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イベント情報 2015.10.01

【体験レポ】TGS2015 グリーの謎解き脱出ゲーム「サラと毒蛇の王冠」が示すVRでの協力プレイの面白さ

9月17日から20日まで開催された東京ゲームショウでグリーが展示したVRゲーム「サラと毒蛇の王冠」は、体験者は同時に2名でプレイ。Oculus Riftを被り、少女のサラ役と少年のケマル役の2人になって音声チャットで相談しながら謎を解き遺跡から脱出するゲームです。

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VRが初めてのプレイヤーでも安心して操作ができるように、ゲームプレイ前に酔いにくい通常モードと酔いやすいがより楽しめるエキサイティングモードの2種類からモードを選ぶことができました。エキサイティングモードは、通常モードで三人称視点となるカットシーンが一部1人称視点になっています。

連日、100分を超える待ち時間になるほどの大人気でした。待っている間にスマホ用のGear VRでチュートリアルを受けるといったな流れで、いざ本編のプレイをするときに戸惑わないよう工夫されていました。

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ブース内に呼ばれOculus Riftを被ると本編スタートです。

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キャラクターと現在の状況説明が終わると、そこはもうゲームの中の世界。青い空の下、透明度の高い水面に浮かんだボートに乗り、高い崖に囲まれています。

水の描写が非常に美しく、水面下に大きな魚が何匹も泳いでいるのが見えたので、ボートから頭を出して水の中を覗き込もうとしたところ現実で頭を机にぶつけました

最初に協力して進むシーンは、止まったボートのエンジンキーを左右1つずつを動かすというものでした。動かし方は非常に簡単で、鍵を見つめるだけです。2人とも鍵を回すとエンジンがかかって、進むことができます。

そのまま遺跡に入ると、檻に入った毒蛇の王冠を手に入れるため周りの巨大な石像に上から檻を被せていきます、こちらも2人で2個ずつ、頭を動かして懐中電灯をレバーに当てると檻が落ちていきます。

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王冠をとると遺跡が崩壊しはじめ、制限時間以内に脱出しなければいけません。沢山の壺を壊して扉の鍵探しや十数mの高さがある扉を開けるときは仕掛けを解くのに時間がかかり、お互いに「開かない、どうしたらいい?」やヒントが現れた後は「あーこうすればいいんですよ」など会話しながら進めていきました

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シーンごとに3人称視点と1人称視点の切り替えが効果的で、切り替え時やシーンが変わるときはまばたきのような黒い画面が入り、また1人称視点での移動はゆっくりとした動きのため、初心者が絶対に酔わないような工夫が常にされていました。

ゲームショウでの一般展示ということもあり、VRは今回が初めてというお客さんが多いことを想定した丁寧なゲーム作りはとても好感が持てました。

横を向くと相棒、手元の鍵、見上げるほどの巨大な石像、奥の暗闇から飛びかかってくるコウモリ、次々と天井から落ちてくる大岩など360°の空間を使った演出が特徴的です。

そして、いままでにない試みであるボイスチャットで、2人でワイワイ話しながらゲームをするのはとても楽しい体験でした。ゲーム難易度が上がれば更に協力が必要になってくると思います。
実装で気になった点は遅延がかなりあるため隣で喋る声のほうが先に聞こえてしまうということ。そして、サラとケマルは声優が声を当ててセリフを喋っているために、サラになっている筆者の声やケマルになっている相手の声が聞こえると一体誰の声?どこで喋ってる?と混乱してしまったことくらいでしょうか。まだまだ改善は必要そうです。

Oculus Touchで体験する『Toybox』も2人で遊ぶというもので、これまでにない「誰かと遊ぶ」という体験ができます。

体験した人が口をそろえて『スゴい』と言う、Oculus Touchで楽しむ、これまでにないVR体験とは?

これまでOculus RiftなどのVRヘッドマウントディスプレイで体験するコンテンツは一人でプレイするものばかりでしたが、これからは現実と変わらずVRで家族、友人や恋人同士でも一緒に楽しめるようになるのも沢山出てくると確信できました。現実と違うのは遠く離れた場所に居ても一緒の空間で遊べるということです。


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