Home » TRPGをVRで楽しむ 対話型のVRゲームが開発中


ゲーム・アプリ 2020.01.30

TRPGをVRで楽しむ 対話型のVRゲームが開発中

会話を楽しみながら、ルールブックに従って遊ぶ“対話型”のロールプレイングゲーム、テーブルトークRPG(TPRG)を題材にしたVRゲーム「Tavern Tales: Tabletop Adventures」(以下Tavern Tales)が発表されました。

ファンタジー系のTRPG

「Tavern Tales」は、Studio Shintoが開発を手掛けているタイトル。本作は実際のTRPGをそのままVR化したような作品で、プレイヤーたちはオンライン形式で酒場に集まりセッションを行います。

発表によれば、ゲームプレイのためのミニチュアはドラゴンやオークなどを含めて250種類以上存在しており、ゲームマスター用のツールキットも用意されているとのこと。セッション中にプレイするマップは、プレイヤーが自由に制作可能です。公開された映像からは、複数のマップが“層”になっている様子も確認できます。

ベータテスト枠はすでに満員

Studio Shintoは今週(1月第5週)、「Tavern Tales」のクローズドベータテストの参加希望者の募集を始めました。募集人数は250人でしたが、開始から24時間以内に枠は満員に。希望者が多かったことから、同社は“追加枠”を設けることを発表。現在申し込みが可能となっています。

公式ストアで販売されるかは不透明

2020年1月現在、「Tavern Tales」がどのような形態で販売されるかは決定していません。Studio Shintoは、Oculus RiftとOculus Quest(オキュラス クエスト)向けに本作を販売することを構想していますが、Oculus(フェイスブック)に審査のための提出を行ったところ却下されたとのこと。同社は数か月以内に再度申請を行う予定ですが、審査の結論が出るまで、ベータ(Quest)版はサイドローディング(※)アプリ「SideQuest」で配信するとしています。

(※サイドローディング:正規のアプリストア以外から、アプリを入手しインストールする行為)

(参考)VRScout

Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード