PCゲームプラットフォーム「Steam」によるハードウェア&ソフトウェア調査の2024年10月版が公開されました。VRヘッドセットの調査では、Meta Quest 2の利用率が大きく減少している一方、Meta Quest 3がValve Indexを超え2位に浮上しています。
(Steamハードウェア&ソフトウェア 調査 10月版より)
ハードウェア&ソフトウェア調査は、ユーザーのハードウェアとソフトウェアの使用状況を定期的に調査するというもの。ユーザーのOS、メモリ、ビデオカードやプロセッサのメーカー、ディスプレイ解像度、言語、および使用しているVRヘッドセットなどです。調査対象は無差別で、Steamを起動すると参加可否のアンケートが表示され、承諾した場合のみユーザーの環境情報が自動で収集されます。
MoguLiveでは2024年4月にも本調査の記事を公開しましたが、半年前と比べ、38.03%だったMeta Quest 2の利用率は34.80%に減少しました。一方でMeta Quest 3は、半年前の15.49%から17.76%に増加して2位となっています。ただし、3位となったValve Indexの使用率は半年前の15.92%から16.73%へと上昇。9月と比べても1.08%増える結果となっており、未だ高い使用率を誇ります。
Steamと接続可能になって新たにランクインしたPlayStation VR2は、2.07%のシェア率を獲得。しかし、9月と比べると減少傾向にあります。
なお、2024年秋に発表されたMeta Quest 3SやPico 4 Ultraといった新型ヘッドセットは、本調査には反映されていない模様。これらの参入により使用率がどう変化していくかにも注目です。
調査結果の詳細はこちら。
https://store.steampowered.com/hwsurvey/