエンディングを迎えてしまいます。特に「ビデオログ」は真実に迫るための重要なカギ。ビデオログをどれだけ集められたかで、この世界とレイモンドの家族に起きた出来事に対する理解も変わってくることでしょう。

最終的にどんな真実が明かされるのかは、実際に体験してご覧になって頂きたいところ。恐らく、初見時は大体のことしか分からないままエンディングを迎えてしまうと思われます。しかし、二周目になるとオープニングでの唐突な展開、レイモンドの招待メッセージでの”ある言葉”の意味が分かり、そのおぞましい実態が明らかに……。

……なので、本作に関しては極力、事前情報を調べないままプレイすることをオススメしたいところです。一周目を終えた後と二周目を迎えた後に判明する驚きも、より印象深いものになるはず。もちろん、ホラー演出全般もまた然り、です。

「Transference」の名が示す真実に迫れ

ここまではゲームの概略やストーリーを重点的に紹介してきましたが、VRの臨場感も上々です。特に薄汚れたアパートを生々しく描いたグラフィックは素晴らしく、居心地の悪さを徹底的に演出するつくり。一歩踏み出すことのもどかしさ、空間を歩き回る際の怖さといった、VRホラー特有の醍醐味を申し分なく押さえているように感じました。

黒く表現されたデータの欠落個所や歩くたびに発生するチラつきも、デジタル空間上に再現されたアパートをVRデバイスで体験する、という設定をきちんと反映しており、「(本当に)レイモンドの実験に付き合っている」と錯覚するほどの現実味があります。四方八方から聴こえてくる声、デジタル空間上特有のノイズなど音響も申し分なく、赤・青・黄の光に照らされたビジュアルとの相乗効果もあって強烈な印象を残します。

操作もコントローラを中心に実施し、使うボタンも最小限にされているので取っつきやすいのも〇。移動時の速度もゆっくりで、激しいアクションによる画面の揺れがそれほどないのも良心的です。ただ、散らばったオブジェクトを見つけて調べていく関係上、上に下へと視点を動かす頻度が多いので、そうした場所ではやや酔いやすいと感じました。螺旋状の階段を乗り降りする場面も何度かあり、(少しネタバレしますが)終盤には延々とそれを降りていく展開もあるので要注意。無理せず休憩しましょう。

その他、全体のボリュームは短めで、エンディングまでじっくり進めても2~3時間ほど。やり込み要素としては「ビデオログ」の収集ぐらいしかありません。加えて、取り漏らしたログを再回収する機会はほとんどなく、もし一つでもミスしてしまった場合、再び本編を最初からやり直すしかないのはやや不便です。幸いにして、回収したログは保存され、周回時に登場しなくなるほか、本編のボリュームが短めなので、再プレイ時の負担はそれほど重くないとは言えます。

「トランスファレンス(Transference)」はそうした細かな粗も散見されるものの、サイコスリラーとしての雰囲気や密度は申し分なく、謎めいたストーリーと精神面に訴えかける演出、やり応えのある探索で楽しませてくれる作品です。音声も日本語吹き替え仕様であるのに加え、他言語への変更オプションも充実しているなど、ローカライズと細かい配慮も万全。VRならではのホラーゲームをお求めであればオススメできるタイトルです。

謎の脳科学者がいかなる思いを込め、このシミュレーション世界を作ったのか、そしてどんな代償を得たのか……。全ての真相を、辛抱強く挑んで解き明かしましょう。その先で、あなたは「Transference」が示す真の意味を知ることとなるでしょう。

ソフトウェア概要

タイトル

トランスファレンス(Transference)

価格

PS4パッケージ版:4,800円(税別)
PS4ダウンロード版:5,184円(税込)
PC版:5,184円(税込)
Xbox Oneダウンロード版:5,184円(税別)

プラットフォーム

PS4(PSVR対応)
Steam(HTC VIVE、Oculus Rift対応)
Xbox One

開発・発売元

ユービーアイソフト

必要スペック(PC)

OS:Windows 7, 8.1, 10 (64bit版のみ)
プロセッサー: Intel Core i5-2500K / AMD FX-6350以上
メモリ: 8GB
GPU: NVIDIA GeForce GTX 660 / AMD Radeon HD 7870以上
DirectX: Version 11以上
ストレージ: 8GB以上

購入サイト

PS Storeはこちら
Steamはこちら
Microsoft Storeはこちら

備考

・CERO B(12歳以上対象)

(参考)トランスファレンス 公式Webサイト

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