2022年12月版のSteamハードウェア利用状況調査が公開されました。Meta Quest 2のシェア率は41.35%で、9月の調査時(41.39%)と大きく変わらない数値を維持しています。
Meta Quest 2は、2022年に行われたデバイス本体の値上げ以降、それまで50%近かったシェア率が下落。9月には41.39%まで下落した経緯があります。アメリカでは128GBモデルと256GBモデルがそれぞれ100ドル値上げしており、これがシェア率に響いたと思われます。
VALVE INDEXのシェア率は17.24%(昨月比-0.29%)、Oculus Rift Sは13.41%(+0.04%)です。HTC VIVEは7.05%(+0.02%)、HTC Vive Proは1.51%(+0.08%)と、それぞれ微増。9月に発売されたPICO 4は、0.74%(+0.07%)となっています。
Meta Quest 2はクリスマスシーズンに、大きく売り上げを伸ばした可能性が指摘されています。12月25日(日)、Metaの公式スマホアプリがApp Store(北米)で1位にランクインしました。同アプリはMeta Quest 2の初期設定に必須なことから、特にアメリカで、同ヘッドセットの売上が伸びたと論じられています。
今回の月例調査では大きな動きは見られませんでしたが、もしかすると来月以降、Meta Quest 2のシェア率に動きが発生するかもしれません。2月のSteam調査の結果を楽しみに待ちたいところです。
(参考)Steam